コールマンアウトドアクラブ(COC)とは?
コールマンアウトドアクラブ(COC)は、アウトドアメーカー・コールマンの会員制コミュニティ。キャンプを通じて家族や仲間との絆を深めようと、年間通して全国各地で様々なイベントが開催されています。
提携キャンプ場が通常料金より安く利用できたりコールマンギアが割引になるほか、ファミリーセールの案内など会員限定のサービスも大充実!
2016年は過去最大規模で開催!COCミーティングに密着
数あるCOC主催イベントの中でも特に人気なのが、コールマン好きが全国から集う「COCミーティング」。
参加枠は毎年抽選というこの人気イベント、2016年はコールマン40周年記念スペシャルキャンプとして去る7月下旬、過去最大規模で開催されました。
会場は、富士山の裾野に広がる人気のキャンプ場「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」。二泊三日に渡り行われたこのイベントは、自分のペースでゆっくりとキャンプを楽しみながら、アウトドアのプロによるアクティビティ体験やクラフト教室などのプログラムも。
コールマンスタッフによるサイトラリーやナイトパーティーなど、会員イベントならではの一体感も楽しめます。
あいにくの雨にも関わらず前泊された気合充分のグループをはじめ、会場には150組のキャンパーが全国から大集結!
CAMP HACKは、その中でも特にコールマン愛あふれるユニークな参加者のサイトにお邪魔させていただきました。さっそくご紹介しましょう!
COCミーティングで出会った”We Love Coleman!”な人たち
大所帯で気合充分!「野外活動特殊部隊さん」コールマン大好き仲良しファミリーで構成された「野外活動特殊部隊」の皆さん。何と活動して今年で20年!COCミーティングには毎年参加されているとか。
代表して、ヒロさんにお話を伺いました。
Tシャツやうちわ、フラッグなどお揃いのオリジナルグッズで団結感◎。毎年このミーティングに合わせて、大人も子供に戻ったように念入りに打ち合わせをするのが、たまらなく楽しいそうです!
もちろん部員全員コールマンラバー!集まったスチベルもズラリ!
子供から大人、ワンちゃんまで揃ってとても賑やかで、ひときわ存在感のあるグループでした。
各年のCOCミーティングのテーマに合わせてオリジナルカスタマイズされたという、ランタンのグローブ。「祭」!!…気合の入り方が違います。
子供が喜ぶ流しそうめん!ヒロさんいわく、活動の大きな目的は”子供の成長”だそう。
トレーラーハウスをお持ちだったり川原でのドラム缶風呂体験など、今となっては貴重な自然体験を積極的にお子さん達と楽しんでいらっしゃるそうです。
日本酒×キャンプでアウトドアをもっと楽しく!「松乃井酒造さん」
酒好きは立ち寄らずにはいられないサイト構えのコチラは、新潟の酒造メーカー「松乃井酒造」さん。
COCミーティング参加は6年目。オーナー奥様の古澤さん曰く「酒婦の友」を増やすべく、コールマン好きの方々に日本酒の美味しさを知って欲しい!という想いで、自慢の日本酒を振舞っておられました。
気になったのは、このハイポジションのカウンター的テーブル。聞けばご主人が、コールマンのテーブルの脚部分を付け足して、バーカウンター風に改造されたとか!
これならキャンプ場でもバーの雰囲気でお酒が楽しめそうです。
家族でのんびりと過ごすのもアリ!「マーシーさんファミリー」
メインエリアから離れたサイトでのんびりと過ごされていたのは、マーシーさんご家族。2歳の娘さんとCOCミーティング初参加!
テントは、ファミキャンらしくウェザーマスターシリーズの2ルーム。通気性抜群で夏でも熱がこもらず、とにかく広いところがお気に入りだそうです。
サイトでひときわ目を引いたのが、このピザ釜。準備10分・焼けるのに2分というスムーズさ!これなら子連れキャンプでも料理作りに挑戦しやすいですね!
この日は、これからマルゲリータピザを作られるところ。ピザだけでなく、スペアリブなど肉料理も調理できちゃうそうですよ!
愛用ランタンは、コールマンの「クアッドLEDランタン」。主にキャンプ場内での携行用だそうですが、やはり分割できるあたり使い勝手が良いそうです。
オールドコールマンマスター!「志田さん」
福島発、ヴィンテージコールマンをこよなく愛するキャンパー・志田さん。ギアは主にebayなどオークションサイトで入手されることが多いそうです。
こだわりのテント・コールマンクラシックはもちろん、ビジュアル重視で選ぶというクーラーボックスやランタンなど、こだわりのギアが随所で光る素敵なサイトでした。
ヴィトンのバッグの革を利用したガス缶カバー。ファッションのハイブランドとアウトドアの融合とは、斬新!
サイト内もぬかりなくおしゃれに。ヴィンテージ感がありつつラグジュアリーな雰囲気もあり、独特のこだわりを感じました。
お持ちのギアで特に思い入れがあるのは、ご友人の形見であるというこのシェードランプだそう。
オールドコールマンを愛する理由も然りで、当時のユーザーに想いをはせることもヴィンテージギア収集の楽しみのひとつなんだとか。
志田さんが説くCOCミーティングの魅力は「過去のイベントやSNSで知り合った全国のキャンパーさんと一堂に会して話ができること」。
それぞれの近況や、子供が大きくなった現在は仲間と大人のキャンプを楽しむのが、今とても楽しいそうです。
キャンプスタイル変幻自在のおしゃれパパ!「F-15さんファミリー」
なんと家に専用の”キャンプ用品部屋”があるという、家族みんながキャンプ大好き!という素敵なF-15さんファミリー。
さまざまなキャンプスタイルを楽しんでいるというF-15さんが数あるテントの中からこの日の為に選んだのは、オアシスデラックス。先日コールマンから復刻発売された40周年記念オアシスの、原型モデルです。
注目は、当時のオアシスデラックスにしか付いていないという、この小窓。
コットンテントの通気性をよりアップさせているという機能性だけでなく、可愛らしい見た目もポイント高し!
モスグリーンが基調のサイト内で素敵な指し色となっているのが、ピンクのギア。
ストロベリーカラーの2016年シーズンズランタンをはじめ、パティオピンクのヴィンテージクーラーボックスなど、小物のアクセントが効いています!
ご結婚前からの愛車というジープ・チェロキー!ご家族みなさん、この車が大好きなんだそうです。
青にとことんこだわる職人気質キャンパー「デラさん」
緑の芝に青で統一されたギアが映える、デラさんのサイト。とにかく「青」にこだわった、ヴィンテージアイテムをコレクションされているそう。
テントはオールドコールマンのホリデイⅡ。1970年頃のものだそうです。
バーナーは、かつてコールマンがOEM受託していたSears製。もちろん、カラーは青!
青とコールマンにこだわるあまり、イワタニマーベラスも青にチェンジ!車の塗料でDIYされたとか・・・スゴイ!
唯一といっても良いくらい青ではなかったのが、コチラ。ランタンのガス缶の口部分を灰皿が入るサイズにくりぬいたDIY作品。
好きなキャンプ道具に囲まれて過ごすのが、至福のひと時なんだそうです。
関西のカリスマキャンパー「トラさんご夫妻」
ラストは、知る人ぞ知る重鎮キャンパー・トラさんご夫妻。
マルシャルテントをはじめヴィンテージギアも多数お持ちで、様々なキャンプスタイルを経た現在は奥様と、シンプルでカッコいいキャンプを楽しまれているそう。この日も赤ジープ・赤カペラ・赤タープで、サイトでの目立ち度は抜群!
自作されたという木製ギアボックスは、こなれた感を出すために奥様が一生懸命磨かれたのだとか!コックを付けてリメイクされたというiglooのジャグも、おしゃれなサイトになじみますね。
COCミーティングは大盛況のうちに終幕!
大盛況のうちに幕を閉じたCOCミーティング。改めて感じたのは、長い歴史がありながら今のアウトドアシーンでも第一線に居続けている、コールマンのゆるぎないブランド力。
ビギナーからベテランまで、すべてのキャンパーからコールマンが愛される理由がわかる、納得のイベントでした!