今回は基本の結びと、発展の話をしよう
さて、ナイフの連載がひと段落して、少しロープワークについて書きたいこと書かせてもらいますので、お付き合いください。ロープワークの本とか記事って複雑なノット(結び)がたくさん載っていて、ちょっとやってみても「覚えられないな」で終わっちゃう人も多いと思う。「使いこなす」のは難しいけど「使う」のはそんなに難しくないので、そのとっかかりになればいいと思います。ナイフ同様ロープもそんなに難しく考えずに、すでに知ってるノットを使い倒すことから始めてみよう。ロープという道具を使いこんでいくともっといいノットがあることを知ったりもするだろうけど、知ってる知識で何とかする「知恵」が一番重要だと思うのでその手助けになればいいな。複雑なノットは後回しにして基本の結びの発展から覚えていこう。
ノットの基本を紹介。応用も非常に効くんだ

「ひと結び」とか「シンプルノット」とか言われる結び方。輪を作ってくぐらせるだけ(とか文字で表現するとロープは難しくなるよね)。これを絞め込んでいくと……。

コブができる。みんな知ってるよね。実は、これを発展させただけの結びがすごく多いんだよね。でもまずはこのノットを使いこなそう。
使い方としてはタープのグロメットにロープを通してコブを作って抜けないようにしたり結びの緩み止めなんかに使ったりするノット。この輪に通す回数を増やすとコブの大きさが大きくなる。


上の写真が2回輪に通したノット。

そして3回輪に通したノット。グロメットの大きさに合わせてコブを大きくしたり、複雑化したノットの一部に使われていたりする。



それからこの基本のノットを少しだけ発展させた2本いっぺんに結んだバージョンがコレ。っていってもみんな知ってるよね。これだけで一本のひも状のロープを輪っかにできる。
ジッパーの引き手にしたり大きな輪を作って薪を運んだり。もしくはロープとロープを継いで一本にすることもできる。
それから、この状態を反対にしてロープの途中に輪を作ると……。


ロープの先や途中に輪が作れます。もやい結びと違って使い勝手が悪い時がありますが、これで十分のときもたくさんあります。それに洗濯物ロープの途中を何個かこのノットで結ぶと……。

シェラカップなどをぶら下げることができるロープに早変わり。
少し発展したノットも紹介するよ


「フィッシャーマンズノット」と呼ばれるこのノットは、ロープを継いだりするときに使うノット。
でもこのノットはひと結びを組み合わせただけなんだ。強くしたければ片方のノットを二重、三重にすれば強くなるぞ。
「ひと結び」を意識していろんなノットを覚えよう! 次回は最低限覚えるべき「ひと結び」じゃないノットを紹介します。
後編はこちら
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