ネットで買ってみて正解だったアイテムは?
キャンプ用品もネット購入が当たり前の時代。とくにこの4~6月はステイホーム期間でキャンプへ行けず、気になるアイテムをひたすらポチってしまったなんていう方も多いのでは?
反面、絶対失敗したくないがゆえになかなか「購入にすすむ」ボタンを押せない方もいるはず。そう、ハズしたらショックですよね。
編集部員がポチって正解だったもの、試しにチェックしてみません?
CAMP HACK編集部員も日々気になるアイテムをネットで買っては、ああだこうだと情報を共有しているわけですが、中でも「買ってよかった!」という商品がいくつかありました。
最近買ったヒット商品や過去を振り返ってみても満足度の高いアイテムなど調査してみたので、お買い物の参考にぜひどうぞ!
編集部員Hの当たりギア① SOTO レギュレーターストーブ「フュージョン」
オートキャンプ向けに買い替えて正解!
ここ最近になって、オートキャンプの魅力に目覚めた編集部員H(32歳・年20泊)です。アウトドアを本格的にはじめた当初は登山用途も視野に入れてプリムスの「153ウルトラバーナー」を買ったんですが、ここ最近は軽量性よりも使い勝手を重要視するようになってきたんです。
そこで目をつけたのが、2019年にSOTOから発売された「フュージョン」。
選んだ理由は、重心が低いためより安定して湯沸かしや調理ができる点。
もちろんプリムスのバーナーも軽量性に富んだ素晴らしいアイテムなんですが、フュージョンはマイクロレギュレーター採用で、火力が安定しているのも推しポイントでしたね!
買ってみてさらに良かったと思ったことは、ゴトクとガス缶が分離式だということ。購入前に気づかなかったの? って声が聞こえてきそうですが、それまでダッチオーブンを使ったりする本格的な料理をしていなかったんですよね。
フュージョンを購入してからは「せっかくだし、ちゃんとやってみるか」っていう気に。下手ですが、今では少しずつ料理の腕前もあがってきています(笑)。
編集部員Hの当たりギア② SOTO 「ナビゲーター クックシステム」
複数人数対応のクッカーセットの最適解!?
SOTOが2つ目になっちゃいましたね(汗)。でも、本当に満足度高いので紹介させてください! このクッカーセットを選んだのはこれまたキャンプスタイルの変化がきっかけで、以前使用していたソロ・登山用のコンパクトなものだと不便を感じるようになったからです。
選んだポイントはいくつかあるんですが、まずは大サイズが容量1800mlとけっこう大きめなこと。ファミリーでもスープなどにはちょうどいいサイズなんじゃないでしょうか。
あとは、保温機能が充実していることです。自分は夏以外の3シーズンにキャンプへ行くため夜は冷えることが多いので、保温機能は重宝します。
購入してからあってよかったと気づいた機能は、湯切りがあるのと蓋が樹脂製なこと。湯切りはご存知のとおり麺の茹で汁を捨てる機能ですが、蓋が樹脂なことでアルミなどとは違って熱伝導率が低いんです。
なので、手で軽く押さえる分には熱くならない! お湯を切るぐらいでグローブをはめるのは面倒なので、うれしいサプライズでしたね。
編集部員Hの当たりギア③ パーゴワークス「W-FACE スタッフバッグ7」
温泉セットはこのスタッフバッグと一緒に
「パーゴワークスのスタッフバッグ、知ってます?」っていう編集部員との雑談で知ったこのアイテム。その後このレビュー記事を作成することになったんですが、ライターの秋葉さんに書いてもらった原稿を編集している段階で、もう虜になっていたのを覚えています(笑)。記事が出てからすぐに楽天でポチって以来、温泉や銭湯に行くときは必ずこのスタッフバッグを使っています。
実際の使い勝手はかなり良好で、自分は着替えを防水荷室に、アメニティグッズをメッシュ荷室に入れるのがいつものルーティン。気になる防水性ですが、体を洗ったタオルを絞ってそのまま入れても染み出したことはないので、ビチョビチョなものを入れない限りは問題なさそう。
これはネットで購入した他のアイテムと違い、購入前の期待値が高かった中でも100%の満足度! 「購入して良かったものリスト」の中でも、かなり上位です。
あと、じつはこのスタッフバッグにハマりすぎてサイズ違いのポーチ(3番)も購入しちゃいました! アウトドアで使うマルチツールやカトラリーなんかを入れているんですが、少し大きめなのと2室あることで小物もスッキリ整理できます。
さらに濡らしたくないものは防水の方に入れられるので、これも利便性の高さを感じています。
編集部員Tの当たりギア ノーブランドの耐熱手袋
コスパ良好なお宝キャンプ用品に出会うべく、ネットでキャンプ用品をポチるのが趣味の編集部T(30歳・年20泊)です。今回もAmazonで思わずポチったのが、ノーブランドの革手袋。お値段は1,150円(税込・2020年7月15日時点)と激安!
キャンプ用のグローブといえば「グリップスワニー」が有名ですよね。耐熱グローブの定番「G-1」は公式価格7,000円(税別)なので、比べるとその安さが際立ちます。
焚き火用に購入したものですが、今はお家で活躍中。家ではスキレットを使って料理をすることが多いので、その取手つかみとして使っています。素手で触れないような熱さでも、この耐熱グローブを使えばまったく熱さを感じませんでした。
使わない時はコンロ上のキッチンラックに引っ掛けています。明るく目立つオレンジカラーもお気に入りのポイント。こういったアウトドア小物は、目立つ色の方が紛失の心配が減るため、オススメです。
細かい部分でいえば、マジックテープ部分の裁縫が甘かったり油染みが少し目立つような気もしますが、総合的には大満足。Amazonで購入できる激安ブランドは数多くありますが、“当たり”に出会ったときの喜びは通常のギアを購入したとき以上!
もちろん、失敗することもありますが……これからもAmazonのコスパギア探しを続けます。
編集部員Mの当たりギア Aer(エアー)「Travel Pack 2」
なんでも入るけど、スタイリッシュなバックパックが欲しい!
自宅勤務が増えて、ヨーグルトとビーフジャーキー作りに夢中になっている編集部M(31歳・年15泊)です。仕事柄出勤時もキャンプ道具を持ち運ぶことが多いので、「私キャンプに行きますよ〜!」という感じを出さない、スタイリッシュな大容量のバックパックを探していました。
そこで最近ポチってしまったのが、Aer(エアー)の「Travel Pack 2」。
飛行機内に持ち込みできるギリギリサイズの大きめバッグパックで、容量は33L。PCその他取材のための荷物なんかも余裕で入っちゃいます。
「トラベル」と名のつく通り旅行に適した仕組みが多々施されていて、とても機能的なのも惹かれたポイント。
細かい仕切りはもちろん、シューズ用ポケットやジップ式で拡張可能なウォーターボトル用のポケットがあったり、キャリーバッグのハンドルを通せるスリーブが用意されていたり……。とにかくギミックが多くて、まんまと男心をくすぐられました。
しかもパッカーンと180度開くので収納しやすく、とにかく使い勝手がいいんです。……さらに、地味ですがバックパック本体が自立するところも◎。これ以外にも、コンセプトは同じで小さめサイズの「Travel Pack 2 Small(容量28L)」や「Flight Pack 2(容量21L)」もあるので、気になる方は見てみてください!
編集部員Kの当たりギア① eno(イーノ)「ラウンジャー DL チェア」
究極のリラックスチェアと出会っちゃいました
在宅ワーク続きで、体も心も癒しを求めている編集部員K(31歳・年15泊)です。ヘリノックスの「チェアワン」をずっと使っていたんですが、背もたれが大きくてドカッと座れるチェアを新たに探っていました。
ハイバックタイプのヘリノックスもいいけど、ちょっと珍しいものを手に入れたいな〜と思っていたところ、目に飛び込んできたイーノの「ラウンジャーDLチェア」。意を決してポチった商品ですが、結果的には最高に座り心地の良いチェアに出会えました!
リラックスチェアだけに、これに座るとまさに「何もしない」状態に。時として、やる気が出なさすぎてキャンプで料理を作るタイミングがなくなるので要注意です(笑)!
ハンモックメーカーが作っただけある座り心地もさることながら、パーツを追加せずにハイ&ロースタイルに切り替えられるところにも魅力を感じています。
座ったとき頭が当たる部分にはクッションが入っていて、あらかじめヘッドレストが付いているかのような気の利いたつくり。これがまたリラックス度を上げてくれます!
また、カーゴポケットとボトルホルダーが付いているので、ドリンクの置き場所やスマホなど小物も身近に置けてとても快適。みなさんも、このチェアでワンランク上の居眠りを楽しんでみてください!
編集部員Kの当たりギア② Ogawa「ハイ&ローコット ワイド」
ハイもローもスマートに切り替え!
じつはコットを持っておらず、そろそろ購入しようと決めたタイミングでogawaから発表されたのがこの新商品。値段と機能を見た時点で、もう購入決定でした!
なんと言っても、ハイとローの切り替えがとても楽ちん! 脚部パーツがショックコードで繋がっているため、パーツを追加せずともその場で好きなスタイルに切り替えできます。
切り替えは、この通りレッグポールをスライドさせるだけ。わざわざ取り外したり付け加える手間がないのは、他のコットと比べてもかなり優秀ポイントではないでしょうか。
収納サイズは少し大きめで重量も若干重いのですが、脚部は4脚で安定感バッチリ。
また、ワイド設計なので173cm・85kgと横に大きめな僕のこともいとも簡単に包んでくれて、安心して眠りにつけます。張りも十分で申し分なし、まさに「お値段以上」の買い物になりました〜!
ogawa ハイ&ローコット ワイド
●サイズ:191×71×高さ42/25cm(二段階切替)
●重量:約5.2kg
●素材:ポリエステル、カラー:チャコールグレー
●耐荷重:120kg
●重量:約5.2kg
●素材:ポリエステル、カラー:チャコールグレー
●耐荷重:120kg
思い切ってポチってみたら、名品に出会えるかも!?
未知なるアイテムをネットで買うときは、いつもドキドキワクワクするもの。そして思ったとおり、いやそれ以上の期待値をはじき出したときの感動といったら……! もしこれぞという逸品との出会いがあったら、インスタグラムの#camphack取材タグでぜひ感想を教えてくださいね。