2017年も軽キャンが席巻!?ジャパンキャンピングカーショーを取材してみた!

※2017年7月26日から施行の法改正により、8ナンバー以外の車両の、横向きシートが製造禁止となりました。紹介しているキャンピングカーの中にも対象のモデルが含まれている場合がありますので、ご了承の上ご覧ください。

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2017年キャンピングカーショーは幕張メッセで開催!

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2017年、2月2~5日にかけて、日本最大級「ジャパンキャンピングカーショー」が開催されました。全国のキャンピングカーを扱う出展社が幕張メッセに集い、キャンピングカーのすべての情報、用品が揃うといっても過言ではないショーでした。

合計7万人以上の来場者で埋め尽くされたこの展示会は、どうだったのでしょうか?CAMP HACK編集部が取材に行ってきました!

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ラグジュアリーなキャブコンの売れ行きは上昇中!

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キャブコンとはトラックのキャブ(運転部分)とシャシーに、架装した居住部分をドッキングする車のことを指します。いわゆるキャンピングカー。

室内はまるでホテルのように豪華で、トイレやシャワー、キッチンがついたモデルも。こちらのメーカーはVANTECH(バンテック)のZILというラインナップの一つ。



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こちらのベッドはふかふかで、まさしく第二の家と言えるでしょう。快適なキャンピングカーの旅の朝は、本当に代えがたい気持ちよさがあるのではないでしょうか。

さて、出展社の方に話を伺うと、キャブコンの売れ行きは伸びているのだとか。なぜでしょうか?その理由は、様々ありますが一つにキャンプ市場の売り上げが伸びていること。日本オートキャンプ協会の2015年資料によると、オートキャンプ参加人口は2008年の705万人を最低ラインに、これまで伸び続けています。資料はこちら

二つ目に、キャブコンがマイナーチェンジをし続け、より利便性を追求してきたことがキャンパーに受けていることがあると言えます。特に注目を浴びていたのは、こちらのモデル。

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NUTS RVさんのCREA 5.3ZEVOLUSION。注目を浴びた理由は進化した内部の機能にあります。

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なにが注目を浴びるポイントとなったのか?それは、いままで充電に2~3日かかっていたキャブコンが、バッテリーシステムの革新的アイディアにより、数時間にまで短縮されたこと。

電気がなくなる心配が薄れ、よりフルに、タフに使える相棒としてこのキャブコンが登場しました。以前からあるジャンルですが、しっかりと着実に進化を続けてきている今後のキャブコン市場から目が離せませんね!

新スタイルのバンコンが登場!?

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バンコンは、トヨタハイエースなどのバンの中身を改装し、居住空間を作ったモデルのこと。こちらはダイレクトカーズさんのアルヴェルエースロイヤルラウンジというモデル。コックピットのようなハイエンドのチェアにもたれかかり、音響もバツグンな環境で映画をスクリーンで見ることができます。

バンコンは値段もキャブコンよりお手頃、駐車場にも困りにくいといった利便性から、現在安定して一番人気といっても過言ではないジャンルです。その中でも、これからの流行を作っていくかもしれないバンコンを発見したので、紹介します!

①「遊び道具」にフォーカスしたバンコン

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こちらはRIW(リュウ)さんの、RIW-ER(リュウ イーアール)。展示車の価格は460万円ながら、遊び心がつまりに詰まったモデルでした。

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驚いたのはバーカウンターのようなキッチンシステムが内装されていた点。第二の家というキャンピングカーの概念から外れて、テントサイトを車中心に展開する方法をとっています。このカウンターテーブルはそのまま取り外して車の外にテーブルとして持ち出すことができます。

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そしてテーブルはそのまま積載スペースに。スペースが確保され、取り出し方にも配慮がされているのは嬉しいですね!

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メーカーさんいわく、バンコンは車上と車中にそれぞれ寝る場合、寝返りなどの影響を非常に受けるのが車中の人なんだとか。なのでこちらのモデルはテントサイトに二人以上、車上に二人という想定で作られています。お気に入りのテントやギアを使えるのは非常にうれしいポイントですね。まさに遊びの中心にあるような車。

②ちょいワル!ラグジュアリーバンコン

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セカンドハウスさんの、ハイエースベースのウイングスプレミアムというモデル。黒塗りの外装からしてちょいワルな雰囲気が受け取れますが、見ていただきたいのは内装!

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このセレブ感!このワル感!こちらも第二の家というキャンピングカーの概念から外れて、床からテーブル、ソファという内装へのこだわりが見て取れます。ラグジュアリーさでは展示会の中でも一級品。間接照明もグッドで、人とは違うバンコンをお探しの方におすすめといえます。この展示車の価格は約550万円。

見逃せないのは軽キャンピングカー!テーマは「プラスオン」?

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注目の的になっていたのは近年流行中の軽キャンピングカー!しかも、ただの軽キャンではありません。「プラスオン」された軽キャン、という今までになかったジャンルが出そろいました。その一部を紹介します!

カラーがかわいいのはもはや当たり前!?カラフル軽キャン

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こちらは業界最大手のNUTS RVさんのNewモデルとして登場した、スピナ キャルルックver。スズキのエブリィ、日産クリッパーをベースに作られた軽キャンピングカーです。価格は税抜き359万円。初お披露目、このワーゲンバス風の軽キャンに来場者の目は釘づけ!

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内装もかわいく作られていますね。ドライブに行くたび、わくわくしちゃいそうです!

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内装も広々と作られていて、とても軽キャンとは思えません。就寝人数は4名で、ファミリーにも対応できそう。最初の1台目でも、2台目でも、どちらでも選べますね。

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他にもカラー展開として赤、緑が展示されていました。最近では女性一人旅でも軽キャンを選ばれる方が多いのだとか。このモデルだったら、女性にもおすすめなのは納得と言えますね。

内装にもこだわりを!デニム素材軽キャン

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こちらの「プラスオン」軽キャンはデニム素材へのこだわり。内装も木の質感がグッドなキャンピングカーですね。

ベッドの素材にもこだわっていて、CAMP HACK記者も寝てみましたが驚くほどクッション性が高く、寝心地はバツグン!仕事を忘れてそのまま眠りの世界に…おっと、レポートを続けます。モデルは2016年にグッドデザイン賞を受賞した四国の岡モータースさんの製造販売している「ミニチュアクルーズ」をもとに作られています。

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シャワーとキッチンが設置済み。下の板はそのまま引き出してテーブルにできるという配慮がされていて、調理もはかどりそうですね。排水は車の下部に行きわたることになっていて、臭いも気にならないのだとか。細かい配慮が嬉しいポイント。

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テーブルも椅子もベッドの下に潜り込ませることができて、そのままキャンプベースになります。就寝人数は2人で、このミニチュアクルーズは定年を迎えた方に人気という話を伺いました。ただこのデニムエディションは、幅広い年齢層の方に受けそうですね。


軽トラとドッキング!内装はまるでカントリー風?

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こちらはMysticという山梨に本社を置くキャンピングカーの製造販売元の展示スペース。新型モデルの「レジストロ」に注目してみました!

こちらはやや、居住部分がはみ出して幅広い印象を受けませんか?それもそのはずで、軽トラに居住部分を載せていることが特徴!

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カントリー風の内装は木目の風合いが柔らかく、非常に温かい印象を受けます。椅子にも座ってみましたが快適そのもの。軽キャンという限られたスペースを最大限生かすメーカーの力を見た気がしました。

キャンピングカー市場の動向を見逃すな!

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いかがでしたか?ジャパンキャンピングカーショー2017ではより身近に、より進化したキャンピングカーのラインナップが一同に会したといえます。プラスオンの軽キャン、進化したキャブコン、新提案のバンコン…定番のモデルは存在感を持ち続けるも、新型、新モデルのの勢いを肌に感じた展示会でした。流行の先端を全国のキャンパーに発信するジャパンキャンピングカーショーから、目が離せませんね!

Coming New CAMPING CAR!!

キャンピングカーの新しい時代!

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