先輩キャンパーが教えてくれた「このアイテム最高なんです!」BEST5【会社員・渡辺康大さん編】

アイキャッチ・記事中画像提供:渡辺康大さん

今回アイテムを紹介してくれる、会社員・渡辺康大さん

平日は会社員として働き、週末はアウトドアマンとしてキャンプや登山、スノボなどアウトドアを楽しんでいる渡辺康大さん。

会社の先輩に誘われたことがきっかけで、テントで眠ることの楽しさに開眼。以来24年にわたってキャンプライフにどっぷりと浸っているそう。
そんな渡辺さんの現在のキャンプスタイルは、「シンプル&コンパクト」がテーマ。

最近はキャンプイベントのボランティアに参加するうえでのキャンプが多いので、道具はシンプルかつコンパクトを意識しています。いろいろ出したり片付けたりするのが面倒くさいので(笑)、装備は必要最低限に。でもおいしいご飯とお酒だけは妥協したくないので、食が充実するアイテムは欠かせません。

休日は全国各地のキャンプイベントを積極的にお手伝いしている渡辺さん。かれこれ20年以上にわたり道具を集めてきた渡辺さんが今、愛用しているアイテムとは?

①フォルムと機能に惚れた《テント》

ノルディスク「ファクシー2」

北欧ブランドならではの美しいフォルムが目を引く、ノルディスクのコンパクトテント、ファクシー2。キャンプイベントに展示されていたのを見てひとめ惚れしたそう。

これを目にしたとき、直感で「これだ!」と思いました。見た目のカッコよさもさることながら機能面もよく、インナーテントの天井がTC素材になっているので結露しにくいところがポイントです。

フライシートとフロアはナイロンですが、インナーテント上部のみTC素材にすることで通気性を確保。夏は熱がこもりにくく、冬は結露しにくいなど、オールシーズンで快適な仕様になっています。
またフライシートは深緑色ですが、TC素材は白色基調のため暗さや閉塞感がなく、解放的に見えるところもすごくいい!

単体で使うこともありますが、テンマクデザインのムササビタープと組み合わせてリビングを作る使い方が気に入っています!

インナーテントとフライシートは単体使用ができるので、状況に応じたアレンジが可能。非自立式のためクロスポールテントと比べると若干手間がかかりますが、ペグダウンしてしまえばあとはポールを2本立てるだけなので、慣れてしまえばかんたんに設営できますよ。

ITEM
ノルディスク ファクシー2
●定員:2人
●サイズ:フライシート/220x325x128cm
     インナーテント/140x220/210x120cm
●質量:3000g
●収納サイズ:13x55cm
●素材:フライシート/ナイロン(ダブルサイドシリコンcoated 3レイヤー)
    インナーテント/リップストップナイロン、テクニカルコットン
    フロア/ナイロン(PU coated)
●耐水圧:フライシート/3000mm
     フロア/10000mm
●ペグ:アルミ製Y型12本/Square skewer6本
●ポール:アルミ製DAC Featherlight NSL 16mm2本

キャンプ飯を充実させる《グリル》

ユニフレーム「ユニセラTG」

かれこれ10年ほど使っていると思いますが、当時どうしても卓上焼肉がしたくて購入しました。BBQのように大々的にではなく、ソロでサクッとこじんまりできるところが◎!

渡辺さんが愛用している初代モデルから長年にわたってキャンパーから支持を得ている卓上グリル、ユニセラTG。

現在は三代目となるユニセラTG-Ⅲが販売されていて、細かい仕様変更はあるものの、耐久性の高いオールステンレス製、簡単に火おこしができる、コンパクト設計という優秀点は変わらず継承されています。

あっという間に設置できるので、ゆっくりできないキャンプのときでも焼肉が楽しめます。家の庭でプチBBQしたいときにも便利。最小限の炭の量でできるところも優秀です!

ユニセラにはたくさんの秀逸ポイントがあるのですが、なかでも特長的なのがユニセラの“カタチ”。本体がV字になっているため、少ない炭で効率よく燃焼することができます。

収納時はA4サイズほどのコンパクトさに変身。薄型でかさばりません。また卓上で使用しても焦げない仕組みになっているので、木製テーブルでも安心してジュージューできるところもありがたい!

お肉や野菜はもちろん、海鮮や焼きおにぎりを楽しんでもヨシ。またオプションで鉄板、おでん鍋、焼き鳥台もあるので、組み合わせれば幅広い調理が可能に。自分だけの炭火焼を満喫できる夢のようなアイテム……!

ITEM
ユニフレーム ユニセラ TG-Ⅲ
●本体材質:ステンレス鋼+特殊セラミック
●焼網・ロストル・灰受け材質:ステンレス鋼
●サイズ:315×250×H190mm
●収納サイズ:315×165×85mm
●重量:約3.1kg


詳細はこちら


長年愛用している《カメラ》

Gopro「Hero8」

Goproのスゴイところは、背景をしっかり入れて自撮りできる、大人数での自撮りが簡単にできるところ。イベントボランティアに参加することが多いので、そのときは参加者みんなで記念撮影するのがマイルーティンになっています!

その場の空気感といっしょに思い出を残すことができるGopro。渡辺さんは2台所有していて、2013年にHero3+を購入し、現在はHero8を愛用中。
1台目購入時は登山やスノーボードなどのアクティビティ時に使うカメラとして導入したそうですが、今ではキャンプはもちろん、職場の新年会や送別会など大人数で集うときに大活躍しているとのこと。

今のモデルは手ブレ機能が大幅によくなり、スノーボード時に追い撮りや自撮りしてもまったくブレません! 本当にすごい!

渡辺さんはオプションのマウント「3-Way」と合わせて使用。普通のカメラとは違う目線で、その場の感じを伝えられるアイテムです。

ITEM
Gopro Hero8
●動画解像度・フレームレート:4K60、2.7K120、1440p120、1080p240、他


ITEM
GoPro AFAEM-001 3-Way
●サイズ:延長時/50.8 cm(20インチ)
     折りたたみ時/19 cm(7.5インチ)
●同梱物
・延長アーム
・グリップ
・三脚
・サム スクリュー


《手ぬぐい》が忘れがちなキャンプ道具の代用品に

旅先で集めた手ぬぐい

10年ほど前から、登山や観光地など行った場所の思い出として集めているという手ぬぐい。渡辺さんはキャンプで“とあること”に活用しているそう。

もちろんそのまま手拭きや布巾としても使いますが、キャンプのときは鍋敷きや鍋つかみとしても重宝しています! 温泉に寄るときも手ぬぐい1枚あればOKだし、緊急時には三角巾としても使用できるので、アウトドアではいつも携帯するようにしています。


アツアツのダッチオーブンやスキレットを直接テーブルに置くのって躊躇ってしまいますよね。でも、鍋敷きって意外と忘れがち。そんなときは手ぬぐいの出番。折り畳んで敷くだけで熱ダメージを回避することができます。この使い方、盲点だったかも……!

キャンプ場オリジナル手ぬぐいや、お気に入りのアウトドアブランドの手ぬぐいを集めていくのもいいですよね。視点はちょっと違うけど、キャンプの楽しみがまたひとつ増えそう!

小さいけど存在感ある《キャンドル》

UCO「キャンドルランタン ブラス」

キャンプサイトの演出としてキャンドルを持っていっています。UCOのキャンドルランタンは真鍮製で、使えば使うほど味が出てくるところがお気に入り。

UCOのキャンドルランタンといえば、レッドやイエローのカラフルなアルミ製モデルをよく目にしますが、渡辺さんが好んで使っているのは、ゴールドの真鍮製。アルミよりお値段は高くなりますが、小さいながらも重厚感があり、無塗装なのでキズや変色など“経年美化”を楽しむ喜びも。道具を愛でてこそ、真のアウトドアマン。

メインは食卓を演出したいときに使っていますが、焚火のときの手元の明かりとして使ったり、家でもヨガをするときに使ったりしています。

キャンプで食とお酒を楽しみたい渡辺さんにとって、食卓の雰囲気づくりは大切なポイント。

真鍮はインテリアとしても馴染むので、荷物のなかにしまいこまずに飾っておくのもいいかもしれません。キャンプではもちろん、日頃から炎のゆらぎを見つめる静かな時間をもちたいものです。

ITEM
UCO キャンドルランタン ブラス
●サイズ:16.5×φ5cm(使用時)10.6×φ5cm(収納時)
●重量:250g
●材質:ブラス、ガラス
●燃焼時間:約9時間
●付属品:キャンドル1本

『GOOUT CAMP』に参加します

出典:GOOUT CAMP
渡辺さんがボランティアスタッフとして幾度となく参加している『GOOUT CAMP』は、2021/4/23(金)~25(日)に静岡県のふもとっぱらキャンプ場で、翌月5/28(金)~30(日)には福島県の天神浜オートキャンプ場で開催予定。

「どちらも参加するので、見かけたら気軽に声をかけてください」と渡辺さん。いよいよグリーンシーズン到来、自然のなかのおいしい空気を吸って、めいっぱいキャンプをエンジョイしましょう。

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