年末のロードトリップは、九州へ
ヤッホー! あけましておめでとうございます。YURIEのゆるっとバンライフです。みなさま、お元気でしょうか。
2020年もいっそうゆる〜くお届けしていきますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は何と! お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれません。年末ロードトリップ九州大分編です。東京から出発し、総合走行距離約3800km。どんな旅になったのでしょうか?
それでは、レッツゴー!
旅のスタートで奇跡が……!
見てください! いきなり奇跡が起きました。虹のアーチです。これからの旅を祝福してくれているよう。
ここは九州に入る手前の山口県の「道の駅おふく」です。名前も縁起が良い! ということで、最高の旅のスタートを切ることができました。
今回の寄り道は、新鮮な魚介が手に入る「市場」
定番の寄り道です。山口県下関の唐戸(からと)市場です。ここでは地元の漁師さんたちが獲ったり育てたりした新鮮な魚を直接買うことができます。
本州から九州へカートラベルする人には、是非寄ってほしいおすすめスポットです。
市場ではさばいた魚を売っているので、食べ歩きも可能です。わたしはとらふぐ刺しをいただきました。弾力ある食感と旨味を堪能して大満足!
さすがふぐの王様。ちなみに山口県では、ふぐをふくと呼ぶそうです。これはまた縁起が良いですね。
併設の定食屋さんで腹ごしらえ
こちらの市場は直売所だけではなく、定食屋やお寿司屋さんも併設しています。せっかくなので、出発前の腹ごしらえにふぐの唐揚げ定食を注文。
いただいてみると、サクッサクのプリップリ! こちらも噛むほどに旨味が溢れてきます。旬のふぐを堪能できて大満足の寄り道でした。
九州到着!まずは…
寄り道を済ませ、やっと九州に着きました。最初に向かうのは大分県です。大分県といえば、温泉! まずは、長距離ドライブの疲れを癒すために温泉を探します。
炭酸泉を楽しめる温泉に到着!
ラムネ温泉館に到着です。ここでは、天然の炭酸泉を楽しむことができます。とても可愛いデザインの建物は、建築家の藤森照信先生が手がけました。屋根から松の木が生えていますね。
建物の中に入ると、和を意識した空間が広がります。真ん中にいるのは……?
二匹の猫が寄り添って、暖をとっていました。温泉に入る前からホッコリです。
ここの温泉は飲むこともできる
温泉が飲料用として売られていました。飲泉と言って、特にドイツでは 「温泉を飲むことは野菜を食べるのと同じ」と療養効果が認められているようです(冷蔵庫の隙間にまたもや猫を発見!)。
入浴場所へ向かう途中に、飲泉のできる場所を発見しました。飲泉に初挑戦。味は、ほんのり鉄っぽい不思議な感じでした。
ラムネのようにシュワシュワしていて、思ったよりも飲みやすかったです。糖尿病や痛風に効くようです。
温泉に癒された次に向かうのは……
はぁ〜、いい湯でした。ラムネ温泉に癒され、次に向かう先は水の駅です。道の駅ならぬ「水の駅おづる」! どんな駅なのでしょうか。
24時間無料で天然水が汲み放題の駅なんです! とてつもない水の勢いにびっくりしました。
それもそのはず、なんと毎分4〜5トン湧出しているそうです。あっという間にボトルが満たされます。
併設する湧水茶屋では、美味しいお豆腐を食べることができます。国産大豆と湧水で作られた出来立てのあつあつ豆腐。絶対に美味しい! 想像するだけでヨダレが止まりません。
ガーン。なんと、お豆腐は売り切れでした。それほど人気ってことですね、残念。かろうじて厚揚げは残っていたので、キャンプ用に購入することにしました。
厚揚げを買ったら、店主の方が試食用のお豆腐を少し分けてくれました。優しい。水がきれいだと心もきれいになるのか……なんて考えつつ、専用のお醤油をかけていただきます。
豆腐の味が濃厚で、ほんのり甘い! 水が美味しいとお豆腐ってこんなに美味しいんですね。
キャンプ場に到着!
温泉とお豆腐と優しさに癒されながら車を走らせ、久住高原へ。今日の宿泊場所に到着しました。その名も「ボイボイキャンプ場」!この辺りの地域では、牛を呼ぶときに「ボイボイ」と言うそうです。わたしも今度牛に言ってみよう。ボイボイ早く言いたい(笑)。
カフェが併設されています。中にオーナーさんがいたので、ここで受付をします。
看板犬のラブラドールのクララちゃんがお出迎えしてくれました。このとき、まだ3ヶ月の女の子です。可愛すぎて、気絶しました……。
サンシー号とタープのジョイントに初挑戦!
受付を済ませ、早速設営開始です。車で寝る予定なので、テントは貼らずにタープのみ。前から一度試してみたかった、サンシー号とテンマクデザインのペポタープとのジョイントに初挑戦。
キャプテンスタッグのカージョイントを使用しました。左右の端に2個つけて固定します。ねじを締めるだけなのでとても簡単です。
無事に設営完了したので、ご飯タイムにします。大分といえば、とり天! 大分の地鶏のとり天シェラカップ丼を作りました。
真ん中に温泉卵をのっけて、いただきます。オイシーーー!!!
日が落ちて、暗くなってきました。ピンクがかった空と山のシルエットがきれいです。標高850メートルなので、一気に気温が下がります。
夜ごはんは、大分の名産品に舌鼓
さぁ、お楽しみの夜食タイムです。湧水茶屋で買った厚揚げをフライパンで焼いて、熱々にします。
そして大分産の柚子を使った柚子サワーを作りました。大分満喫セットを自作して、夜を楽しみます。
締めに、地鶏のハツを焼きます。噛むたびにジューシーな旨みが口の中に広がる……。新鮮なホルモンは、やっぱりその土地でいただくのが最高です。ごちそうさまでした!
次回後編は、ゆるっと宮崎〜鹿児島へ
大分編、いかがでしたでしょうか。美味しいご飯あり、温泉あり、絶景ありの大分は、バンライフ聖地と言っても過言ではないかもしれません。
次回は、ゆるっと宮崎〜鹿児島に向かいます。後編も乞うご期待。
ボイボーイ! じゃなくてバイバーイ!
~第9回に続く~