今よりもっとイイ収納ボックス、欲しくない?
キャンプギアの持ち運びや収納に必要なコンテナボックスですが、形はもちろんハードにソフトと素材も様々ですよね。使い勝手以外にも「オシャレでカッコいいものが欲しい」とデザイン性を重視したい方も多いのでは?そんな方にオススメしたい、使い勝手よくカッコいいコンテナボックスを発見!
それがこちら!アッソブの「スタッキングコンテナ」
アッソブはバッグを中心に展開する「UNBY(アンバイ)」のブランドで、メイドインジャパンの確かな機能性とスタイリッシュなデザイン性でキャンパーからの注目度も上昇中です。
そんなアッソブの新作としてリリースされたコンテナは、インダストリアルな見た目でさすがのお洒落感! そして何やら……フタが無いのにスタッキングされている!? これはキャンプでも家でも大活躍の予感ということで、さっそくスペックとスタッキングのギミックをチェックしてみました。
アッソブ「スタッキングコンテナ」のスペックをチェック
プロユースのプラスチック素材で超タフ!
いくらデザインが良くてもアウトドアで使うにはタフであることが絶対条件ですよね。こちらのコンテナは素材自体はプラスチックですが、強度と安全性に優れた“リスのプラスチック”製。
リスは自衛隊の道具箱や建築資材など幅広く使われるプロユースの素材メーカーとあって、コンテナの強度にも期待できそうです!
底面は滑り止め付きでズレにくい
ひっくり返して裏を見てみると、底面が網目状に。傾斜が多いキャンプ場でもしっかり滑り止めの役割を果たしてくれるのは嬉しいポイントですね。
何を入れてもキマるデザインがカッコいい!
側面にブランド名が入ったシンプルなデザインは、男前なキャンプサイトにもバッチリはまるカッコよさ! アウトドアだけでなく、衣類や雑貨の収納ボックスとして家でも役立ちそうです。
19Lと38Lの2サイズ展開
今回筆者が購入したのは、シュラフや薪など大きめの物も入れられる38L。取っ手部分に金具が使用してあるので、重量2.3Kgとコンテナのみでも重さはそこそこあります。
この他に、カトラリー系や小型ランタンなどコンパクトなギアをまとめておくのにちょいど良さそうな19Lもラインナップされています。サイズは幅45.7×奥行34.6×高さ20.2cmと38Lと比べると幅と奥行きが約10cm程小さいのに対し、高さはほとんど変わらずマイナス2cm。
内寸は幅36.5×奥行26.3×高さ17.2cmで、重量1.7Kgとなっています。
カラーも2色展開
カラーはグレーとブラウンの2色展開で、どちらもテントサイトやインテリアに合わせやすいお洒落なカラーリング。スタッキングは同色で揃えるも良し、別々のカラーでも良し! オシャレでお好きなスタイルを楽しめます。
通常コンテナというと場所を取るものも多く何となくサイトがスッキリしないな~と感じることもありますが、アッソブのこのコンテナはその点もクリア! お次はそのヒミツであるスタッキング方法に注目してみましょう。
気になるスタッキング方法とは?
スタッキング方法は取っ手部分の金具を内側にセットするだけと超簡単! 金具がストッパーの役割を果たして、上段に来るコンテナを支えてくれます。
強度も高くスタイリッシュと期待値高めなアッソブのスタッキングコンテナ、さっそくアウトドアで家で使ってみました!
実際にキャンプで使ってみた
まずはメインの用途となるキャンプギアの収納・持ち運び用のコンテナとして。今までトランクカーゴに入れていたペグやハンマーやガス缶などを入れ替えてみたところ、さすがの頑丈な作りに安心感大!
ツーバーナーや組み立てテーブルなど重量級のギアを入れてもたわむことも無く、破損の気配は一切ありませんでした。
フタが無いって、出し入れがなんて楽なんだ!
そしてここでさっそく実感したのが、「物の出し入れが簡単」というフタなしコンテナの大きなメリット。じつはフタありのコンテナを使っていたときは、開け閉めが面倒でハンマーなど頻繁に使うギアを戻さず行方不明なんてことが……。
フタが無いだけで出し入れのストレスが無くなり、自分でも驚くほどちゃんと定位置に戻すようになりました。
薪入れとしてもバッチリ!
長さ40cmほどの薪をパンパンに入れたところ38Lならすんなり入るのと、持ち上げても大丈夫! この日はハイペースで2時間燃やして写真の半分くらいを消費。夕方から寝るまで燃やし続けるには十分な量の薪が入りました。
薪自体を地面の水濡れから守れるだけでなく、しまっておくことで他のギアに薪の木くずがかからずに済むので、この使い方もオススメです。
テント内に持ち込む寝具系をまとめておくのにも便利
テント内で使う寝袋やマットやブランケット。中にはコットを使う方もいますよね。これらをまとめておく目的で使ってみたところコットやマットなど長さがあるものは入りきらなかったのですが、入りきらなくても大丈夫なのがこのコンテナの良いところ!
そう、ここでもフタなしのメリット再び! はみ出したっていいんです。下段にはコンテナにおさまる寝袋やブランケットを、上段にはコンテナからはみ出てしまうコットやマットを入れればスタッキングしてまとめておけます。
そしてスタッキングして気になるのが耐荷重ですが、積み重ねたときどのくらいの重さに耐えられるかを示す圧縮荷重は、19Lは287Kgで38Lは142Kg! 100kgオーバーの重量級をのせても耐えられる強度には驚きですね。
家ではこんな使い方を試してみた
家で使うなら子供のおもちゃや衣類の整理に良さそうです。フタが無いので子供でも自由におもちゃや洋服を取り出すことができ、シンプルでお洒落なデザインなので、生活感ある雑多な物もスッキリ収納できますよ。
スタイリッシュで他にはないギミックなど唯一無二の魅力を感じるスタッキングコンテナですが、実際使ってみてちょっと惜しいと感じたこともありました。
スタッキングコンテナの気になった点
他のコンテナとの相性は微妙かも
今回使用した38Lサイズは奥行きが44.5cmと少し長めのつくり。同じ物同士をスタッキングする前提で設計されているため当然といえば当然ですが、底面積が広いアッソブのコンテナを上にして他のコンテナと重ねると、写真のように不安定に……。
ちなみにアッソブを下にした場合は大丈夫だったので、他のコンテナと併用したい場合はアッソブのコンテナを下に重ねるのがオススメです。
仕切りがあると嬉しい
このタイプのコンテナには良くある話ですが、小物が多いとコンテナ内がゴチャゴチャになってしまって「どこに何があるのかわかりづらい!」なんてことも。
38Lサイズもたっぷり入るだけにゴチャつきがちなので、簡易的な仕切りを作ったりバスケットを使ってカテゴリー分けして整理すると良さそうです。
お洒落で便利なだけじゃない!頑丈で安心なコンテナボックス
重ねられないというフタなしコンテナの欠点を独自のギミックで改善、さらには耐荷重も申し分ない頑丈な「スタッキングコンテナ」。実際使ってみて重いキャンプギアも安心して運べるのはもちろん、「取り出しやすく片づけやすい」というメリットはギアの出し入れが多いキャンプ中では想像以上にありがたく感じました。
今の収納をもっと快適化したい方にオススメの、画期的なコンテナボックスです!
The post コンテナに「フタ」なんていらなかった!?スタッキングもできちゃう仕組みとは? first appeared on CAMP HACK[キャンプハック].