その後ろ姿に一目惚れ。視線を独り占めするデザイン美
それはとあるアウトドアイベントでの出来事。会場で凛と佇む、素敵なテントに出会ってしまいました。そのテントは日本に入ってきてまだ日が浅く、知る人ぞ知るブランドのものだということが判明。
気になった編集部員は、すぐさまリサーチを開始。なにやら凛とした姿からは想像できない、大胆なトランスフォームを繰り広げたりと、様々な表情を見せてくれる模様……!
今回は、まだ知らない人も多い魅惑の美しすぎるテントをご紹介します。
知る人ぞ知るブランド「Pre Tents」
その美しすぎるテントを作り出しているのは、中国のブランド「The Free Spirits Tents(フリースピリッツテント)」と香港のデザイナーTara Poky氏との協業から生まれたWhite Label「Pre Tents(プレテント)」シリーズ。
軽さを追求しながら居住性を確保し、おまけに他にはない曲線美が目を引く、才色兼備なテントを精力的に発表しています。
その中からキャンプで使える2~4人用の「Mega(メガ)」を編集部が実際にキャンプで使用してみました。
家族で使える、けどコンパクト!「Mega」の思わずときめいてしまう魅力
では、実際に編集部員が使って感じた”ときめきポイント”を押さえながら、その個性をチェックしていきましょう。Megaは、四角錘のような形をしたピラミッド型のダブルウォールテント。フルメッシュのインナーサイズは、幅220×奥行220×高さ110cmと最大4人(大人2人、子ども2人)まで就寝が可能です。
室内の高さは最大110cmと、男性がテント内で過ごすのにもゆとりある高さが確保されています。ファミリーでも使えるサイズ感ながら、驚くべきはその収納サイズ!
ときめきポイント① 軽量でとにかくコンパクト
ご覧ください。収納サイズは、2Lペットボトルを一回り大きくした程度です。家族で使える居住空間ながらも、このサイズは画期的。重量も驚くことなかれ、1.7kgと超軽量!
収納ケースは、バックルと面ファスナーで収納部分をキュッと絞れるようになっており、コンパクトにまとめることができます。こういった細かい仕様も嬉しいポイント。
ちなみにテントを設営する際に必要なメインポールは付属しておらず、135cmのトレッキングポール(赤枠)を使って設営します。こちらは収納ケースとは別で携行しないといけないのでご注意を!
ときめきポイント② ワンポールだけじゃない!居住空間を広げるフレームの仕掛け
一見ワンポールテントのような見た目のMega。設営方法も広げたシートをペグ打ちし、トレッキングポールで立ち上げるというシンプルなものですが……
実は天井部分にちょっとした仕掛けがあります。
その鍵を握るのが、このジョイントパーツ! トレッキングポールの先端に設置します。
そこに付属のショートポール2本をクロスし設置するとご覧の通り。生地が外側に向かって広げられ、デッドスペースが軽減される仕組みです。これがあるのとないのとでは、幕内の使える広さが段違いですね。
ときめきポイント③ 気配り上手な細部のパーツ
他にも珍しい仕掛けが随所に! テントの出入口となるセンタージップには、毎回ジッパーを開け閉めする負担を軽減するように、簡易ロックとして生地にマグネットが内蔵されています。
このようにマグネットで留めるだけでも、テント内の目隠しとなるのでサッと出入りがしやすく便利!
ときめきポイント④ アレンジ張りも楽しめる
さらにMegaは、フライシート、インナーシートそれぞれ単体での設営も可能です。そのため写真のようにシェルターとして使用できたりと、デイキャンプにも役立つアレンジ張りの広さが魅力的!またテントの設営地に木があれば、テントのトップ部分を吊るしトレッキングポール無しで設営することも。
室内がポールで遮られることがないので、広々と使用でき便利。大人3人での就寝時に挑戦してみたいスタイルです。
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プレテントの粒ぞろいのテントたち
すっきりとしたデザインと、ブルーグレーのカラーが目を引くプレテントシリーズ。他にも優秀なデザイン美テントが揃っています。BEALOCK
「BEALOCK」は、軽量なツインポール型シェルター。メッシュインナーテントが付属しており、シーンに合わせてアレンジ張りが楽しめます。重量は、本体・インナーテント・メインポール2本を全てまとめても約4.6kgと軽量! グループキャンプのリビングスペースとしても申し分のない空間を確保することができます。
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LIGHTROCK
ソロテントをお探しの方には、フロアサイズ220×120×90cmの「LIGHTROCK」がおすすめ。特徴的な曲線のドアデザインが、他にはない存在感を放っています。ポールは吊り下げ式でセッティングできるようになっており、さっと設営できる手軽さが魅力的です。
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プレテントどこで手に入る?
そんな才色兼備なプレテントですが、日本で手に入る場所は極わずか。取扱店は、東京のセレクトショップ「sokit」を始め、「Nicetime(東京)」、「sunday(山梨)」「purvayors(群馬)」のみ。また不定期で開催されているアウトドア展示イベント「Off the Grid」で展示販売も行われています。出会える場所は、まだまだ貴重なため気になる方は足を運んでみてはいかがでしょう。店舗では事前予約制で設営することも可能です。
【sokit】
住所:東京都練馬区練馬1丁目34−11
電話:03-3994-3822
営業時間:12:00~19:30
休業日:不定休
公式サイトはこちら
プレテントのデザイン美に期待!
いかがでしたか? アクティブ派なあなたの心をガッツリ掴んでくるコンパクトさとスタイリッシュなデザインとが魅力的でしたね。今後のプレテントの動向にも注目です!