【コールマン2021年新作速報】創業120周年記念アイテムを発表!初のカーサイドテントや新作バーナーにも注目

※紹介した製品は、仕様変更や発売延期、中止になる場合があります。あらかじめご了承ください。

全スタイルを網羅する、注目の新製品が続々!


コールマンが2021年春夏に発売する新製品を発表! 昨今のコロナ禍で、距離を保ちながら楽しめるキャンプへの注目が増しており、おうちキャンプや車中泊などスタイルの幅も広がりを見せています。


コールマンの新製品にも、多様化するキャンプスタイルに対応する製品ラインナップが目白押し! 注目は、ブランド初となるカーサイドタープやソロキャンパー向けアイテム。

また、2021年はブランド創業120周年を迎える大きな節目となり、数量限定の記念アイテムも発売されます。

2021年のテーマは“未来を灯そう。”


また来季のテーマに“未来を灯そう。”を掲げ、キャンプを通して人と人との心のつながりを大切に、そしてこの先も楽しくキャンプができる自然環境を守るためにアクションを起こしていくのだそう。キャンパーなら知っておいてほしい、安全やマナーに対しての想いを社長の中里豊氏にインタビューしてきました。

まずは、来季新製品からチェックしていきましょう!

数量限定発売!120周年記念アイテム「The Red」

まずは、120周年記念アイテムから。ブランドを象徴するランタン・201Aに使用されている「コールマンクラシックレッド」をテーマカラーに採用。

数量限定のスペシャルな記念モデルは全部で7型が発売を控えています。中から、2モデルを詳しく見ていきましょう。

原点に立ち返った「120th アニバーサリー シーズンズランタン2021」


アメリカ本社の工場で作られる毎年恒例のシーズンズランタンは、今回で16台目。グローブには、120thの文字と共にランタンの歴史を表す「midnight sun」のロゴが刻まれており、コールマンファンにとって所有欲をそそる特別仕様に!


ランタンをしっかりと守ってくれるクラムシェル型の収納ケースも付属。正しく使用しメンテナンスをすれば、何代にもに渡り使い続けられるコールマンのランタン。せっかく手に入れるなら、このスペシャルモデルを検討してみてはいかがでしょう。

【120th アニバーサリー シーズンズランタン2021】
価格:33,000円(税別)
サイズ:約17×17×31cm
重量:約1.4Kg
燃焼時間:約7時間~15時間
タンク容量:約590cc

テントもタープも情熱的なカラーに「120th アニバーサリー テント&タープセット」


同カラーを纏ったテントとタープのセットアイテムもラインナップ! モデルには、過去に展開されていた「オアシステント」を採用。4〜5人収容可能な大型テントで、本体ルーフフライ(屋根)も真っ赤に仕上げた、他にはないデザインです。

横幅575cmの大型スクエアタープも付属しており、トータルコーディネートを楽しめるのも魅力的。設営するとテントがまるっと覆えるほど広く、リビングも十分なスペースがあります。


これまでポリコットンを採用していた「オアシステント」ですが、今作はTexFiberという化繊素材を初めて採用している点にも注目! ポリエステルの表面を起毛させ、コットンのような風合いに仕上げています。テント・タープともに耐水圧は2,000mmです。

【120th アニバーサリー テント&タープセット】
価格:109,091円(税別)
  • 使用サイズ:テント/約300×240×195cm、タープ/約575×385×250cm
  • 収納サイズ:テント/約82×35×29cm、タープ/約80×24×19cm
  • 重量:テント/約15kg、タープ/約8.7kg

手間をかけずに楽に楽しめる「コンビニエンスキャンプ」

ファミリーキャンプだけでなく、幅広いスタイルを想定した新製品を準備しているコールマン。中でも気になったのが、“コンビニエンスキャンプ”という提案!

設営・撤収の手間を軽減し、より気軽にキャンプが楽しめるアイテムが揃い、車中泊からデイキャンプまでマッチする汎用性に人気が集まりそうです。

シェード、テントの2wayで使える「パーティーキャビン/3025」


「パーティーキャビン/3025」は、シェードの扱いやすさに取り外し可能な吊り下げ式テントをプラスすることで、シェード兼テントとして2役をこなしてくれる便利アイテム! シェードと言えば、BBQや運動会などデイイベントでのみ使用するイメージが強いですが、これがあればキャンプも対応可、活躍の場を広げてくれます。


テントの使用サイズは約300×250×215cm。本体フレームがほぼ垂直に立ち上がっているため室内の圧迫感が軽減され、ファミリー4人で横になっても余裕があります。


 

シェード単体での使用サイズは約300×300×250cm。組み立ては収束しているフレームを広げるだけなので、初心者でも安心!

ドームテントや2ルームテントの設営に自信がなくキャンプデビューに足踏みしていた方にとって、救世主アイテムとなるのではないでしょうか。

【パーティーキャビン/3025】
価格:29,819円(税別)
  • インナーサイズ:約300×250×215cm
  • 本体サイズ:約300×300×250cm
  • 収納サイズ:約24×21×100cm
  • 重量:約16.5kg

ブランド初!インナーテント付きの「カーサイドテント/3025」

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意外にも、コールマンが今まで販売してこなかったカーサイドアイテム。近年の車中泊ブームもあり、この度ついに「カーサイドテント/3025」を発表しました!

車中泊入門編として手に取りやすい価格設定(税抜き36,182円)ながら、4〜5人用の吊り下げ式インナーテントまで付いていると言うから驚き!


日中はタープをメッシュ仕様にし開放感あるリビングスペースを。夜はインナーテントで就寝してもいいし、悪天候であれば車内で安全に過ごすこともできます。

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テントと車の連結には吸盤を採用。車体の高さが約160〜195cmであることが連結の条件です。また別売りのキャノピーポールを2本用意すれば、車がなくてもシェード・テント単体として使用可能というメリットも!

キャンプに行く人数や天候に合わせて、臨機応変にキャンプを楽しみにたい方に打ってつけのアイテムです。

【カーサイドテント/3025】
  • 価格:36,182円(税別)
  • インナーサイズ:約300×250×185cm
  • 本体サイズ:約330×325×210cm
  • 収納サイズ:約直径23×73cm
  • 重量:約10kg

オールシーズン使える最高峰モデル「マスターシリーズ」

次はコールマンが展開する最高峰モデルとして、頼りになる機能性が支持されている「マスターシリーズ」の新製品をチェック。

3段シェルフ「バタフライマルチシェルフ」


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高さを2段階に調節することができるシェルフも登場! ローチェアに合わせて物置きとして使用したり、ハイの状態なら簡易的なキッチン台としても使えそうですね。


アルミ製のフレームとキレイな木目プリントの合板を使用しているので、重量は約5.6Kgと軽く、耐荷重は合計約60kg(各天板約30kg)と耐久性も兼ね備えています。

フレームは1本のみで、専用ケースに入れて持ち運び可能。家の中で使っても馴染むデザインは、おうちキャンプや庭キャンプでも使えそうですね!

【バタフライマルチシェルフ】
価格:22,546円(税別)
  • 使用サイズ:約120×44×82/51.5cm(天板:上/約102×42×1.5cm、下/約120×36 ×1.5cm)
  • 収納サイズ:約127×48×16cm
  • 重量:約5.6Kg
  • 耐荷重:テーブル約60kg(上天板/約30kg、下天板/約30kg)、ネット約10kg

待望のバターナッツカラーを復刻「54QT ステンレススチールベルトクーラー」


コールマンの代名詞として人気のあるハードクーラー「スチールベルト」。こちらにバターナッツの復刻カラーが販売されます。復刻というのは、実は60年代に一度生産されていたカラーなのです。

最大4日間の高い保冷性能やボトルオープナーなど機能は従来品と同じ。マスターシリーズと好相性なカラーリングは、思わず手を伸ばしたくなる逸品ですね。

【54QT ステンレススチールベルトクーラー】
価格:24,364円(税別)
  • サイズ:約60×42×41(cm
  • 重量:約7.5kg
  • 容量:約51L

「BBQ・ファミリーキャンプ」は、定番品を更にブラッシュアップ

コールマンのメインであるファミリー向けアイテムとBBQアイテムは、従来品に磨きがかかったラインナップです!

より居住性を高めた2ルームテント「タフスクリーン2ルームハウス/MDX」

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人気の「タフスクリーン2ルームハウス」に、寝室をより広く改良した新モデルが登場。変更点は、寝室のフレームをリビングと同じクロスフレームにした点にあり!

これにより従来より奥行きと高さを拡張、室内の有効面積を広げることに成功しています。一人で設営できるアシストグリップなど細部のギミックはそのままに、ファミリーキャンプデビューに最適な一幕です。

【タフスクリーン2ルームハウス/MDX】
  • 価格:61,819円(税別)
  • インナーサイズ:約300×250×175cm
  • 本体サイズ:約560×340×215(cm
  • 収納サイズ:約直径32×74cm
  • 重量:約17kg
  • 耐水圧:約2,000mm(フロア:約2,000mm)

メッシュパネルでデメリットを解消「アウトドアワゴン メッシュ」


キャンプからフェスまで幅広い場面で活躍する「アウトドアワゴン」に、4面メッシュパネル採用モデルが仲間入り! 雨で濡れて乾かすのが大変だった問題を、メッシュにすることで解消。

また4隅のネジ留め外しができるようになり、汚れてもメッシュごと洗って清潔に保つことができます。


重量は約10kgと従来品より少し軽くなっているのに対し、耐荷重は約100kgとタフなまま。タイヤにはストッパーが付いているので、坂道や斜面でも転がる心配もありません。汚れやすいビーチやピクニックでの使用も安心です!

【アウトドアワゴン メッシュ】
価格:13,455円(税別)
  • 使用サイズ:約107×53×94cm
  • 荷台サイズ:約88×42×31cm
  • 収納サイズ:約23×41×78cm
  • 重量:約10kg
  • 耐荷重:約100kg

ハイパワーな新作ガスランタン「ノーザンノバ」


久々に新作ガスランタンの姿も披露されました。3本の脚で自立して使用できる「ノーザン ノバ™」は、定番のガスランタン「LPノーススターランタン」の約2倍となる3,000ルーメンの明るさを持つハイパワーモデル。

脚を折りたたんだ際にグローブに当たる部分にはメタルガードがついているので、割れる心配はご無用。470gレギュラー缶を使用して最大4時間の点灯ができ、これ一つでサイト全体を照らすのに十分すぎる明るさが手に入ります。

【ノーザンノバ】
  • 価格:18,000円(税別)
  • サイズ:約40×35×45cm
  • 収納サイズ : 約20×19×29cm
  • 重量:約1.9kg
  • 燃焼時間 : 約2~4時間(470gレギュラー缶使用時)

「ソロキャンプ」は調理・焚き火を満喫できるアイテムが盛りだくさん!


いま最もアツいジャンルと言っても過言ではないソロキャンプシーンに、コールマンが本腰を入れて新製品を投入します!

お一人様にも便利な風防付き「シングルガスストーブ120A」


OD缶専用シングルバーナーが話題沸騰の予感! 火力は約2,150kcal/h(2.5kw)で、470gレギュラー缶を使用して約3時間連続で使用できます。

バーナーヘッド周辺に風防を付け風に耐えられる仕様で、8インチ(直径20cm)のダッチオーブンも置くことができ本格的なキャンプ料理も堪能できます。


脚の高さは、15cm・23cmの2段階に調整可能。地面、テーブルなど設置場所に合わせて高さを変更でき、使い勝手にも配慮されているのも長所の一つですね。


脚は内側へ折りたたむことができ、工具箱を想起させる丈夫な付属ケースに入れて持ち運べます。なんと言っても他にはないインダストリアルな見た目は、一度使ってみたいと思わせるデザインです。

【シングルガスストーブ120A】
価格:8,091円(税別)
  • 使用サイズ:Hight/約37×23×23cm、Low/約31×23×15cm
  • 収納サイズ:約31.5×12.5×25cm
  • 重量:本体/約2.3kg、ケース込み/約2.9kg
  • 耐荷重:約10Kg
  • 火力:約2,150kcal/h(2.5kw)
  • 燃焼時間:約3時間(470gレギュラー缶使用時)

人気焚き火台が小さくなりました!「ファイアーディスク ソロ」


わずか数秒で組み立て・撤収ができる人気の焚き火台に、ソロ向けモデルが仲間入り。


ソロと言えども炉の直径は約30cmあるので、一般的なキャンプ場で販売されている薪もカットせずに載せることができます。重量は焼き網込みで約800gと軽量! 耐荷重も約25kgと頼りになる焚き火台です。

【ファイアーディスク ソロ】
  • 価格:3,891円(税別)
  • 使用サイズ: 約直径30×16cm
  • 収納サイズ:約直径32×10cm
  • 本体重量:約620g(網込み約800g)
  • 耐荷重:約25kg

【コールマン ジャパンの中里社長にインタビュー】みんなで作るキャンプの未来って?


創業120周年を来年に控え、新製品の発表と共にコールマンは初めて「グッドキャンパーの心得」というメッセージを発表しました。

日本創立45周年という節目でもあり、なぜこの心得を発表したのか。コールマン ジャパン社長の中里 豊氏に話を伺ってきました。

早速ですが「グッドキャンパーの心得」について教えてください

「グッドキャンパーの心得」は、キャンプの楽しさ、安全やマナー、そして自然に優しいキャンプをみんなで心がけようというメッセージ10項目にまとめたものです。

このメッセージを提唱した目的は、メーカーとしてキャンパーの皆さんと一緒にキャンプを楽しめる環境を守りたい、ただその想いから発表に至っています。

年々キャンプ人口が増え続け、それに比例してマナー違反を問題視する声も増えています。メーカーとして現状をどう考えていますか?

私たちもそういった現状を目の当たりにし危機感を抱くと同時に、キャンプ用品メーカーとして責任を感じています。

ただ今問題となっているマナー違反と言われる行動を取ってしまっている方は極一部、そしてそれをマナー違反だと“知らずに”やってしまっているのでは、と考えています。

そのためメーカーとしてただモノを作りっ放しにするだけでなく、「グッドキャンパーの心得」としてメッセージを伝え、キャンパーの皆さんと自然を大切にする心を共有し、同じ目線に立って“気づくキッカケ”を作ることが重要だと考えました。


10項目を見てみると、「人にも大地にもやさしい、火の扱いを」というマナー面での訴求もあれば、「失敗こそ、最高の思い出」といったキャンプの楽しさを表した項目もあり、肩肘張らないメッセージが並んでいるのが印象的です。

この「グッドキャンパーの心得」の10項目をつくる上で、意識したことはありますか?

そうですね、“マナー”という伝え方をすると強制力があり縛られると感じたため、“心得”として提案させていただきました。それはキャンプ場は本来、心を繋げる場所として皆さんに自由に楽しんでもらうべきだと考えているからです。

今はコロナ禍ということもあり、日常生活でも生活を制限されるルールやマナーが増えています。圧迫される毎日の中で、キャンプは唯一心を解放できる場所であって欲しい。

その場所を維持するためにも、「グッドキャンパーの心得」を留めておいていただき行動に移してもらえればと思います。同じくキャンプを愛する周囲のキャンパーへ、そしてそんな場所を与えてくれている自然に対し、一人一人が配慮できるとこれから先もキャンプシーンは盛り上がり続けると信じています。

最後に、キャンパーにメッセージをお願いします

現在は他人と距離を空ける必要があったり、会話は最低限にしたりと、生活しづらい日々が続いています。そんなときでもキャンプでは開放され、生き生きと過ごしていただきたいと願います。これから先も長くキャンプを楽しむためにも一緒にキャンプシーンを考え、共に作っていきましょう。

今までに経験したことがない時代でも、常に未来を見ながら挑戦を続けるコールマン。来季は「グッドキャンパーの心得」を店舗やアイテムを通し、多くの人に根付くようアクションを起こしていくのだそう。

多様化するキャンプシーンに対応する新製品と共に、未来を灯す取り組みに改めて、自然の大切さ、キャンパーとしての姿勢を見直すキッカケになったのではないでしょうか。

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