「つくる」と「たべる」を1つに。アイデア鉄フライパン
お皿のようなフライパン? いいや、フライパンのようなお皿? その答えは……どちらも正解! 本来、「つくる」ことと「たべる」ことは別もの。作った料理は、たいていお皿に移し替えてから食べますよね。でも、『JIU(ジュウ)』の鉄フライパンはハンドルを取り外すことができるうえ、お皿のような佇まい。作ってすぐにそのままテーブルにサーブしても違和感がありません。
盛り付けなくてもどこかサマになるおしゃれなジュウ、じつはキャンプにもぴったりな嬉しいポイントがたくさん。そこで今回は、ジュウのどこがイイのか、キャンパー目線を交えつつご紹介していきます!
だからイイ!キャンパーにおすすめの理由7つ
フライパンのふちにリムを設けることで、360度どこからでもハンドルをつけ外しできるという、ユニークな設計の鉄フライパン、ジュウ。日常使いもさることながら、キャンパーにもおすすめのポイントを7つクローズアップしていきます。1. 料理を冷ますことなく、アツアツのまま食べられる
最大の特長は、フライパンとお皿の2WAY仕様ということ。アウトドアでの調理は、少し時間が経過しただけなのに「料理が冷めちゃった!」なんてことも。作りたてをそのまま食卓にサーブできるので、料理を冷ますことなくアツアツのまま食べることができます。2. 塗装なしの厚い鉄板だから、美味しく焼ける
本体は、1.6mmという厚手の黒革鋼板を使用。お肉はジューシーに、野菜はシャキシャキに、パンや揚げ物は、外はサクッと中はフワフワに焼くことができます。また、700度以上で焼き入れをする特殊な加工により、コゲにくく、サビにくい点も高ポイント。ダッチオーブンと違い「シーズニング」をせずにすぐに使うことができ、ガスコンロ、IHにも対応しているという、まさに至れり尽くせり。
3. ハンドルが着脱式なので、コンパクトにスタッキングできる
ハンドル部分は、独自構造のスライド式により、片手でさっと着脱できます。ということは、コンパクトにスタッキングできるということ。通常のフライパンだと、収納時にどうしても持ち手が邪魔になりがちですが、JIUならかさばらずに持ち運ぶことができますね。
4. 天然素材の持ち手
ハンドルはあえて無塗装で仕上げ、木のぬくもりを感じられるデザイン。山形県にある工場で無垢の木材から削り出して作られたものを使用しているそうで、細部にまでこだわりを感じます。ウッドファニチャーとの相性もバツグンです。5. 洗い物が減らせる
キャンプでは近くに水場があるとは限らないので、洗い物が面倒になりがち。けれど、ジュウは料理を移し替える必要がないので、必然的に洗い物を減らすことができます。時短にもつながり、一石二鳥。6. お手入れがカンタン
調理後は、水とタワシでこするだけ。洗剤は使いません。水とタワシで洗ったあと、さっと火にかけて水分を蒸発させるだけでOK。しばらく使う予定がない場合のみ、フライパンの表面に軽く油を塗ってから保管するといい状態を保てるそうです。
7. 使い込むほど、味が出る
鋳鉄製のダッチオーブンのように、使えば使うほど油がなじむので、色味や風合いのエイジングを楽しむことができます。キャンプギアは、使って愛でてこそ! 料理と一緒に、経年変化を楽しみましょう。意外や意外、生みの親は……だった?
ここまでキャンプにぴったりな仕様だと、「もしかしてアウトドアメーカーが作っているのかな?」と思ってしまいます。が! 意外や意外、ジュウの生みの親は大阪の小さな町工場と、東京の小さなデザイン事務所でした。1951年の創業以来、長年培ってきた技術と知識でフライパンやアルミの急須など金属を使った様々な日用品を製造してきた『藤田金属』。そんな大阪の小さな町工場が転機を迎えたのは、2016年の春頃のこと。
自社商品の製造先として工場を探し回っていた東京・中目黒で活動するクリエイティブユニット『TENT』との出会いが、のちにジュウを共同開発するキッカケになったといいます。
使うほどに愛着が湧くものづくりを掲げるプロダクトデザイナーと、長年にわたり鉄のフライパンを手掛けてきた職人の確かな技術。この2つが融合し、試行錯誤のうえに誕生したもの、それがジュウなのです。
活躍するフィールドは違えど、お互いものづくりを行うプロの技術と知識が融合したからこそ、この鉄フライパンは誕生しました。いわば運命の出会いってやつなのかもしれません。
この誕生までの熱きヒストリーはジュウのウェブサイトに詳しく書かれているので、気になった方はぜひご一読を!
おやつから主食まで!多用途に出番アリ
朝食にパンケーキを焼いたり、おやつに焼きリンゴを作ったり、お昼に焼きそばやお肉を焼いたり。外でも家でも、多用途に使えるジュウの鉄フライパン。現在はSサイズとMサイズのみの展開ですが、今後、大人数に対応する大型サイズのフライパンも増えたら、キャンプでもっと使い道が増えそうだなと感じました。このキッチンウェアの大型新人、今後の展開にも期待大大大です!
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