【家族&カップルで行ってほしい!】あの“ogawa”の直営カフェ「GRAND lodge CAFE」を潜入レポート

記事中画像撮影:筆者

行列必至!いま超話題のスポット

新青梅街道と小金井街道の曲がり角に建つ、大きなショーウィンドウのあるビル。ガラス越しには、大型のテントやタープがどーんと立ち並んでいます。
この場所の正体は、あの老舗アウトドアブランド「ogawa」の直営店……なのですが、ただの直営店じゃあありません。じつは、ogawaが運営する“キャンプスタイルカフェ”が併設されている店舗なのです!
カフェは2019年1月のオープン以来、SNSや口コミで評判がどんどん広まり、大勢のお客さんで賑わう話題のスポットになっています。

そんな話題のカフェを訪ねてきたので、店内を詳しくレポート! ここでしか食べられない絶品メニューや、狙い目の時間帯もあわせてご紹介します。


早速「ogawa GRAND lodge CAFE」に潜入

では早速店内に入ってみましょう。

1階は広々とした明るい店内で、ogawaの製品やセレクトアイテムを販売している直営店。

そして、レジカウンターの脇にある階段を上った先、2階がカフェスペースになっています。

「アウトドアに触れる機会を増やしたい」から生まれたカフェ

2階にあがると、そこは別世界。大型のテントがずらりと並び、タープを活用した巨大スクリーンには映像が流れ、唯一無二のおしゃれ空間になっていました。大通りの一角にあるとは思えない非日常空間です。
客席はもちろん、ogawaのテントの中。モデルの異なる10張りが建てられていました。ここまでズラっとラインナップを見れるだけでも、貴重な時間が過ごせそう!

1階の直営店がオープンしたのは、2018年3月。それまでこの2階部分は倉庫として使っていたそうです。1階のフロア同様、広々と開放感のある空間を贅沢に使っています。
今回、この「ogawa GRAND lodge CAFE」について色々と話をしてくれたマネージャーの小室徳之さんは、ogawaの社員でキャンプ歴20年のベテランキャンパー。

老舗アウトドアブランドであるogawaは、「キャンプ未経験の方にアウトドアと触れる機会をもっと作りたい。気軽に安心してキャンプを楽しめる場所を作りたい」との想いで、このカフェをオープンすることにしたそうです。

ogawaの直営店「GRAND lodge」は、新木場店、小平店、高尾店(東京)、柏の葉店(千葉)の計4店舗ありますが、現在(2019/7月時点)カフェが併設されているのはここ小平店のみ。
ちなみに、テーブルや店内の備品などはDIYが得意な小室さんがスタッフとともに制作したんだとか。なかなかの力作です。

アウトドアメーカーならではのワクワク&やさしい目線

飲料水カウンターは、実際にキャンプで使うウォータージャグやマグカップが配置されており、キャンプ感モリモリ! クーラーボックスには冷えた氷が入っていました。

なかでも一番ユニークだなと思ったのが、こちらのシステム。
各テント(客席)の入り口にランタンが掛けられているのですが、ただのインテリアじゃありません。じつはこれ、ランタンの明かりを点灯する=店員さんを呼ぶ合図。ランタンが“呼び鈴”の代わりになっているんです!
室内ながらも、アウトドア気分にしてくれる工夫はさすがアウトドアメーカーならでは。この空間にいるだけで、なんだかワクワクしてきます。
客席は、お座敷席やイス席。小さなお子さん連れでも快適に過ごせるよう、お座敷スタイルの席を作ったそう。 また、店内にお子さんが多いときはスクリーンでアニメを流すこともあるそうで、「ママ~、ごはん待てない!」「パパ~、飽きちゃった!」なんてことを回避するのに役立ちそうです。ファミリーにはとくに嬉しい配慮ですね。

キッズ用のチェアも用意されていました。こちらもファミリーの客層を意識した配慮ですね!

あの“名作テント”をモチーフにした●●も……!?

キャンプ場やショップさながらの充実具合ですが、ここはあくまでもカフェ。ということで、肝心の食事はどうでしょうか? 早速、おなかペコペコの取材班もおすすめのメニューを聞いて注文しました。

テントの中に置いてあったカタログを見ながら料理の到着を待ちます。に、にくい演出……!(笑)


メインディッシュ2品

カラフル野菜とジャンボソーセージのキャンプ風煮込み(ランチメニュー)単品\1,500/サラダ・スープ・ライス付\1,800
パエリア(ディナーメニュー)\1,950
どちらも味がしっかりとついていて、お、美味しい……!! アツアツのスキレットでサーブしてくれました。ここだけ見ると、まるでキャンプのワンシーン。

アラカルト&ビール

牛ランプステーキBBQ串\1,100、クラフトビール各\650
BBQ串も食べごたえ抜群でビールがよく合う! カッティングボードの上に置かれているのも、キャンプ気分が高まります!

デザート&コーヒー

ピルツアイス\680、アイスチョコミントマキアート\510
そして食後のデザートタイム。シェラカップに入ったこのスイーツ、きっとお分かりの方も多いでしょう。この正体、じつは……
じゃじゃーん! ogawaの名作テント“ピルツ”がモチーフなんです! どうです、色も形もそっくりでしょ?

最初はオムライスでピルツを作るという案もあったらしいのですが、「お蔵入りになったのはここだけの話です(笑)」と、小室さん。いつかオムライスピルツも食べてみたいですね。
食事メニューは、時間帯によってランチ、ティー、ディナーの3パターンがあります。メニュー内容は「何度来ても楽しんでもらえるように、頻繁に入れ替えしている」とのこと。

また、あえてアウトドアでトライできるようなメニューにすることで、「アウトドア料理を身近に感じてほしい。いずれはレシピも公開予定です」と小室さん。ここまで親身になってくれるアウトドアカフェ、前代未聞じゃないでしょうか?
同行した男性カメラマンは、「これなら男子でも大満足だわ!」と、味のクオリティもさることながら、料理のボリュームについても絶賛。どれも食べごたえ満点なので、ひとり1品頼んでシェアして食べる方も多いそう。

そのため、取り皿のシェラカップが大活躍! キャンプの時と一緒ですね。室内ですが、まるでキャンプを体験している気分になります。

狙い目はいつ?

営業時間は、平日・週末ともにランチタイム11:00~15:00、ティータイム15:00~17:00、ディナータイム17:00~21:00(LO20:15)。

小室さんいわく、比較的落ち着いている時間帯は14:30~17:00頃とのこと。「なるべく混雑を避けて食事をしたい!」という人は、遅めのランチ or 早めの夕食にするとスムーズに入店できそうです。
お店の混雑状況にもよりますが、案内の際に希望を伝えると好きなテントに案内することも可能だとのこと。「気になるテントがある!」という人は、事前に店員さんへ伝えておくといいですよ。

タイムリーな情報はInstagramをチェックすべし

テレビやラジオなどで取り上げられる機会も増え、ますます人気の「ogawa GRAND lodge CAFE」。

現在は時間制で、タイミングによっては混雑も予想されますが、1階の直営店で買い物をしたり、狙っているテントの建て方(予約制)を教わったりしながら待つもよし、何食べようかな~? と考えながら待つもよし。

混雑状況など、カフェの最新情報はInstagramでアップされているので、行かれる前に必ずチェックしてくださいね!

■ogawa「GRAND lodge CAFE」
営業時間/11:00~21:00(ラストオーダー:フード20:15、ドリンク20:30)
定休日/火曜日、年末年始
住所/東京都小平市花小金井4-34-6-2F(ogawa GRAND lodge 小平店2F)
TEL/042-452-5367
駐車場/11台
Instagramはこちら
公式サイトはこちら

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