みんなのベッドルームを覗いてみよう
意外と個性が出るキャンプでの寝床事情。10人いれば10通りのスタイルがありそうです。
寝室のレイアウトや、夏を過ぎれば気になってくる底冷え対策……。みなさんどんなスタイルで寝ているのか興味はありませんか?
時にはギアだけでなく、ペットの温もりを借りてのワザも!? 暖かくして寝たいのは人もペットも同じというわけですね。
家族構成によってもバリエーションが異なる、さまざまな「寝室スタイル」10の実例をのぞいてみましょう!
テントの寝室こそ、お気に入りのアイテムを
サイドテーブルをテント内で活用して紛失対策
就寝時にサイドテーブルがあると便利! 小さくて失くしてしまいそうな車のキーや携帯周辺機器や室内用ランタン、ちょっとした小物などが整理できます。
物の定位置を決めてあげるとストレスフリーですよ!
収納サイズ(約):70×60×長さ400mm
重量(約):700g
耐荷重(約):30kg
名品!ユニフレームの「リラックスコット」がやっぱり好き
キャンパーに長く愛されているコットの一つにユニフレームの「リラックスコット」があります。広げるだけのラクチンなスタイルは、コットだけでなくベンチや即興の荷物置きにもなってとにかく便利。
2018年はブラウン版が新たに登場してオシャレ感アップ!
●サイズ:使用時/約193×69×(高さ)45cm、収納時/約77×32×18cm
●収納サイズ:400×120×130mm
●重量:約7.5kg
●分散耐荷重:約80kg(1スパンあたり)
●材質:フレーム/フルハードスチールパイプ(約φ19mm 16mm)、シート/ポリエステルオックスフォード600D・PVCラミネート加工、樹脂部分/ハイデンスポリプロピレン
●付属品:収納ケース ※六角レンチは付属しておりません。
「最終的にスノーピークのコレにたどり着きました」
コットやエアマット、シュラフもいろいろ試してたどり着いた! そんな、終着点のような寝具アイテムがスノーピークの「グランドオフトン」。
日本人が最も安心して寝れるであろう「布団」をコンセプトに開発されたスノーピークらしい製品で、こちらの方のように「色々試したけどこれが最強!」と言うキャンパーも多い実力派シュラフです。
家族5人でダブル1つとシングルを2つ並べて、広い寝室を展開していますね。さらにテント内のコーデを考えて白いニトリのカバーを活用するという、なるほどなテクニック!
●収納サイズ:ダブル掛け布団/φ380×580mm
●材質:/高密度ナイロンタフタ、掛け布団 裏地/ネル生地、中綿/ウォッシャブルダウン1600g(ダックダウン80%・フェザー20%)、マット 表地/75Dポリエステル、マット 裏地/75Dポリエステルノンスリップ加工、マット インナー/TPUフォーム、マット バルブ/ABS樹脂
●セット内容:掛け布団、マット、掛け布団用収納ケース、マット用ポンプ収納ケース
●収納サイズ:シングル掛け布団/φ310×500mm
●材質:掛け布団 表地・収納ケース/高密度ナイロンタフタ、掛け布団 裏地/ネル生地、中綿/ウォッシャブルダウン1000g(ダックダウン80%・フェザー20%)
材質:マット 表地/75Dポリエステル、マット 裏地/75Dポリエステルノンスリップ加工、マット インナー/TPUフォーム、マット バルブ/ABS樹脂
●セット内容:掛け布団、マット、掛け布団用収納ケース、マット用ポンプ収納ケース
寒い季節でも快眠するためのテクニック
マットの2枚重ねで徹底した底冷え対策を!
底冷え対策として、1枚でもボリューミーなコールマンの「テントエアーマット300」をなんと2枚重ねする強者も! その上に起毛のタオルケットやブランケットを敷いて底冷え対策をしている、大型テントならではの実例です。地面からの高さは約30cm以上あるので、物理的に冷気遠ざけることができますね。
見栄えのオシャレさと、幕内の充実ぶりはホテルかと思わせる寝室スタイルです。
●対応テントサイズ:約300×300cm以上のテント
●重量:約8kg
●材質:PVC
●仕様:ダブルロックバルブ、表面フロック仕上げ
●付属品:収納ケース
冬でも快適すぎる、ぬくぬくソロキャン
石油ストーブ「フジカ」を中心に配置し、マットは10cmもの厚さを誇るノルディスク「ガンヴィック10.0」を完備! ソロキャンでも手を抜かないぬくぬくスタイルの実例です。
もちろん、換気には十分注意しながら行っているそうです。
●収納サイズ:27x70cm
●重量:約3100g
●材質:表地/コットン100%、裏地/オックスフォードポリエステル100%
勉強になる「コット使い」
真夏はハンモック、それ以外は年中コット
夏から冬まで1年中キャンプに行くことで身に付くスキルのひとつが「寝具の使い分け」。夏は「ハンモック寝」で風通しをよくし、上に張ったタープで突然の雨や夜露、プライベートをしっかりカバーします。
逆に、夏以外の季節はすべてシェルターの中で「コット寝」しているんだとか。テントが無くても、風をさえぎる少しの布さえあれば男らしい野営スタイルを可能にするこのコット使いは参考になりますね。
コット1台と2台の場合
4人用のヒルバーグ「カイタム4GT」は、幅220cmのテント。コット+整頓された荷物を見ると、このくらいの広さはソロキャンプでゆったり使うのに◎。
ほぼ同じサイズ(幅230cm)のテント、ogawa「ポルヴェーラ」内の様子がこちら。DODの「バッグインベッド」を2台並べても、真ん中にコーナンラックを配置する余裕がありますね。動線も確保された使い勝手の良い寝室スタイルです。
●収納サイズ:(約)W510×D130×H160mm
●重量:(約)2.4kg(付属品含む)
●静止耐荷重:120kg
●材質:フレーム/アルミニウム、生地/600Dポリエステル
広々テントなら3台、4台も!
そしてこちらはテント内でコットを3台、4台も並べている寝室スタイル。写真のノルディスク「ウドガルド」や、ヘルスポート「バランゲルドーム(8~10人用)」のような広いテントならコットを複数台並べても圧迫感がありません。
「コット寝が何人できるかどうか」という視点をテント選びの基準にしてみるのもいいかもしれませんね。特に秋冬キャンプではコット使いは重要になってくるので、この実例たちを参考にしてみてください!
●収納サイズ:(約)92cm×17cm×8cm
●カラー:グリーン、オレンジ 、ブルー 、ダークブラウン、カモフラージュ/グリーン(+500円)、カモフラージュ/サンド(+500円)、キノコ(+500円)、メッシュ(+500円)、ライトグレー(1,000円)
●重量:(約)5.1kg
●耐荷重:180kg
●材質:生地/ ポリエステル100%、フレーム /アルミ合金(A6063)
自分にピッタリな寝室スタイルを追求しよう!
どの寝室スタイルも工夫があり、寝心地にこだわりを感じますね。ご自分の寝室スタイルにまだしっくりこない、もしくは、改善したいと感じられている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
これからますます寒くなっていきます。風邪をひかないように秋冬キャンプの対策は万全に!
今回紹介した写真はすべてソトシルというアプリからお借りしたもの。掲載できなかったキャンプスタイルの写真もたくさんあるので、ぜひダウンロードしてチェックしてみてください。
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Let’s pursue a warm-up bedroom style!
ぬくぬく寝室スタイルを追求しよう!