![ダイソー、ワンハンドスパイスミル](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/4e1f0d9c579cb8dcaafc92fece194d99-340x225.jpg?resize=340%2C225&ssl=1)
記事中画像提供:アトリエばく
挽きたての風味を味わう!ダイソーの「ワンハンドスパイスミル」
![ダイソー、ワンハンドスパイスミル](https://i0.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/3ee4ec4856aed889dfcb7d9dc80775bf.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
次々と便利商品が出るダイソーの調理器具。今回発見したのは、「ワンハンドスパイスミル」。片手でスパイスが挽けるというミルです。小型なので、じつにキャンプ向き。お値段も550円と、かなりスリムです!
握ってボタンを押すだけ
![ブッラータチーズ](https://i0.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/bab256c4759823d37e08520a62a40e48.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
本体キャビン内にスパイスを入れ、トップのボタンを押せば、香り高い挽きたてのスパイスの風味が味わえるというもの。同種のミルが軒並み1,000円近くするなか、550円はお手頃価格。
それでは、「ワンハンドスパイスミル」の仕様と使い勝手をみていきましょう!
シンプルで必要十分な造り
片手に収まるサイズ
![ミルを持つ手](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/78ab36a853a0ab7db7934c9b2adba4cf.jpg?resize=680%2C680&ssl=1)
ミルの長さは約151mm、直径は約27mmと、スリム&コンパクト。素材は錆びにくく堅牢なステンレス鋼と、透明な窓部分はAS樹脂製です。重量は約180g、細身ながら手応えのある重さは、ちょっとした高級感を感じさせてくれます。
気になる容量は?
![塩と胡椒](https://i0.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/397a698026ce84aed073205b7eab4a5f.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
ブラックペッパーと岩塩を例に、ミルの中にどれだけ入るか測ってみました。ブラックペッパー(ホール)は約7g(小さじ2強)、岩塩は約15g(大さじ1)入ります。1〜2泊のキャンプならほぼ足りる量ですね。
分解すると
![ミル分解](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/4cab34a94fcdf5849ad2222cc1edc935.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
全てのパーツをバラすと、左端のヘッド、真ん中のネジ部分、右側のキャビンに分かれます。右端のボタンを押すと、中心を貫く棒のギザギザ部分が上下し、スパイスを細かく挽いてくれる仕掛け。
![詰め替え方法](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/a376458a6d4dadd2e1352f39e31f875a.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
ヘッド部分を回して外し、キャビンにスパイスを詰め、ヘッドを戻します。入れられるスパイスの量はキャビンの8割程度。ギリギリまで入れるとボタンが重くなり、うまく挽けなくなることもあるので注意してください。
キャンプ料理に使ってみた
ステーキを焼く
![ステーキに胡椒を振る](https://i2.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/5bf62ee1e5fafedba58770b6af4a6415.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
いつもソロキャンプのメインはフィレステーキ。今日は鉄板で調理します。ブラックペッパーをミルに詰め、トップのボタンをシュコシュコと押してみましょう。出てきたブラックペッパーの粒度はワイルドな粗挽き。
![炭火でステーキを焼く](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/45037ed8a1527082ec77a2c387606dba.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
挽きたてはやはり香りが違いますね! 焼いているそばからフレッシュな香りが漂います。
鮎の塩焼き
![鮎に塩を振る](https://i2.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/46101954104f1f17de8abf0af572e286.jpg?resize=680%2C680&ssl=1)
お次は鮎の塩焼き。ミルに岩塩を詰めて挽いてみましょう。岩塩はブラックペッパーより硬いためか、最初のうちは片手でしっかりホールドし、力を入れればボタンが動く感じです。
しばらく押し続けると、ボタンを押すのに合わせてリズミカルに塩が落ちてきました!
![鮎を焼く](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/6c2a9cc6a239cd1ec991c140498e88a5.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
少量ずつキレイに挽けるので、全体にまんべんなく塩を振ることができました。化粧塩のため、ヒレや頭に厚めに振りかけるなど微調整も。
焼けました!
![鮎とステーキ](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/e0e81ce83d77918df08637d517814d99.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
挽きたてのブラックペッパーのフレッシュな香りと、旨味をたっぷり含んだ岩塩で、フィレステーキも鮎の塩焼きも、いつもよりワンランク上の風味になったような……。その場で調味料を挽いて使えるので、なんだか料理上手になった気分です!
焼き鳥に使ってみる
![焼き鳥串に塩を振る](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/2f36da1be39570fba872aa4c1b7e9aca.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
ついでに、我が家のファミリーキャンプで定番の焼き鳥も焼きました。ねぎまともも串は塩だけで、ぼんじりは塩とブラックペッパーで味の変化を出してみましょう。
![炭火で焼き鳥を焼く](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/6c10f96671ffdb3aac51592bf69fa2f2.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
その場で挽いた岩塩は粒立ちが感じられ、ダイレクトに旨味が伝わってきます。最初の味付けは控えめに、焼き上がったら各自好みの加減に塩を追加して。そんなことも楽しめますね。
用途に応じて詰め替える
ミックス系のスパイスにも!
![ペッパーミックスを詰める](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/5c643630c2739ee3d089285f51bb9b43.jpg?resize=680%2C680&ssl=1)
ブラック、ホワイト、グリーン、ピンクの4種の胡椒がブレンドされたペッパーミックスを詰めてみたのがこちら。見た目も鮮やか、それぞれの味の違いが混ざり合って、奥行きの深さが感じられます。これも、その場で挽いてこそ。
なお、水分を含んでいたり、ごまなど油分が多いものは中でくっついてしまって使えませんのでご注意を。
ソロキャンプのスパイスボックスに詰めてみた
![スパイスボックスに入れる](https://i2.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/82738263a28aa44d6f9d7daf0e2b292d.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
筆者がいつもソロキャンプに持っていくスパイスボックス。細身のミルなので、塩胡椒のセットがすんなり入りました。これでさらに美味しいソロ飯が食べられそうです!
550円なら買い!複数揃えてフレッシュな風味を味わおう
![ミル3本](https://i1.wp.com/wp.camphack.jp/wp-content/uploads/2021/09/725e01db5f6813e8f9e6712233f0d84f.jpg?resize=680%2C450&ssl=1)
粒状のスパイスなら詰められるので、好みのブレンドで自分だけの1本を設定することも可能。爆売れしたあのスパイスのように、オリジナルのBBQスパイスをこっそり研究開発してみては?