スチール(クロモリ)フレームのロードバイクと聞くと、クラシカル、トラディショナルなルックスを想像する人は少なくないでしょう。細身でトップチューブが地面と平行になったホリゾンタルフレームやラグ、1インチのスレッドステム&フォークなどなど――。今回紹介する KONA(コナ)の WHEELHOUSE(ホイールハウス)は、そのようなスチールフレームのイメージとは正反対の、現代的なスペックを備えたロードバイクです。
遠目に見ればスチールフレームとは思わない、スローピングフレーム。チューブは強度が高くスチールフレームの中では固めと言われるレイノルズ853を使用することで、しなやかさと速さを両立しています。
フロントフォークはカーボン製でボリュームのあるもので、ヘッドチューブは上下異径のテーパーヘッドとなっています。
タイヤは700×30Cと太めのものが装着されていて、ディスクブレーキも装備。グラベルも視野に入っていることは間違いありません。
ルックスと性能の両面で走りへの欲求を掻き立てる WHEELHOUSE ですが、メインコンポーネントをリア10速のシマノ・ティラグラとするなど、手頃なグレードのパーツを採用したことで、税別の完成車価格が20万円を切っているのも魅力。初めてのロードバイクとしても、面白い選択ではないでしょうか。
- 製品名
- WHEELHOUSE
- 価格
- ¥185,000(税別)
- メーカー
- KONA