ミリタリー系の機能ツール「EDCポーチ」って、知ってる?
突然ですが、ミリタリー界隈には「EDCポーチ」というアイテムがあります。“EDC”とは「Everyday Carry(エブリデイキャリー)」の頭文字を取ったもので、「毎日持ち歩く日常品」を指します。
つまりEDCポーチとは、日常品をスマートに持ち運ぶために開発されたアイテムで、米軍ではサバイバルツールやエマージェンシーキットを収納して支給されていたりします。
そんなEDCポーチですが、実はキャンプに応用できる優れた収納ツールなんです。これがあれば、かさばりがちな細かいギアもしっかりと整理整頓できるし、サイズやルックスもテントサイトにマッチしているのも魅力のひとつ。
そこで今回は、豊富なミリタリーアイテムやサバイバルツールを扱う人気オンラインショップ「KINRYU」に、EDCポーチの活用術を提案してもらいました!
キャンプと言ってもスタイルは様々。というわけで今回は、「ソロキャンプ」、「ファミリーキャンプ」、「ハイク&デイキャンプ」の3つのシーンを想定してサンプルを作ってもらうことに。もちろん、収納されているギアも必見ですよ!
「ソロキャンプ」の場合
まずはギア好きは要注目のソロキャンプのセットを紹介。ブッシュクラフトも想定したタフなプロダクトと一緒に、なんと小型ストーブやLEDランタンまで収納されています。
普通のバッグやポーチに入れておくと、探すのが面倒な極小サイズのギアも、EDCポーチなら、どこにあるのか一目瞭然。内部にセットされたゴムベルトは、アウトドアシーンでもかなり機能的ですね。
コンパクトで機能的なギアをスマートに収納
なるべく荷物を減らしたいソロキャンプでは、コンパクトなギアや細かいツールをEDCポーチにまとめて収納しておくと便利ですよ。見た目もスマートですし。
もちろん、これは一例なので、みなさんが愛用しているギアを気軽にセットしてください。(KINRYU鈴木さん)
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オススメのギアその1:「プロメテウスデザインワークスのライター」
とてもコンパクトで親しみやすい、チタニウム製のピーナッツライターです。オイルを入れて使いますが、パッキン付きのキャップで、しっかりと密封できるから、オイルが揮発しにくい作りになっています。
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オススメのギアその2「ネクスツールのマルチプライヤー」
16個のツールを備えたマルチプライヤーで、ハサミなどはしっかりと握れるサイズと形状を意識しているため、本当に実用的。
ステンレススチール素材で、耐久性や耐食性に優れているから長く愛用できると思います。
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ブレード/ステンレススチール(50Cr15Mov)
サイズ:約21.5cmx11cmx4cm(折り畳み時)
重量:約245g
付属品:ナイロンポーチ
「ファミリーキャンプ」の場合
ファミリーキャンプ用のセットは、何かとかさばる家族のカトラリーと調味料をスマートに収納。人数分に合わせて小分けにしていけば、足りないものも直ぐにわかります。
調味料を入れた小型ボトルはルックスもスマートですね。しかも広げた状態で置いておけば、料理中に必要な調味料をピンポイントで素早く取り出せるため使い勝手も抜群。
家族で料理が楽しめる最低限のセットを用意
家族みんなでご飯の準備するのは、ファミリーキャンプならでは。そこで、少し大きめのポーチに、カトラリーと調味料とナイフをまとめてみました。簡単な料理なら、これくらいでも充分に楽しめると思います。
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オススメのギア:「オピネルのフォールディングナイフ」
このセットの中でオススメしたいのが、オピネルのナイフ。120年以上の歴史を持つフランスの老舗メーカーの逸品です。
様々なサイズがありますが、このEDCポーチに入れるなら、コンパクトな♯8か♯9あたりがいいですね。それでも、ちょっとした包丁代わりにもなりますよ。
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「ハイク&デイキャンプ」の場合
最後は、山歩きを安全に楽しむためのハイク&デイキャンプのセットを紹介。最もコンパクトなポーチに必要最低限のサバイバルツールやエマージェンシーグッズを収納。
トレッキングにはマストですが、備えあれば憂いなしということでキャンプ時も用意しておけば安心。荷物が少ないデイキャンプでも、これくらいのポーチなら負担にならないですよね。
いざというときに活躍するツールを厳選
サバイバル色が強めなキャンプを楽しむ人にも、EDCポーチはオススメです。例えば、フィールドで頼りになる実用的なギアだけを厳選した、こうしたセットアップはどうでしょう。ポーチのサイズ的にも、かさばらないで持ち歩けますよ。
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オススメのギアその1:「ネクストーチのフラッシュライト」
片手に収まるサイズ感と驚くほどの軽量性、単三電池1本で使える手軽さを持ちながら、最大160ルーメンの高出力を備えたライトです。EDCアイテムとしてはもちろん、防災アイテムとしてもオススメですよ。
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Medium (55ルーメン / 7時間45分)
Low (7ルーメン / 14時間)
※最大照射距離 : 70m
防水性能:IPX7(防浸形)1m
バッテリー:単三電池x1
オススメのギアその2:「レンジャーフリント&ストライカー ファイヤースターター」
アメリカの海兵隊も採用している信頼のファイヤースターターです。こうしたギアは、やはりミニマムかつシンプルが1番でいいと思います。
着火器具選びに迷ったとき、とりあえず使ってみてはどうでしょう。
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キャンプだけじゃない!EDCポーチは、日常でも大活躍!!
EDCポーチが活躍するのは、キャンプだけではありません。もちろん日常でも重宝してくれます。ということで、最後はデイリーでの使用例を紹介。
スマホやタブレットなど、ガジェット系の小物や電源ケーブルを収納するのに最適なんです。ベルトで小分けにすれば、長いコードもポーチ内で絡みません。
最近はスマホのアクセやケーブルを持ち歩く人が多いですよね。どうせならEDCポーチを使って、綺麗にまと めてみてはいかがですか?
もちろん、そのままキャンプに持っていくことも可能です。野外でもガジェット系を活用する場面も多いと思うので。
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自分なりの“エブリディキャリー”セットを作ろう
EDCポーチはキャンプから日常まで、あらゆるシーンで使える万能アイテムでした。今回はKINRYUに様々な使い方を提案をしてもらいましたが、もちろん“エブリディキャリー”なアイテムは、人それぞれです。
そこで、自分のライフスタイルや好きなキャンプの趣向に合わせて、独自のEDCセットを作ってみてはどうでしょう。日常で愛用しているバッグに収納しておけば、なにかと重宝すること間違いなしです。
今回、紹介したEDCポーチやギアはKINRYUのオンラインショップで入手可能ですが、他にも様々なギアや機能的なミリタリーアイテムが揃っているので、チェックしてみてださい!
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