【2020年最新】間違いない「ソロキャンプ鉄板」おすすめ7選!選び方&使い方も

もう悩まない!ソロキャンプ向け鉄板選び

近年のソロキャンプの盛り上がりを受け、ソロキャンプ向け鉄板の人気が急上昇しているのをご存知ですか?

コンパクトサイズながら厚みがあり蓄熱性に優れた鉄板があれば、ソロキャンプでも本格的なグリル料理を楽しめるとあって大人気。アウトドアメーカー各社が発売し、今や様々な鉄板が登場しています。

出典:millio
数ある中から今回は、おすすめのソロキャンプ向け鉄板をご紹介。シーズニングなどお手入れ方法のポイントとともに、間違いない7アイテムをピックアップ!

メーカーによってそれぞれ特徴が異なるソロキャンプ向け鉄板。まずは、購入する前にチェックしておきたいポイントから見ていきましょう。

【ソロキャンプ向け鉄板を選ぶ前に】見るべきポイントは?

使用する熱源に合わせて、鉄板の「サイズ」を選ぼう!

出典:UNIFLAME
ソロキャンプ向け鉄板は、シングルバーナーで使ったり、ソロ用焚き火台で使ったりと熱源はさまざま。シングルバーナーで使う場合はガス缶に鉄板が被さらないか、また焚き火台の場合はゴトクにうまく載るか、購入前にしっかりサイズを確認しておきましょう。

ガス缶に鉄板が干渉してしまうと鉄板の熱が伝わり爆発、大事故に繋がる恐れもあります。サイズ確認は慎重に!

「厚み」の分だけ蓄熱性&重さが増えることを意識!

撮影:大森弘恵
厚さがあればあるほど蓄熱性が高く、熱をじっくり伝えることができるのが鉄板の特徴! 厚みがある方が、ステーキなど分厚い食材もより美味しく仕上げることができますが、その分鉄板自体の重量も嵩むので注意が必要。自分のキャンプスタイルに合わせて選んでくださいね。

【鉄板を使う前にやっておくべき】シーズニング・お手入れ方法!

撮影:大森弘恵
ソロキャンプ向け鉄板は、基本的に鋳鉄(鉄)製のものがほとんど。使用する前にシーズニングが必要です。
シーズニングとは?
新品未使用の鋳鉄製品(鉄板やスキレットなど)の表面に付いている、防サビ用ワックスを落とす作業。また使用後にもこれを行い、錆止めとしての油膜をつくるメンテナンスのこと。

慣れない方には難しく聞こえるかもしれませんが、工程自体はシンプル! まずは鉄板購入後・使用前のシーズニングのやり方をパパッと覚えていきましょう!

購入後のシーズニング方法①:洗剤で洗う

撮影:野口理加 写真はダッチオーブンで実践している様子
まずは表面に塗装されているワックスを落とすために、食器用洗剤とスポンジを使い全体をよく洗います。

購入後のシーズニング方法②:煙が出るまで加熱

撮影:野口理加
次に水分を拭き取り、高温の火力で空焼きしていきます。全体にムラなく熱が入り、表面から白煙があがってくるまで加熱をしましょう。

購入後のシーズニング方法:油を塗って再加熱

撮影:野口理加
火傷に気をつけながら表面に油を塗り、少し冷ましてから再度加熱していきます。可能であれば、この工程を2〜3回繰り返しましょう。

最後に、キャベツの芯やネギの青い部分などの野菜クズを焦げ目がつくまで炒めます。こうすることで鉄臭さが取れてシーズニングは終了です。

【※注意】使用後のシーズニング方法

出典:PIXTA
鉄板を使用した後にもシーズニングを行います。注意点として、使用後のシーズニングでは洗剤の使用を控えるようにしましょう!

というのも、前述した購入後に行うシーズニング方法は「ワックス落とし」。使用後のシーズニングは「錆止め」の役割を担います。洗剤を使用してしまうと、錆止めとして塗った油が落ちてしまい、錆びをつくる原因にも繋がるので覚えておいてくださいね。

▼もっと詳しい「シーズニング方法」はこちらを参考に!


おすすめソロキャンプ向け鉄板7選

お手入れ方法も分かったところで、ここからはソロキャンパーに人気の鉄板7つをご紹介します。

【厚さ:5mm】冒険用品「ヨコザワテッパン」

出典:冒険用品
まずは、ソロ向け鉄板のパイオニアとも言える「ヨコザワテッパン」から。ライターでありアングラーの横沢鉄平氏が考案したというのがアイテム名の由来で、鉄材から切り出したようなシンプルで男前なデザインが人気の理由です。

フラットな作りなので持ち運び&お手入れもカンタン!

出典:冒険用品
鉄板を持ち上げる用のプライヤーとヘラもセットなので、これひとつですぐに鉄板料理を楽しむことができます。ただフチがなく汁や脂が垂れやすいでの、テーブルでの使用の際には注意が必要。地面に直接置いたバーナーや焚き火台で料理するワイルドなスタイルの方にオススメです。

ITEM
ヨコザワテッパン
●サイズ:148×210mm
●厚み:5mm
●重量:1000g
●素材:鋼鉄
●付属品:専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙(キッチン用)

【厚さ:9mm】テンマクデザイン「男前グリルプレート」

続いてこちら「男前グリルプレート」の特徴は、焼き面が波型プレートになっている点。見た目にも美味しそうな格子状の焼き目をつけられるだけでなく、余計な脂を落としてくれるのでステーキなどのお肉はよりヘルシーな仕上がりに。

フチが高く立ち上がっているので卓上で使っても脂が垂れにくいのもメリットです。

コンパクトに収納できるセパレート式のハンドルと本体それぞれ専用の収納ケースが付きます。

ITEM
テンマクデザイン 男前グリルプレート
●サイズ:207×143mm
●厚み:9mm
●重量:875g
●素材:鋳造鉄製
●付属品:ハンドル、収納ケース

【厚さ:6mm】ベルモント「極厚鉄板」

アウトドア&フィッシングギアを展開するベルモントの「極厚鉄板」は、「ヨコザワテッパン」とほぼ同サイズながら、厚さ6mmと「ヨコザワテッパン」より厚めのデザイン。

鉄を超高温に熱した際にできる酸化鉄「黒皮」加工がされているため、赤サビがつきにくくお手入れしやすいのが特徴。また付属のヘラにコゲを落とすスクレーパー機能が付いているのも、他社にはない特徴です。

ITEM
ベルモント 極厚鉄板
●サイズ:210×150mm
●厚み:6mm
●重量:1,500g
●素材:黒皮鉄板
●付属品:ハンドル、収納ケース

【厚さ:8mm】millio「鍛造ソロ鉄板 正方型」

出典:million
millio(ミリオ)は、金物の町、兵庫県三木市の鍛治職人によるアイアン製キッチン&インテリアのブランド。そんなmillioの「鍛造ソロ鉄板」の一番の自慢は8mmもある厚さ!

15cm×15cmというサイズながら1,450gもの重量があることからも分かるように、この厚さは数あるソロ向け鉄板のなかでも最高クラス。

出典:million
昔ながらの製法で鍛治職人がひとつひとつ作っているため表面には微妙な凹凸があり、ハンドメイド感のある独特の風合いがあるのもおすすめポイントです。サイズも15cm×15cmと小さく可愛らしい印象なので、女子ソロキャンパーにも支持されています。

ITEM
Millio 鍛造ソロ鉄板 正方型 取寄品 みきかじや村
●サイズ:150×150mm
●厚み:8mm
●重量:1,450g
●素材:鉄/鍛造仕上
●付属品:ハンドル、収納袋

【厚さ:17mm(フチ部分含む)】ユニフレーム「ユニ鉄」

出典:UNIFLAME
2019年に発売となった大ヒット「ユニ鉄」は、波型のリブ状面とフラット焼き面がハーフ&ハーフになった万能型の鉄板。リブ面ではお肉を焼き、フラットな面で野菜などを焼くなどマルチに使用でき、ジンギスカンなどの料理をするのにまさに最適。

高めに設定されたフチの立ち上がりで脂も落ちません。

出典:UNIFLAME
万能型の「ユニ鉄」ですが、ハンドルは付属しないので必要な方は別売の「ウェ〜ブ 焼網ハンドル」を購入ください!

ITEM
ユニフレーム ユニ鉄
●サイズ:200×200mm
●厚み:17mm
●重量:1,500g
●素材:ダクタイル鋳鉄
ITEM
ユニフレーム ウェ〜ブ 焼網ハンドル
●サイズ:全長約210mm
●材質:ステンレス鋼
●重量:約100g



【厚さ:3.2mm】WOOPS「野外鉄板 Iron SOLO UL」

出典:amazon
続いてのこちらは、キャンプ芸人のヒロシさんが使っていたことでも話題の鉄板。アイテム名に「UL」とある通り、軽量なのが最大の特徴で、その重量は600g。今回紹介する7アイテムのなかでは最軽量モデルとなります。

出典:amazon
ソロキャンプだけでなく登山やハイキングにも持っていきたくなるスペックですね。軽量ですが厚さは3.2mmもあるので、高温に熱しても歪みなどの変形はしません。
  • ITEM
    アウトドア野外鉄板 WOOPs Iron SOLO UL
    ●サイズ:148×150mm
    ●厚み:3.2mm
    ●重量:600g
    ●素材:鉄
    ●付属品:取っ手、ヘラ(小)、耐熱紙袋、収納紙袋

【厚さ:4.5mm】大久保鉄工「男爆鉄板 レギュラー」

出典:amazon
最後に紹介するのは、40年以上の経験を積んだ熟練の職人が生み出す「男爆鉄板 レギュラー」。前述の「野外鉄板 Iron SOLO UL」とほぼ同じ形状ですが、こちらの方が1.3cmほど厚めの設定です。

出典:amazon
「軽量性も大事だけど、厚めのお肉もしっかり焼ける蓄熱性も重視したい!」というソロキャンパーさんのわがままを叶えたバランスの取れた一枚です。
  • ITEM
    男爆鉄板 レギュラー 4.5mm
    ●サイズ:175 x 150mm
    ●厚み:4.5mm
    ●重量:900g
    ●素材:鉄
    ●付属品:級ヘラ(小) 、リネン収納袋、保管用耐油紙
  • おすすめソロキャンプ向け鉄板の比較表

製品名 冒険用品 ヨコザワテッパン テンマクデザイン 男前グリルプレート ベルモント 極厚鉄板 Millio 鍛造ソロ鉄板 正方型 取寄品 みきかじや村 ユニフレーム ユニ鉄 アウトドア野外鉄板 WOOPs Iron SOLO UL 男爆鉄板 レギュラー 4.5mm
使用サイズ(mm) 148×210 207×143 210×150 150×150 200×200 148×150 175×150
厚み(mm) 5 9 6 8 17(フチ部分含む) 3.2 4.5
重量(g) 1,000 875 1,500 1,450 1,500 600 900
素材 鋼鉄 鋳造鉄製 黒皮鉄板 鉄/鍛造仕上 ダクタイル鋳鉄
付属品 専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙(キッチン用) ハンドル、収納ケース ハンドル、収納ケース ハンドル、収納袋 取っ手、ヘラ(小)、耐熱紙袋、収納紙袋 高級ヘラ(小) 、リネン収納袋、保管用耐油紙
使用する熱源に合うサイズの鉄板は見つかりましたか? 軽量性重視であれば、WOOPS「野外鉄板 Iron SOLO UL」。油落ちしづらい使い勝手の良さで選ぶならユニフレーム「ユニ鉄」と言ったところでしょうか。

ソロキャンプ向け鉄板で、キャンプご飯を充実させよう!


いかがでしたか? ソロキャンプ向け鉄板と言ってもさまざまなタイプがあり、それぞれにブランドのこだわりが込められているのが分かりましたね。

焚き火で使うのか、はたまたシングルバーナーで使うのか。焼くのはお肉なのか、それとも野菜も一緒に焼くのか、などなど、ご自身のキャンプスタイルや用途に合わせて最良の鉄板をお選びください!

ソロキャンプ向けの道具を合わせてチェック!

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