“横に長いやつ”が万能!
ホットサンドメーカーといえば正方形で、食パン2枚でサンドするものが主流ですよね。もちろんアレンジして肉まんやウインナー、目玉焼きなんかを焼いてもヨシ。とにかく万能で使えるアイテム。で、す、が! もっと便利なのがハイマウントの「キューバサンドメーカー」。
モデル名にあるとおり“キューバサンド(詳しくは後述)”が作れる代物なのですが、一般的なホットサンドメーカーとの違いは、“長方形”であること。
横に長いカタチをしているので、一度に食パン2枚使いのホットサンドを2セット焼けたり、切らずにそのままステーキを焼けたり、ほかにも便利な点がたくさん。
ということで、実際にキューバサンドメーカーを使ってできること、製品の特長を詳しくご紹介していきます。気を付けたい点もまとめているので、ぜひ最後までお付き合いください。
「キューバサンドメーカー」5つの特長
そもそもキューバサンドとは、バゲットにバターを塗り、ローストポークやハム、チーズ、マスタード、ピクルスなどをはさんでサンドイッチプレスで焼き上げたもの。キューバ移民がフロリダに持ち込み広まったと言われています。このキューバサンドメーカーを作ったハイマウントによると、2015年に日本で公開されたアメリカの映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』を観た社内営業部の方が作品に感動し、劇中に出てくるキューバサンドを「自分も作って食べたい!」との想いから、金型からこだわって作り商品化したのだそう。
(筆者もこの映画を観たのですが、ほんと食べたくなるんですよね、キューバサンド!)
……と少し話がそれましたが、そんなキューバサンドメーカーの特長を5つご紹介していきます。
【1】“長方形”ならではの利点がある
一番の特長は、ズバリ長方形。プレートサイズは約13cm×24.5cmで、この小さすぎず大きすぎない絶妙なサイズがミソ。キューバサンドに使用するバゲットが置きやすいことはもちろん、食パンが横に2枚並べられる大きさで、長い食材も切らずに焼くことができます。
重さは約800g。面積は広いゆえ結構ずっしりしているのかなと思いきや、個人的には片手で持ってもさほど気にならない重さ。
各アウトドアメーカーが出している直火式ホットサンドメーカーが大体450~850g(筆者調べ)くらいなので、ズバ抜けて重い! という感じはありません。
【2】波型のプレート
波型のプレートは、余分な脂をミゾに流して、旨味を閉じ込める役割をしてくれます。これにより表面がサクサクに焼ける効果も。焼き目もいい感じにつくので、よりおいしく見えます。【3】グリルパンとしても使える
これは他のホットサンドメーカーにもいえることですが、グリルパンとしてお肉を焼いてもOK。鉄板やフライパンの代わりになります。【4】厚みがある
厚みは約3.5cm。内側には十分な“空間”があるので、分厚い食材もはさめます。【5】コスパがイイ
ハンドルには圧着をサポートするストッパーがあり、焦げつきにくい加工もされていて、スペックは一般的な直火式ホットサンドメーカーと同等。それで値段は3,850円(税込)とコスパ◎!ハイマウント「キューバサンドメーカー」公式サイトはこちら
ハイマウント キューバサンドメーカー
◆サイズ:約350×245×35mm
◆重量:約810g
◆材質:本体:アルミダイキャスト(フッ素樹脂加工)/柄:ステンレススチール、フェノール樹脂(耐熱温度/150℃)
◆重量:約810g
◆材質:本体:アルミダイキャスト(フッ素樹脂加工)/柄:ステンレススチール、フェノール樹脂(耐熱温度/150℃)
【実践】コレを焼くのにちょうどよかった
もちろんキューバサンド以外を焼いてもOK。そこで、“横長だからこそ焼きやすい食材”を4つピックアップしてみました。その前に、まずはやっぱりキューバサンドから! ざっと作り方をご紹介しておきましょう。
キューバサンドの作り方
本場のキューバサンドは柑橘果汁を使ったマリネ液に漬け込んだローストポークをはさむそうですが、今回はローストポークが手に入らなかったので省き、キューバサンド風です。
ちなみに映画のなかで主人公が言っていたのですが、パンの表面にバターを塗るのが一番のポイントとのこと。中はアツアツとろーり、表面はサクッと香ばしく焼きあがりました! ウマい!
横長だからこそ焼きやすい食材① 食パン2枚×2
キューバサンドメーカーは横長なので、食パンを2枚並べることができます。ということは、一度にホットサンドを2セット分作れるということ。これ、ファミリーや大人数でのキャンプにめちゃくちゃ重宝する……! また具材を変えて2パターン作り、半分ずつシェアして食べる、なんてこともできます。
6枚切りを使用。はさんでみるとちょうどいい厚み。
焼くこと数分、アツアツホットサンドのできあがり。やっぱりガス火で作るホットサンドは表面サクッと、中はふわっとしていておいしい!
横長だからこそ焼きやすい食材② フランクフルト
キューバサンドメーカーを見たとき、絶対にやりたいと思っていたのがフランクフルト。これは子どもが喜ぶやつ!炎は中央に集中してしまうので、表面をパリッと仕上げたいときはまんべんなく当たるように動かしながら焼くといいです。
棒に火が当たると焼け焦げてしまうので、そこはご注意を。
フライパンと違って上下から熱を加えるため、早く焼きあがります。何よりいっぺんにひっくり返せるのでものすごくラク。
ジョンソンヴィルソーセージのような分厚いソーセージを焼くときにも重宝するでしょう。
横長だからこそ焼きやすい食材③ ステーキ&焼き野菜
ステーキ肉も、ごらんのとおり。これは正方形ホットサンドメーカーにはできないこと。付け合わせとしてのアスパラガスもそのまま入ります。波型プレートのおかげで余分な脂がミゾに落ちるので、グリル代わりとしての使用もオススメ。
横長だからこそ焼きやすい食材④焼き魚
ステーキ肉同様、魚の切り身もそのままOK!皮がひっついちゃうかな…と思いきや、フッ素樹脂加工のおかげで意外とくっつかない! これだけで洗うときとってもラクになるので、地味にうれしいポイントでした。
使ってみて気が付いたこと
筆者が実際に使っていくなかで、「ここは注意」「こうするともっと便利だった」という点があったので、ちょっとしたコツをまとめておきます。ひっくり返すときは油モレに注意
焼いているときは油ハネしない利点があるものの、プレート同士の密閉度が低いため、ひっくり返すときに隙間から内部の汁気が漏れてしまいます。特に油分の多い食材は高温になった油が垂れることがあるのでご注意を。
食パンの隅は圧着できない
食パンの隅は圧着できない仕様です。汁気のある具材やとろけるチーズなどは、熱を加えるとこぼれ出してしまうかも。食べるときに注意しましょう。中心部が焦げやすい
横長の形ゆえ、炎が中心部分に偏りがち。まんべんなく火が当たるよう、工夫しながら焼くといいです。洗いやすさは、人によるかも?
プレートは一体型で取り外せないため、「シンク内で洗いにくい」という口コミをチラホラ見かけましたが、個人的にはそこまで洗いにくさは感じませんでした。プレートが90度くらいで止まるので、意外と洗いやすかったです。むしろ一体型は接続部がカチャカチャしにくいし、不意に外れにくいメリットがあるので、一体型をプラスマイナスどちらにとらえるかは、その人次第なところも。
こんな人にオススメしたい
ホットサンド含め他にもいろいろな食材を焼きたい人、一度に2つ分のホットサンドを焼きたい人、調理器具をあれこれ持っていきたくない人、家でも役立つギアが欲しい人、これからホットサンドメーカーの購入を考えている人、そんな方々はキューバサンドメーカーをぜひチェックしてほしい……!ハイマウント「キューバサンドメーカー」公式サイトはこちら
ハイマウント キューバサンドメーカー
◆サイズ:約350×245×35mm
◆重量:約810g
◆材質:本体:アルミダイキャスト(フッ素樹脂加工)/柄:ステンレススチール、フェノール樹脂(耐熱温度/150℃)
◆重量:約810g
◆材質:本体:アルミダイキャスト(フッ素樹脂加工)/柄:ステンレススチール、フェノール樹脂(耐熱温度/150℃)
横長サイズ、こんなのもあります
ロゴス グリルサンドパン
●サイズ:(約)幅23×奥行41×高さ4.5cm
●サンドパン内寸:(約)幅21.5×奥行17.5×深さ2.8cm
●収納サイズ:(約)幅23×奥行23×高さ4.5cm
●総重量:(約)1.7kg
●サンドパン内寸:(約)幅21.5×奥行17.5×深さ2.8cm
●収納サイズ:(約)幅23×奥行23×高さ4.5cm
●総重量:(約)1.7kg
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