着火剤って何がいいの?

ただ、最高の焚き火タイムを過ごすために必要なのが「火起こし」。なかなかうまく行かず、一生懸命うちわで扇いだり小枝を拾ってみたりと、苦労したことがある人も少なくないのでは?

そこで今回は編集部がセレクトした5つの着火剤について、値段や成分、燃焼時間を検証してみます!
検証① 値段や成分などスペックをチェック!

富士屋「文化たきつけ」

素材は「木材繊維質・灯油」と記載がありますが、つまり「おがくず」を固めて灯油を染み込ませたものです。この灯油の匂いが少しきついのが人によっては気になるところ。
キャプテンスタッグ「ペーパー着火剤」

素材は「パルプ」と記載がありますが、商品名の通り「紙」そのもの。植物油を染み込ませているということで、こちらも少し匂います。
ブッシュクラフト「ファイヤーキャンディー」


また一番の特徴は香り付きという点。匂いの種類はグレープフルーツ、ピーチ、シトロネラ、ライムの4種。プレゼントにも喜ばれそうですね。
ロゴス「防水ファイヤーライター」
続いて編集部人気ナンバー1のアイテムがこちら。ロゴス「防水ファイヤーライター」。金額777円で21個入り。1つあたり37円です。主成分は「n-アルカン」ということ。アルカンとはパラフィンとも呼ばれ、石油に含まれる成分のことですが、詳しくは化学の世界なので割愛させていただきます……。匂いは少し抑えめですがあります。気になる人は気になるかもしれません。
こちらのアイテムは防水性に優れているのが特徴! ロゴスの公式youtubeには水をかけても燃え続ける様子が確認できます。正直すごすぎます。
コメリ「らくらく着火剤」

独特の形状と色をしていますが、匂いはほとんど感じません!

それでは、実際に燃やしていきますよ!
検証② 燃焼時間と燃え方をチェック

富士屋「文化たきつけ」

燃焼時間は3分3秒という記録。さあ、この記録をベンチマークに他アイテムの記録はどうなっていくのでしょうか!?
キャプテンスタッグ「ペーパー着火剤」


そしてタイムは、3分18秒! 文化たきつけを上回ってはおりますが、最初の炎の大きさで考えるとピーク時の燃焼時間は同程度でしょうか。
ブッシュクラフト「ファイヤーキャンディー」

ただ、なんといっても香りが良いです! 癒されます。癒された時間は6分33秒! 炎の大きさは小さかったとはいえ、前の2つを大きく上回る好タイムを記録。
ロゴス「防水ファイヤーマッチ」


コメリ「らくらく着火剤」

すっかり日が落ちて画像が少しブレてしまっていますが……燃え上がり方は申し分なし。6分を超えても燃え続けます!

ロゴスの燃焼時間を超えられるか期待したものの……結果は9分39秒! 惜しくもロゴスには届きませんできた。それでもかなりの好結果! コメリ、侮れません。
最後に、今回の検証結果を図でまとめます!
検証結果まとめ!

こちらが値段と燃焼時間など、検証結果をまとめた一覧。
着火剤としては、燃焼時間も長く防水性の高いロゴスが有利といったところでしょうか? あなたならどれを選びますか?
富士屋「文化たきつけ」
キャプテンスタッグ「ペーパー着火剤」
ブッシュクラフト「ファイヤーキャンディー」
ロゴス「防水ファイヤーライター」
コメリ「らくらく着火剤」

ロゴスに勝てるアイテムはあるのか……!?

あなたもいろいろな着火剤を試してみて、お気に入りの1つを探してみてくださいね!
焚き火台は何を選ぶ?
着火剤は決まりましたか? 次は焚き火台を決めましょう!
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