出発前の一大イベント「積載」
車でキャンプへ行く時に直面するのが「積載問題」。キャンプにハマると荷物が増えていき、必要なものしか準備していないのにいつの間にか車がパンパン…なんてことキャンパーの方にはよくあるのではないでしょうか。現地で快適なキャンプができるかは、装備次第。つまり、いかに効率良く積めるかで持っていける荷物の量が変わるため、積載は超重要課題です。
積載がうまくいった時のあの気持ちよさ!
必要なものをひとつも外すことなくピシッと収まりよく積むことができた時…そこには積載を経験した人にしかわからない達成感があります。デッドスペースのすべてを利用し、いかに隙間を作らずに積み込むか…単なる荷積みが、いつの間にかゲーム感覚で夢中になってしまう人も!?
積載をうまくこなす4つのコツ
①収納ボックスを活用する
空間を効率よく使うため、荷物はコンテナに収納するのがおすすめ。ペグやハンマーなどの小道具も、小袋に入れたうえでボックスにまとめましょう。箱のサイズも統一すると、さらに荷積みがしやすくなります。②重いものは下に
重心を下に持ってくることも重要です。重いものを上に乗せてしまうと積載が不安定になってしまうほか、押し潰されて用品が破損する恐れも。③薄型ギアは縦に差し込む
折りたたみチェアやラックなど薄型のものは、縦に差し込むのが◎。収納がスッキリおさまるだけでなく、隙間を埋めることで全体の荷崩れを防ぎます。④クーラーボックスは手前に
途中で食材を買い足したりと何かと開け閉めの多いクーラーボックスは、取り出しやすい手前に置いておくとスムーズです。コツを学んだところで、次は積載上手なキャンパーたちの積載シーン16選をチェック!
これぞ完璧なテトリス積載
すっきりかつおしゃれな積載。積載アートと呼びたくなる美しさです。
すべてが収納されていて、隙間を上手く利用した積載ですね。
重いクーラーボックスは一番下に。上には荷物を載せず、開閉できるようにしてあります。
積み込みの際は、大きいバッグではなくやはりコンテナなど頑丈なボックスがおすすめです!
○○だらけ!な積載
薪だけではなく、他のギアも奥にキッチリ詰め込まれています。薪がそのまま、ワイルドな積載!
圧巻のシェルフコンテナ積み。25と50、2サイズで揃えられていて効率的です。
ドアを開けたらノルディスクの白クマがコンニチハ。横のスペースを利用した、スッキリとした積載です。
すべてがコンテナに収納された、究極のスッキリ積載!底面をあわせて積むという安定感の出し方、参考になります。
車の上まで!ルーフキャリアも活用している積載
減らすのではなくいかに積む込むかという勢いで、ルーフキャリアも活用されています。余力アリという驚きの積載力!
ルーフキャリアに積載してゴムネットで落下防止。車内も無駄な空間無くスッキリです。
仕切りを利用した賢い積載
棚を設置してスペースを仕切れば、より効率よく積載できます。
この完璧な積載に、天才的収納力という声も!
三段ラックごと積み込み、仕切りにするというアイディアも。車高のあるミニバンなら試したい積載です。
バックミラーが生きてる優秀積載
荷物はガッツリ積み込みつつ、後方確認もしっかりできる!安全第一です。
折りたたみチェアは縦に並べて。上に積み重ねないことでバックミラーの邪魔にもなりません。
高さが低めで横長のシアトルスポーツのソフトクーラー。積載高が抑えられます!
積載を極めよう!
キャンプ用品を増やしたいけど車に積めないから…という方、積載をもう一度見直してみてください。効率よく積めば、欲しかったあのギアを載せるスペースが確保できるかも?快適なキャンプは、かしこい積載から。次のキャンプは、効率を意識して荷積みしてみましょう!
Let’s Load It Well!
上手に積み込もう!