プリムスの焚き火台「KAMOTO(カモト)オープンファイアピット」に注目!
KAMOTO オープンファイアピットS(以下、KAMOTO)は、昨年2016年末に発売したプリムスの焚き火台。プリムスには「キャンプファイアシリーズ」というキャンプ向けのアイテムがあるのですが、KAMOTOはその中の一つ。
エックス字に開脚する美しいデザインが特徴で、付属のグリルを使えばこの上で調理をすることもできます。これほどバランスの取れた焚き火台はそう簡単にお目にかかれないでしょう。それではKAMOTOの魅力とレビューをご紹介!
KAMOTOを組み立ててわかった4つの魅力
KAMOTOの良さとは? 実際に組み立てて分析しました。魅力その①「収納サイズが小さい!そして持ち運びがラクラク」
収納サイズは、編集部が実際に使ったSサイズが縦38×横52×高さ6cmで、Lサイズが縦47×横65×高さ7cm。特筆すべき点は「薄さ」です。ほかのメーカーの焚き火台は収納サイズの薄さがおおむね10〜20cmが多いのに比べ、KAMOTOは10cmを下回る薄さ!
積載の隅に置けたり、ちょっとしたすき間に突っ込めるなど、収納に大助かりです。
本体に指が通せる持ち手があるので、持ち運びがラクチン。KAMOTOは、女性でも容易に持つことが可能です。キャリーバッグが別売りでありますが、これだけでも充分に持っていけますね!
魅力その②「何といっても燃焼効率がイイ!」
気になる燃焼効率の肝となる部分を拝見。台には三角形状の空気取込孔が列状についています。両サイドに「ウィンドシールド」という風防板がついていて、燃焼に必要な酸素を送るためにパタパタと扇いでも灰が舞い散ることなく空気をうまく取り込んでくれる構造になっているのです。
さらに、空気取込孔付きのボトムプレートも付いており、炭や薪を安定して設置することも可能です。無数の空気取込孔にウィンドシールド、そしてボトムプレートと、燃焼効率に徹底した設計がKAMOTOの真骨頂!
魅力その③「本体と一体になっている便利な灰受け」
そのほかに、KAMOTOはなおざりにされがちな灰受けを本体と一体にしています。台の下に抜けがちな灰を、上の写真の通りしっかりと受け止めてくれます。捨てるときには、本体ごと灰捨て場に持っていっても良いですが、灰を冷ましてちり取などで持っていく方法もアリ。とても助かりますね。
魅力その④「キャンプサイトにマッチするデザイン」
ブラックのスチールボディにシルバーのステンレスピット。このシンプルなカラーリングは、男前ギアのサイトから北欧風サイトまで、どんなサイトにもマッチします。今回合わせたのは、同じプリムスのキャンプファイアシリーズのオンジャツーバーナーとステンレスポットシリーズ。
同じキャンプファイアシリーズと組み合わせると、シンプルで洗練された雰囲気に。抜群に写真映えするサイトになりますよ!
KAMOTOで焚き火をしてみた感想は?
実際に、このKAMOTOを使ってみた感想を各編集部員に聞いてみました。
ギザギザの五徳を左右に割れば本体がオープンするので、組み立てがとても簡単。収納時には、ウィンドシールドもボトムプレートも中にしまえるので、コンパクトに持ち運べて便利だと感じました。
とにかく薪に着火するのが早い! 着火剤に火をつけたらすぐに針葉樹の薪に火がついて、そのあとものの数分で広葉樹の薪に火がつきました。いち早く焚き火の火に当たりたいときには嬉しいですね。
高さがちょうど良いです。チェアに座ってKAMOTOの火に当たっていたのですが、着席時の膝の位置と焚き火の位置が同じくらいなので、前のめりになる必要がなく、自然な姿勢で火に当たることができました。
KAMOTOは料理が捗って仕方がない!
焚き火台を調理の火元としたいキャンパーさんも多いはず。KAMOTOを使って、実際に料理を作ってみました。炭火とグリルを使って定番のバーベキュー
炭と付属のグリルで、焚き火料理の定番・バーベキューを敢行。高い燃焼効率のおかげで、3〜4cmほどもある分厚いステーキがすぐに焼けてしまいました。しかも、中はミディアムレアという理想の仕上がり!
クッカー・フライパンでキャンプ飯
今回使用したSサイズは、縦38×横45cmの広さがあり、プリムスの「CFフライパンL」と「CFステンレス ポット」がグリルの上に一緒に置くことができます。フライパンでグリルしながら隣でスープを作ることができ、効率的に料理することができました。
オプション「オープンファイアパン」で豪快に調理
KAMOTOの五徳にピッタリ収まる同シリーズのオプション商品「オープンファイアパンS」を使って「スウェーデン式」のバーベキューもチャレンジしてみました。
オープンファイアパンSの脚をとって装着し、その上で火の通りにくいごろごろ野菜や肉を調理。熱伝導率の高いアルミとステンレスの組み合わせの素材を使用していることもあり、じんわりと中まで火が通り、しかも焦げ付かない程度のちょうどいい火加減でした。
ちなみに、もしこのオープンファイアパンで調理をするなら、こちらもオプションのヘラ「オープンファイアスパチュラ」を使うのがオススメ。多めの食材でもひっくり返しやすくなります。
デザイン良し、使い勝手良しのKAMOTOを見逃すな!
シンプルなカラーリングに高い燃焼効率、そして灰受けが一体となったデザイン。KAMOTOとそのほかクッカーやファイアパンなど、キャンプファイアシリーズを一緒に使えば、統一感あるサイトを作り出せますね。
調理も気軽にできて、しかも収納も抜群! 文句のつけどころがないKAMOTOは、焚き火の相棒になること間違いなし。焚き火台を探している人は、KAMOTOは買いですよ!
KAMOTO オープンファイアピットSの詳細はこちら プリムス・キャンプファイアシリーズの詳細はこちら
撮影協力/昭和の森フォレストレッジ
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