アウトドア用のLEDライトをランタンのようにアレンジ。その意図とは?
Lunar と名付けられたこのLEDライトは、香港のスタートアップ DACH が開発したもの。ご覧の通り、昔ながらのガスランタンをそっくりそのままトレースした、美しいデザインに仕上げられています。
ライトが放つ光も、ガスランタンを忠実に再現。一般的なLEDライトの光はやや青白く、どこか冷たい印象がありますが、Lunar は暖色の柔らかな輝きで、心地良いリラクシンな雰囲気やロマンティックなムードを演出してくれるのです。
ガスランタンと同じように、ノブで光量を変えます。「Low」「Mid」「High」の3段階で調整可能で、明るさはそれぞれ20ルーメン、240ルーメン、470ルーメン。ライトの側面に付属のリフレクターを取り付けることで、照射範囲を狭めながら光を強くすることもできます。
ライトの下部は充電式のリチウムイオンバッテリーになっています。点灯時間は、「Low」モードで240時間、「High」モードで10時間。USBポートも備えているので、スマホなどのデバイスも充電できます。
また、ライトの上部を外し、オプションのパーツを取り付けることでランタン以外のライトとしても使えます。取手の付いたパーツを使えば懐中電灯に。
シンプルなキャップを取り付ければコンパクトなライトになります。
このキャップは蓄光するので、就寝灯に良さそうです。
ガスランタンのギアとしての魅力と、LEDライトの利便性。Lunar はその2つをいいとこどりしたプロダクトと言えるでしょう。ガスも火も扱わない分、安全性も高いので、ファミリーキャンプにはうってつけなはず。あるいは、キャンパーが家庭で使うのもアリなのでは。日常のなかでアウトドアの雰囲気を気軽に楽しむことができそうです。
Lunar は Kickstarter にて2月4日までプレッジを募集中。目標額を達成し、製品化が決まった場合は、日本への発送にも対応します。