夏山をシャツで過ごす――これって意外と盲点で、新鮮に感じられるスタイルではないでしょうか。襟のある上品なルックスはフィールドにも映えるし、何より使いやすい。シャツって実は、山においても機能的なのです。
アウトドアを想定したシャツは適度な防風性があり、適度な通気性もあり、適度に保温します。もちろんシェルの類のようなパフォーマンスは持ち得ませんが、この「適度さ」が良い。襟を立てれば防寒・防風性が高まるし、袖をまくって熱を逃がすこともできます。
重たいパーツがないので、基本的には軽めであることもメリットでしょう。首まわりがボタンのものが多く、ジッパーのように肌に当たるストレスがないことも、個人的に好ましいポイント。シンプルでスタンダードなつくりが、快適さと利便性にも貢献しているのです。
そういうわけでフィールドで着られる化繊のシャツを追い求めていたのですが……かゆいところに手が届くモデルが ホグロフス にラインナップされました。
冒頭にも掲載した GETA SS SHIRT MEN は、ナイロンストレッチ素材を使った夏場にジャストな半袖シャツ。山シャツというとチェック地などのカジュアルなテイストのものが多いですが、こちらは同メーカーらしいソリッドな雰囲気に仕上げられていて、単純にかっこいい。
かなり薄手の生地で、重量は130g(Mサイズ)。速乾性に秀でています。胸にはファスナー付きのポケットが。また、腋下に配された4つのハトメがベンチレーションとして機能します。
長袖の GETA LS SHIRT MEN を基本、腕まくりして着てもいい感じになりそう。落ち着いたカラーリングも 魅力的で、ちょっとモードな雰囲気もありますね。 BERT SS SHIRT MEN は化繊のオックスフォード織りで、コットンシャツのような風合いを持つモデルです。吸湿発散性の高いファブリックを採用しており通気性は抜群。背中の切り返し部分にベンチレーションが設けられています。胸にはファスナー付きポケットとオープンポケットがひとつずつ。身幅がゆったりしていてリラクシンな着心地ですが、シルエットがきれいなので、だらしない感じにはなりません。
クラシカルなシャツを現代的にアップデートさせたこれらのモデルは、シャツというフォーマットがもとより備える優れた使い勝手を再認識させてくれます。洗練されたシャツのルックスは美しい、そして「ギア」として捉えてもおもしろい。gearedはそう考えます。
- 製品名1
- GETA SS SHIRT MEN
- 価格1
- ¥9,500(税別)
- 製品名2
- GETA LS SHIRT MEN
- 価格2
- ¥12,500(税別)
- 製品名3
- BERT SS SHIRT MEN
- 価格3
- ¥10,500(税別)
- メーカー
- ホグロフス