【実際に使ってみた】ニュータイプの使い捨てグリルが、”弱点”を克服してたぞ!

アイキャッチ画像撮影:編集部

インスタントグリルがSNSでも大人気!

img_8763
撮影:編集部
すぐに使えて終えたものはゴミとして捨てられる、インスタント(使い捨て)グリル。帰りの荷物が減る手軽さにくわえて、使い方はとっても簡単! キャンプからバーベキューまで幅広いシーンで使われています。

なかでも、ここ最近注目を浴びているのが、デンマークのCASUSGRILL社が販売する「クラフトグリル」。今年2017年にデビューし、日本では同年夏に初上陸しました。

img_8787
撮影:編集部
使用しているダンボールから竹炭、火山石にいたるまですべてが天然素材。使い捨てでありながら、地球のことを思いやる気持ちを持って作られています。

使い捨てグリルのデメリットを克服!クラフトグリルの良きポイント

「所詮、使い捨てでしょ……?」と思っている人もいるでしょう。しかし、クラフトグリルは今までのインスタントグリルのデメリットを改善して作られています。それぞれのデメリットを挙げながら説明します。


【克服ポイントその1】火力が弱い面を改善!

img_8731
撮影:編集部
使い捨てグリルでよくある問題点。多く使われているチャコールブリック(合成炭)は、着火がしやすく爆ぜることがあまり起きない反面、火力が弱いことが挙げられます。

一方で、クラフトグリルは天然の竹炭・火山石を使用しており、程よい火加減を実現。しかも、こちらも合成炭と同じく火を当たれば簡単に着火するので、初心者でも簡単に扱うことができるんです!

【克服ポイントその2】燃料の熱さで底が沈まないように工夫されている

img_8779
撮影:編集部
「使っていたら、底が沈んでテーブルに焦げの跡が残っちゃった……」という経験をした人はいませんか? 多くの製品は、高さ5cm前後しかないため、使用していくうちに底が沈んでしまい、鍋敷きなどを使わずに長時間やっていると起こりえることなんです。
一方で、クラフトグリルは11cmの高さにくわえて燃焼剤の下に火山石を敷いており、簡単に底が沈まないように設計されています。ただ、念のためグリルの下には不燃のシートなどを敷いておきましょうね!

【克服ポイントその3】焼き時間の短さを面積で克服!

img_8755
撮影:編集部
こちらもありがちなデメリットです。他の製品においては、燃焼時間が短いだけでなく、食材を載せるスペースが小さいため、人数が多いとうまく焼けないこともあるんですよね。

クラフトグリルは、燃焼時間は60分ほど。しかし、横315mm・縦255mmと大きめのサイズなので、ある程度人数がいても効率よく使うことができます。60分もあれば、コースで楽しめちゃいますよ!

ITEM
カサスグリル クラフトグリル
●サイズ:使用時/幅315×奥行255×高さ117mm、梱包時/幅315×奥行235×高さ55mm
●グリル面積:678平方センチメートル
●重量:約1.0kg
●材質:竹炭、火山石、竹、ダンボール

コンパクトでちょっとしたBBQに
ぴったりなちょうどよい感じでした。


短時間が心配な人へ!簡単に作れるクラフトグリルコース

60分だと燃焼時間が短い! そうお考えの人に、十分作れるコース料理をご紹介します。

まずは定番!焼き肉

img_8743
撮影:編集部
インスタントグリルの定番である焼き肉からスタート。お肉にしいたけ、ピーマンも乗せ、両面を熱していただきましょう。

img_8744
撮影:編集部
味付けはお好みですが、キャンプならバーベキューソースだけでなくハーブソルトを使ってみるのもアリですよ!


インスタ映え間違いなし!ラムチョップのバジルソース添え

img_8764
撮影:編集部
オシャレに作るなら、骨つきのラムチョップもオススメ! 両面にある程度火が通ったら、ローズマリーをのせて香りづけをします。食べるギリギリでタレをかけるのがポイントです。

img_8749
撮影:編集部
材料は、ラムチョップ、ローズマリー、タレ(オリーブオイル、バジル、ニンニク、塩コショウを混ぜたもの)でできます。タレをあらかじめ用意しておくと、スムーズに調理することができます。香ばしさにくわえ、ハーブの風味も相まって頬が落ちる味に仕上がりますよ!

最後のデザートに!子どもも喜ぶ「スモア」

img_8770
撮影:編集部
締めはキャンプの定番、スモアを作りましょう! 熱して30分頃が経つと、火加減が徐々に弱くなってくるので、焦げることがなくちょうど良い溶け具合に仕上がります。

img_8765
撮影:編集部
食材はお馴染みのクラッカー、マシュマロ、チョコレート。マシュマロを串に刺して、クラフトグリルの燃料に近づけて焼きます。チョコとクラッカーで挟んで、召し上がれ!

クラフトグリルを使うときの注意点

クラフトグリルでも、いくつか注意点があります。実際に使用してみて、気づいた点をご紹介します。

竹串の隙間に食材が落ちる可能性あり

img_8748
撮影:編集部
串と串の間は、しいたけの軸(じく)を入れてギリギリの感覚。食材の大きさによっては、この隙間から底へ落ちてしまうことがあるかもしれません。

セットアップはちょっと慎重に

img_8723
撮影:編集部
簡単に設営できるクラフトグリルですが、土台の素材はダンボール。特に、脚と本体を繋ぐ接合部分は細めになっているため、無理にくっつけようとすると破れてしまうかも……。力を入れすぎず、ちょっとだけ慎重に組み立てましょう。

時期によっては燃焼時間が短めになるかも

img_8775
撮影:編集部
ご紹介したコースは60分を想定して作りましたが、冬や高山など寒い気候の場所では、多少燃焼時間が短く感じることがあるかもしれません。場所と場合を考慮して、料理を作りましょう。


クラフトグリルを使って楽しみながら料理を作ろう!

img_8740
撮影:編集部
手軽にバーベキューや料理をしたい人に人気のインスタントグリル。クラフトグリルは、他の使い捨てグリルと比べて、構造から素材にいたるまで幅広いデメリットを克服して作られています。これからのキャンプで注目を浴びること間違いなし! ぜひ試してみください。

鉄板にも新時代が!

くるくる巻ける鉄板があるってご存知ですか? 肉を焼くスタイルはどんどん広がりをみせていますよ。

Have a nice time with “Craftgrill“!

クラフトグリル”を使って素敵なひと時を!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク