街でもアウトドアでもイケる!大人の着回し講座【バーサライトジャケット・ウィメンズ編】

アイキャッチ・記事中画像撮影:菊池晶太

アウトドアアイテム着回し企画「ウィメンズ編」!


前回のメンズ編に続き、今回はウィメンズ編。好きなテイストが多岐に渡る女性ほど、アウトドアと普段では着るアイテムが異なり、アウトドアウェアを日常に取り入れるのは難しく感じてしまうかもしれません。

とはいえタウンユースでも一軍のワードローブとなってくれれば嬉しいもの! 今回もスタイリスト協力のもと、コーディネートを指南していただきました。

指南役はこの方 スタイリスト 佐々木智之さん

プロフィール:アウトドアファッションをコンセプトとした『GO OUT』を始め、メンズファッション誌を中心に、ブランドが手掛けるムービーのディレクション、撮影なども行う。プライベートではキャンプや登山、ハイキングといったアウトドアアクティビティにも精通する。
担当していただくのは、メンズ編に続きスタイリスト佐々木さん。

テーマは女性らしい可愛らしさや、フェミニンなアウトドアミックススタイル。メンズライクなこのアイテムを、日常・フィールドとも違和感なくおしゃれにマッチする着こなしを紹介します。

着まわすのは…モンベル「バーサライトジャケット」


メンズモデル同様、極薄シェル素材を使った防水ジャケット。平均118gで付属のスタッフバッグにコンパクトに収納でき、カバンに入れて女性でも身軽に持ち歩けるうれしい一着です。

女性なら普通に羽織ってもそのギャップからこなれ感が出そうですが、せっかくならプロにワンランク上の着こなし術を教えていただきましょう!


まずはディテールをチェック!


まずはフードをチェック。女性の場合、まとめた髪に干渉しがちなフードは無い方がいいという方もいるのでは? 使わないときは裏側のベルクロのベルトでロールアップし、コンパクトにまとめることができます。

また、身頃と袖を一枚の生地で構成するモンベル独自のカットパターンや縫製技術など、着心地を考慮した細かなディテールにもこだわったジャケットです。
ファスナー部分には、浸水を防ぐアクアテクジッパーと呼ばれる止水性の高いパーツを採用。フラップが不要なため軽量化にも繋がっています。


アウトシェルには超軽量の防水透湿素材「ゴアテックス インフィニアム ウィンドストッパー ファブリクス」を採用。スリーブ部分には高性能を後押しする「GORE®️ WINDSTOPPER®️」の表記がプリントされています。

モンベル「バーサライトジャケット」について詳細はこちら

さあ、このアウトドアウェアをどうアレンジして着こなしていくのか。さっそく3パターンの着回しスタートです!

Scene1:レイヤードを駆使した“ふんわりリラックスコーデ”

パーカ¥16,060、ダウンジャケット¥11,440/モンベル(モンベル・カスタマー・サービス Tel:06-6536-5740)、ワンピース¥24,200/オムニゴッド(オムニゴッド代官山 Tel:03-5457-3625)、デニムパンツ¥13,200/ファイドアウト、マフラー¥13,200/ラッピンノット(ともにUTS PR Tel:03-6427-1030)、ショルダーバッグ¥8,690/ノーティアム(ノーティアム プレスルーム Tel:0120-992-964)、スニーカー¥9,790/ムーンスター(ムーンスター カスタマーセンター Tel:0800-800-1792)

全体的にゆったりとしたシルエットでレイヤードを意識し、リラックス感のあるアウトドアミックススタイルをイメージしました。保温性も考慮してコットンワピースの上からインナーダウンを着用し、ジャケット・ダウン・ワンピースの異なるレングスのアイテムを重ねてアクセントを付けています。

デニムとワンピースがコットン素材のため、リラックス感も演出。落ち着いた色でのコーディネートなので、首元に赤のストールで色を入れ可愛らしさをプラスしました。

小物を効果的に使って女性っぽさをプラス


単に普段のスタイルにアウトドアジャケットを着用しただけのアンバランスなミックススタイルを避けるため、レイヤードを意識したコーディネートに。

全体の色が渋かったりアクティビティ強めであれば、ストールやアクセサリーなどを使って女性らしさをプラスしてみましょう。ビビットな色をアクセントとして使うのも、相性良いはずです。

今回のようにブランドロゴマークとリンクさせたカラーのストールだと、スタイリングが活きますね。

Scene2:友人や彼とライトなアウトドアを楽しむ“アクティブスタイル”

パーカ¥16,060、ジャージジャケット¥6,820、ロングスリーブTシャツ¥9,130、パンツ¥10,450、/全てモンベル(モンベル・カスタマー・サービス Tel:06-6536-5740)キャップ¥4,290/ハロコモディティ(ランチ Tel:03-5708-5718)バックパック¥9,240/トレイルバム(ソーズカンパニー Tel:03-5724-5712)スニーカー¥30,800/イノヴェイト×デサント ポーズ(デサント ブラン 代官山 Tel:03-6416-5989)
軽装で行くハイキングやトレッキングなどはガチ過ぎないのがポイントですが、やはりそれなりの機能や動きやすさも備えたアイテムが理想です。

見た目こそシンプルでも、バーサライトジャケットのように素材やカッティングで動きやすい工夫がされているもの、また速乾性や保温性など必要最低限の機能を重視して選ぶことが重要です。

ファッション的にはカラーを少なめにすることで、統一感のある雰囲気と落ち着いた印象を与えてくれるはずです。

インナーにはメリノウールのカットソーを


インナーは同じくモンベルのカットソーをチョイス。カジュアルな印象が強いボーダー柄ですが、モンベルだけあり侮るなかれの機能的な一枚です。

上質なメリノウールで作られたロングスリーブTシャツは、肌触りが良く保温性も高いんです。アウトドアアクティビティ好きを筆頭に、デイリーでもフィールドでも愛用している人が多いアイテムです。

Scene3:メンズライクな“大人アウトドアミックスコーデ”

パーカ¥16,060/モンベル(モンベル・カスタマー・サービス Tel:06-6536-5740)、ニット¥31,900/ラッピンノット、パンツ¥9,790/ファイドアウト、スニーカー¥36,300/ヨーク(全てUTS PR Tel:03-6427-1パーカ¥16,060/モンベル(モンベル・カスタマー・サービス Tel:06-6536-5740)、ニット¥31,900/ラッピンノット、パンツ¥9,790/ファイドアウト、スニーカー¥36,300/ヨーク(全てUTS PR Tel:03-6427-1030)、キャップ¥4,290/ハロコモディティ(ランチ Tel:03-5708-5718)バックパック¥17,280/エムアイエス(カメイ・プロアクト Tel:03-6450-1515)、ソックス¥1,980/ロトト(ジャーミネイション Tel:06-6585-9660)
インナーにざっくりとしたローゲージのタートルネックを、ボトムスに太めのコーデュロイパンツを合わせた、大人っぽくメンズライクなコーディネート。

ボトムスをロールアップすることで、トップスに着用したバーサライトジャケットのレングスと程よいバランスを保っています。足元はニットに合わせてホワイトのスニーカーを。

ライン入りソックスやキャップなど、小物もメンズっぽいアイテムに合わせて選んでいます。

カジュアルな小物でアウトドア感を調整


バックパックやキャップなどカジュアルなアイテムを合わせることで、印象の強いアウトドア感を中和することができます。

色は、ボトムスのブラウンやニットのオフホワイトなどとも相性の良いオリーブ。ブラックのキャップで全体を引き締まった印象にしています。

一見相性の悪そうな天然素材とハイテク素材の組み合わせですが、メンズライクというテーマならではでバランスよく仕上がっています。

テーマによって様々なスタイルを楽しもう!


ともすると女性にとっては難しい、アウトドアジャケットの着回し。普段のスタイルに唐突にアウトドアジャケットを着用すると浮いてしまったりと、誰もが同じ悩みに行き着くはずです。

よりカジュアルに、そしてメンズライクに仕上げること。さらに小物やアクセサリーで女性らしさ個性を表現するのがひとつのテクニックでしたね。トレンドを意識したシルエットやレイヤードで、女性もアウトドアジャケットの着回しを楽しんでみてはいかがでしょう?

モンベル「バーサライトジャケット」について詳細はこちら

カメラ/菊池晶太

ヘア&メイク/高橋将氣

モデル/NATANE(LIGHT management)

記事を読んで「バーサライトジャケット」を使った着回しコーデに興味を持ちましたか?


回答ありがとうございます。

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