アイキャッチ画像出典:スノーボードカービングターン上達のまとめ
火おこしを効率的に行うためのポイント
バーベキューでの火おこしには様々な方法がありますが、共通して「炭を煙突状に組み上げる」ことが重要なカギとなります。煙突状の筒の中で上昇気流が起こり常に筒の中に空気が入り込むため、炭に火が行き渡りやすくなるのです。では、実際にどんな方法があるのか、多様な火おこしテクをご紹介します!
新聞紙で火おこし
出典:少人数ファミリーキャンプ入門
特別な道具は不要。コスパも良いので、おそらく誰もが初めに思いつく方法でしょう。失敗すると時間がかかってしまうのが難点ですが、少しのコツさえつかめばあっという間に火おこしができます。
知っておきたいポイント
火おこしをする場所:コンロ、焚き火台、網の上火おこしにかかる時間:うまくいけば2分で着火完了!その後火が全体に回るまでは30分ほど要します。準備するもの
・新聞紙・木炭
・炭ばさみ
・軍手
・ライター
火おこし手順
①新聞紙を井桁に組む出典:貧乏でもキャンプがしたい!
あらかじめ棒状にひねった新聞紙を10本作っておきます。
コンロに炭のかけらを置き、棒状の新聞紙をその上に井桁に組んで置きましょう。
②炭を並べる
出典:count2.999素敵な炭のおこし方
新聞紙の周りを囲むように炭を立てて並べ、煙突状の筒を作ります。
【ポイント】
この時に欲張らずに小さめの炭を使うと火が回りやすいです。
③火をつける
出典:count2.999素敵な炭のおこし方
中央の新聞紙の上に炭を1~2個置き、火種を井桁の新聞紙の中央に落とします。
2分後には新聞紙の上に置いた炭に着火!
【ポイント】
この方法では団扇などで扇いだり炭を動かしたりないことが大切です!せっかく作った煙突を崩さないようにしましょう。
おすすめの炭
炭についてもっとよく知りたいという方はこちらの記事がおすすめ
着火剤で火おこし
出典:amazon
着火剤はアルコールなどの可燃性の高い成分が使用されているため非常に燃えやすく、炭など火がつきにくいものを燃焼させやすくするお助けアイテム。時間がかかる火おこしをより簡単に、確実に、スピーディに済ませることが出来ます!
知っておきたいポイント
火おこしをする場所:コンロ、網の上、炉内火おこしにかかる時間:25分程度
着火剤にはアルコール等の可燃性の高い成分を使用しているため、臭いが気になる方は注意が必要です。
準備するもの
・着火剤・木炭
・炭ばさみ
・軍手
・うちわ
・柄の長いライター
火おこし手順
①着火剤をつける出典:CAINZ
バーベキューコンロの中央に大きめの炭を置き、炭に着火剤をチューブから直接塗りつけます。固形の着火剤の場合は、着火剤を井桁に組みその上に炭を重ねて置きます。
②着火剤に火をつける
出典:CAINZ
着火剤に火をつけ、炭を井桁に組んで煙突状に置きます。
【ポイント】
燃焼中は飛散の恐れがあるので、絶対に着火剤を継ぎ足さないこと!
③風を送る
出典:CAINZ
炭に火が回りにくいときは、うちわや送風機などで風を送ります。
④炭を追加する
出典:CAINZ
火力が安定したら火が回っている炭の周りに新たな炭を追加していきましょう。
おすすめの着火剤
着火剤についてもっとよく知りたいという方はこちらの記事がおすすめ
バーナーで火おこし
出典:Amazon
バーナーで炙って木炭に直接火をつけるいわば「力技」です。火がつくまで炙ることが出来るので、火がつかないという心配はまずありません。
知っておきたいポイント
火おこしをする場所:焚き火台やバーベキューコンロ、炉内火おこしにかかる時間:15分程度
準備するもの
・トーチバーナー・木炭
・炭ばさみ
・軍手
・団扇
火おこし手順
①炭を組み上げる中心部は空洞にし、小さめの炭を空気が通るように組み上げます。
②バーナーで炭に火をつける
出典:Amazon
バーナーの炎を炭の中心部に向け着火し、炭を燃焼させます。
おすすめバーナー
③風を送る炭の中心部から燃焼し始めたら団扇で扇ぎ、炎が上がったら扇ぐのをやめを繰り返して、炭全体に火がついたら、コンロ全体に炭を広げましょう。
バーナー(トーチ)をもっとよく知りたい方にはこちらの記事がおすすめ
火おこし器で火おこし
出典:uniflame
固形の着火剤に火を着けて、その上から炭を入れた火おこし器をかぶせ、内部に上昇気流を作り出す仕組みです。放っておくだけで炭に火が回る画期的なアイテム!最も効率的かつ安全な火おこし法と言えるでしょう。
知っておきたいポイント
火おこしをする場所:コンロ、焚き火台、網の上、ダッチオーブンの上火としてもそのまま使用可能。火おこしにかかる時間:10分~15分程度
準備するもの
・火おこし器・固形着火剤
・木炭
・炭ばさみ
・軍手
・柄の長いライター
火おこし手順
①着火剤に火をつける出典:uniflame
着火剤を井桁に組み、火を着けます。
②チャコスタを載せる
出典:uniflame
炭を入れたチャコスタを、火のついた着火剤の上に被せます。
【ポイント】
チャコスタに入れる炭は、チャコスタの70%位に抑えましょう。入れすぎると空気の流れが悪くなり、火が付きにくくなる原因となります。
③そのまま待つ
出典:uniflame
10分~15分程度放っておくだけで炭に着火!
おすすめ火おこし器
牛乳パックで火おこし
出典:Dr.Walletナビ
どの家庭にもある牛乳パックは、実は火おこしに大変役立つアイテム!牛乳パックはワックスでコーティングされているので、新聞紙よりも強く長く燃え、また燃えもカス少ない優れものです。
知っておきたいポイント
火おこしをする場所:コンロ、焚き火台、網の上火おこしにかかる時間:5分程度。全体に火がいきわたるには30分程度かかります。
準備するもの
・牛乳パック・木炭
・炭ばさみ
・軍手
・柄の長いライター
火おこし手順
①牛乳パックをコンロに載せる出典:九州食肉学問所
コンロの中央に小さく切った牛乳パックを載せます。
【ポイント】
広げて置くのではなく、なるべく中央にまとめて重ねて置くこと。
②火を着ける
出典:九州食肉学問所
コンロの上に網を被せ、その上に中央が空洞になるように炭を組み上げたら、牛乳パックに着火しましょう。
【ポイント】
小さめの炭を選びましょう。
おすすめコンロ
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キャンプでよく使う「牛乳パック」について
バーベキューでは効率よく火おこしをしよう!
出典:snowpeak
様々な方法がある火おこし。着火剤も市販の物だけでなく、乾燥したまつぼっくりやミカンの皮などすぐに手に入るもので代用が可能です。あれこれ試して自分に合った方法を見つけて、効率よくバーベキューを満喫しましょう!
It Controls The Barbecue Who Controls The Fire
火を制する者はバーベキューを制す