大人の外遊び用品店:手間を楽しめるアウトドアマンの憩いの場『Holoholo』

道具好きたち垂涎のアウトドアショップ『Holoholo』

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店内のキャンプコーナー。アウトドアブランドはもちろん、メイン州でハンドメイドされた椅子やミリタリーモノで構成されていた。
外遊びに使う道具はスペック比べだけで選ぶべきではない。せっかく遊びなのだから、たとえ使い勝手がイマイチでも雰囲気が良くて愛着が持てるものを使いたい。そんな考えを持つ道具好きたち垂涎の店が、兵庫の山の中にあった。
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店内にはエゾシカの頭骨が! その下には狩猟やアウトドアで使い勝手の良いスウェーデンのモーラナイフが並んでいる。
六甲山地の北側、時には近畿のシベリアと呼ばれることもある(!?)兵庫県三田市。長閑で自然豊かなこの町の山間部に、アウトドアショップ『ホロホロ』はある。同店では選りすぐりのアウトドアギアをはじめ、日本全国や世界で見つけてきた“外遊びに使えそうなモノ”も販売。ミリタリーやヴィンテージ、お土産屋で出会った工芸品など、店主の審美眼でセレクトされた品々は我々に新たな気付きを与えてくれる。


04 三河の黒七輪の工房で作られた『ろばたコンロ』。炭火で調理をするならばBBQコンロで十分だが、このような和の道具を使うのも楽しい。実用的で面白い道具も見つかるのが同店の魅力。\23,800
05 ブッシュクラフト(株)がプロデュースしたエゾ鹿の角から作られたペーパーナイフ。ツーリング旅行の際に発見し、モノとしての面白さと職人の考えに感銘を受けて販売を始めたのだそう。\3,980
10 ブッシュクラフトをするなら道具もワイルドに。アメリカの職人が作った、スタッグホーンのファイヤースチール。\4,200
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アンティークのピクニックバスケットに水筒やカトラリーを入れて陳列。店内はアウトドアライフを豊かにするアイディアが沢山。
12 オランダは「ラッキールアーズ」のイソックス。モンスターパイク釣りの為の大きなルアーは、置物としても美しい。
店主の岩国さんは20歳で店を開いて以来25年、サーフィン、カヤック、自転車、釣り、キャンプ、ハンティングと、様々な外遊びを楽しんできた人物で、その経験が店にも活きている。創業からしばらくは海沿いに店を構えていたそうだが、子どもが手離れした4年前に、のんびり商売がしたいと三田市に移転。現在はキャンプ道具+α的にカヤックやバス釣り用品を販売している。


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肉を吊るし焼きにしたり、薫製を作ったり、野菜をホイル焼にしたりと、シンプルで汎用性の高い「炭火丸焼き薫製釜」。 \13,200
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インドの5段重ねの弁当箱。「安価で気兼ねなく使えるのが良いんです。現地ではカレーを入れて持ち運ぶこともあるとか」。\5,054
「扱う商品はその時々で変わりますし、半ば趣味のような店なので量販店さんと同じような品揃えは考えていないんです。僕は他で扱っていない商品を入れたり、“こんな道具も使えますよ?”という提案することに面白さを感じるんです。アウトドアをやっているおじさんって良い意味で変な人多いと思うんですが、僕はそういう風変わりな山オヤジの行き場所を作りたいんです(笑)」
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ドーベルマンのレオ君は1歳。店主は他にも柴犬とダックスフンドを飼われている愛犬家。一緒にキャンプに出かけることも多いという。
11 店には純粋に可愛いからと飼いはじめた烏骨鶏の姿も。フワフワとした毛並みが美しく、飼いたくなる気持ちもわかる。
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【SHOP DATA】
address:兵庫県三田市三輪1129-2
tel:0120-947-806
営業時間:12:00~19:00(月~土)
12:00~18:00(日・祝)
水曜日定休
http://www.canoe-holoholo.com/

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