『俺も二股しちゃった…』いまキャンパーたちに”二又ブーム”がきている!?

アイキャッチ画像提供:instagram by @bbksk

二又しちゃうキャンパーが増えています

出典:NEMO
ツーポールシェルターやワンポールテントをお使いの方。リビングを遮るポールが無ければ、もっといろいろ置けたり思い通りにレイアウトできるのに……と思ったことはありませんか?

Instagram Photoそこでポールにひと工夫! ″二又化″すれば、空間を効率的に使うことができるんです。

アウトドアメーカーの専用アクセサリーを使ったり自作など方法はいくつかありますが、その前に二又化の具体的なメリットとは何なのでしょうか?


「二又化」=「デッドスペース解消で自由度アップ!」

カンガルースタイルもしやすく!

Instagram Photo構造上やむを得ない位置にメインポールがあると、シェルターにテントを入れる「カンガルースタイル」ができません。またコットなど長いギアが置けないといった支障が生まれることも。

そこでウォールに沿った二又ポールにすることで室内が広くなり、レイアウトの自由度が上がります。

動線スムーズかつ収容人数アップ!

出典:instagram by @ayu_outdoor
ツーポールシェルターに限らず、ワンポールテントでも同じこと。この写真をご覧ください。ワンポールテント愛用者ならこのテントの画像を見て最初は不自然に思うかもしれませんね。

センターポールが無いことで動線がスムーズになったり、就寝スペースも増えて利用できる人数まで変わってくるんです!

そんな何とも魅力的な二又化、まずは手軽にできる市販アイテムからご紹介します。

手軽に快適度アップ!魅惑の二又化アイテム

その1:DOD 「フタマタノキワミ」「フタマタノサソイ」

出典:DOD
こちらはワンポールテントを二又化して、内部を広く使うためのジョイントパーツ。脚部付きで、同ブランドの「ビッグワンポールテント」の設営も同時にできるという便利なアイテムです。

出典:DOD
これを使えばセンターポールが無くなり、広々空間に! 小さなワンポールも大きなワンポールも最大限にスペースを活用できるようになります。
出典:DOD
視界を遮らないので、このように大人数でも閉塞感がありません。Instagram Photo組み立ては、計12本のポール(50cm刻み)を継ぎ足していきます。長さを段階的に調整ができるので、他社メーカーのワンポールテント・シェルターにも使えますよ。
ITEM
DOD フタマタノキワミ
●サイズ:(約)W378.5×D8×H3.5cm(最長時)*
●収納時サイズ:(約)W58×D17×H9cm
● 重量(付属品含む):(約)3.5kg
● 材質:本体頭部/スチール、ポール/アルミ合金


ちなみにこの継ぎ足しポールは、DODの「ビッグタープポール」と同規格。そちらをお持ちの方は、ジョイントパーツ「フタマタノサソイ」さえあれば、手軽に二又化できます!
ITEM
DOD フタマタノサソイ
●サイズ:(約)W78.5×D8×H3.5cm(最長時)
●収納時サイズ:(約)W54×D8×H3.5cm
●重量:(約)1.0kg
●材質:スチール

その2:ogawa 「ツインピルツフォーク用 二又フレーム」

大型ツーポールシェルターの代表格であるogawaの「ツインピルツフォークTC」。こちらにも二又用フレームが用意されています。

このタイプのシェルターを使いこなすには、ハーフインナーを付けるなど両サイドのスペース活用がポイントなのですが、それにはポールがちょっと邪魔になってしまうことも……。

出典:instagram by @wasshi_119
そこで、二又化です! すこしわかりづらいですが、写真を見るとポールがあったら配置できない箇所にキッチンがすっぽりと収まっています。ポールが無いことでテーブルとの行き来もスムーズにできそうですね。

ogawa ツインピルツ用 二又フレーム

出典:ogawa
●重量:約1.6kg
●素材:アルミ合金Φ22mm
詳しくはこちら

ここまでご紹介した市販品は、トータルで13,000~15,000円ほどのお値段がかかります。そこで、極力お金をかけずに二又化をする自作方法もあるんです!


二又化ポールの自作方法をご紹介


二又化ポールは、ホームセンターで売っている材料で自作もできます。やり方が気になる方のために、ざっくりとした行程をレクチャーしましょう!

<材料>
・ポール 300mm×1本 900mm×4本、1200mm×2本
・二又金具 1個
・ポールジョイント 4個
・リベット 6本
・リベッター
・ドリル
ITEM
YAZAKI イレクター メタルジョイント
●タイプ:ダブルフリージョイント
●取付レンチ:5mm

1. ポールにジョイントを取り付ける


1200mmのポールにポールジョイントを差し込み、ドリルでリベットを通して固定するための穴を開けます。


リベッターを使ってリベットを差し込み、しっかり固定します。


同様に、地面と接する側のポールにフットカバーを取り付ける加工をしていきます。このフットカバーは、設営した時にポールがズレなくするために”地面に刺せる仕様”にするためのものです。

2. 二又金具で連結させる


二又金具のセンターに、短い300mmのポールを差し込みます。


二又の両サイドに400・1200mmのポールを連結してつなげれば、完成!

カラビナでアレンジも可能


二又金具の下部に穴を開けてカラビナを付けられるようにすれば、このようにランタンも吊り下げられます。スペースを確保できるうえにランタンハンガーとしても機能できるので一石二鳥!

そして費用は片側で1万円程度と、市販品に比べれば割と低コストで済みます。手間賃や自分のテントとの相性を考えて、市販品か自作か検討してみてくださいね。

二又化の誘惑には勝てそうもない・・・

出典:instagram by @moca_million
二又化すると設営にやや時間がかかったりポールが増える分重くはなりますが、そこはもとのポールも持っておけばどちらの設営も可能。

そういう意味でも魅力的な二又化、チャレンジしてみませんか?

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ポールを二又化してみよう!

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