いよいよキャンプデビューだ!…と、その前に
梅雨が明け、本格的な暑さと共にいよいよキャンプシーズン到来! この夏、念願のキャンプデビューを果たす方は、暑さと共に気分も盛り上がり、ワクワクしている頃ですよね。でも、キャンプはその自由さや楽しさとは裏腹に様々な落とし穴が。特に最初のキャンプでは何かとハプニングが起こりがちです。
やりがちな失敗はこの7つ!
基本すべてを自分たちでコーディネートするキャンプ。それはもちろん醍醐味でもありますが、同時に注意すべき点もたくさんあるんです。それも、初心者こそ見落としがちな意外なポイントが……!予約から帰宅するまで無事に楽しく終えられるよう、初心者が陥りやすい失敗を事前にチェックしておきましょう。
1:予約
当たり前のようで意外といる!予約せずにキャンプ場へ直行
キャンプへ行くことが決まったら、まずはキャンプ場の予約が必要。なかには予約不要のキャンプ場もありますが、大抵の施設は事前予約が必要です。平日だから予約しなくても大丈夫でしょ! と高を括って現地に行ったら空きサイトがなかった……なんてことのないように、基本的には予約が前提だということを覚えておきましょう。
オートキャンプ場か確認せずに予約してしまう
荷物が多くなりがちなファミリーキャンプは、駐車場からサイトが遠いと運搬だけでヘトヘトに。現地に着いてはじめて「えっ、車をサイトに横付けできないの?」ということのないように、車乗り入れ可のサイトかどうか、予約時にしっかりと確認しておきましょう。2:キャンプ場選び
テントがサイトに入りきらなかった・・・
区画サイトの場合、サイズを確認せずに予約をしてしまい、いざ現地でテントを建ててみたら狭くてテントが入りきらない! もしくはパツパツ……ということも。現地で使うギアがサイト内に快適にレイアウトできるよう、何平方メートルの区画なのかなどあらかじめを確認しておきましょう。
トイレや炊事場が遠くて大変
サイトからの共同設備の距離も、意外と重要なポイント。特に小さなお子さんがいるファミリーにとっては、トイレまでの距離はなるべく近いのが理想的ですよね。サイトの場所は指定できないキャンプ場がほとんどなので、そもそもトイレや炊事場の数が少ないとそれだけ遠い場所になる可能性も高いということ。炊事場など共同施設の充実度についても、チェックしておくと良いですね。
3:忘れ物
いろいろ忘れ物をしてしまう
持っていくアイテムが多いため、何かしら忘れ物をしてしまうのもキャンプあるある。調味料やトーチなどの小物から、寝袋やまさかのテントまでを忘れてしまい、大変だったという話も。荷物の準備は人任せにせず、ダブルチェックをしたり持ち物リストを作成し、事前にもう一度確認するなど念には念を入れておきたいですね。
現地で忘れ物を調達できない
キャンプ場にチェックインしてから忘れ物に気づいた場合、現地調達でリカバーしたいですよね。万が一に備えて、キャンプ場付近にあるスーパーやコンビニなどを事前にチェックしておくと、何かあった時に便利です。また、売店の品揃えが充実したキャンプ場を選ぶのもひとつの回避策ですね。
4:設営
テントやタープが建てられず日が暮れる
新調したテントやタープをキャンプ場で広げてみたものの……何せ初めてで難しく、なかなか設営できないというケースも。事前に自宅近くの公園などで練習をしておくと、当日もスムーズに設営できますよ。YouTubeで設営方法を紹介しているメーカーもあるので、公式サイトのチェックも事前にできることのひとつです。
斜めの場所に建てちゃって、居心地が悪い
テントやタープを張る際に場所を考えず適当に設営してしまい、すべてセッティングが終わってからテーブルや寝床が斜めになっているとに気づく。こんなこともありえます。改めて設営し直すのは現実的ではないですよね。設営前に地面の高低差や風向き・テントの下に石がないかなど、しっかりとチェックしてから設営を始めましょう。
5:装備
寒暖差で具合が悪くなる
高原など標高の高いキャンプ場は、夏でも夜や早朝は思ったより寒くなることがあります。装備不足から具合が悪くなってしまっては、せっかくのキャンプも台無しに。服装は寒さにも暑さにも対応できる重ね着を心がけたり、真夏でも薄手のパーカーなどを1枚荷物に入れておくとよいでしょう。
思った以上に暗くて焦る・・・
外灯がある場合もありますが、基本的に夜のキャンプ場は真っ暗。灯りはサイトのメインランタンのほかテーブルランタンや、トイレに行くとき用のハンディライトやテント内の室内灯など、各所に必要です。「想像上に暗い」と心得て複数用意して行くくらいが安心です!
6:焚き火
間違った焚き火で地面を傷めてしまう
初めての焚き火に夢中になり、長時間焚き火をしていたら輻射熱で芝生が焦げてしまったなんていうことも。芝生サイトの中でも芝が少ないスポットを見つけたり、焚き火シートなどを敷いて芝生を保護するとよいでしょう。
ロゴス たき火台シート
●重量:550g
●サイズ:130×80cm
●収納サイズ:15×22×2.5cm
●素材:ファイバーグラス
●サイズ:130×80cm
●収納サイズ:15×22×2.5cm
●素材:ファイバーグラス
焚き火アイテムを全部置いても余裕があって大きさも色合いも満足です。
出典: 楽天市場
なお、直火での焚き火はそれが許可されているキャンプ場やサイトでしか行えないことも覚えておきましょう!
そこらへんの木やゴミを燃やす
キャンプ場で購入した薪がなくなってしまったからといって、落ちている木を拾って入れるのはNG。焚き火用に乾燥された薪以外のものを使用すると煙が大量に出るため、周りのキャンパーの迷惑にもなります。また、同様の理由でダンボールや割り箸などのゴミを焼却するのもやめましょう。
7:撤収
時間がなくてチェックアウトに間に合わない
キャンプ場のチェックアウトはだいたい10時~11時と決まっています。朝のひとときを満喫し過ぎて、気が付いたら片付かないままチェックアウトの時間が目前!そんなことにならないように、チェックアウト時間を意識しながら、朝食時に使わないものは少しずつ片付けを始めておくとスムーズですよ。
間違ったゴミの捨て方をしてしまう
キャンプ場によってはゴミは各自持ち帰りであったり、引き取ってくれても有料の場合が。ゴミの捨て方についても、チェックインの際にしっかり確認しておきましょう。また、炭や薪の燃えカスは所定の炭捨て場へ。サイトの隅に捨てていくのはNGなので、くれぐれもご注意を!
基本を押さえて安心安全にキャンプを満喫しよう!
キャンプはただ自然の中できままに過ごすだけかと思いきや、意外と気をつけるポイントがたくさんあります。でも難しく考えることはありません。ここで挙げたポイントさえ押さえておけば、安心してキャンプを楽しめますよ。あとはしっかりと準備してキャンプに行くだけ。初めてでも100点満点のキャンプにしたいですね!The post 【まさか、そんなことが?と思うけど】意外とあるあるなキャンプデビュー7つの落とし穴 first appeared on CAMP HACK[キャンプハック].