※記事で紹介しているアウトドア・キャンプ用品は2016年秋以降に発売予定のものです。予告なく仕様変更や発売延期・中止になることもございます。あらかじめご了承ください。
要チェック!今秋&2017年春夏登場予定の新製品情報
9月初旬、東京・池袋にて「2017 春夏アウトドア合同展示受注会」が行われました。この秋~2017年春夏にかけてリリース予定の魅力的な新製品の中から、CAMP HACKイチオシのニューアイテムをピックアップ。アウトドアシーンの中枢を支える実力派2ブランドの新製品情報をお届けします!新富士バーナー SOTO
バーナーやストーブなど燃焼器具系のトップメーカー・新富士バーナー。人気ブランドのSOTOからは、来春もその技術と開発力を惜しみなくつぎ込んだ実力派新製品が登場予定です。さらに、大人も子供も遊び心に火がつく楽しいアイテムも必見!
あのMUKAストーブがさらに進化!「ストーム ブレイカー」
SOTOの技術を集約した待望の一台!と満を持して登場するのが、最強ストーブ「ストームブレイカー」。あの名品「MUKAストーブ」の技術をすべて投入したというこの新製品は、プレヒート不要などのメリットはそのままに、性能がさらにアップ!風速30m/sの強風にも耐えうる、力強い炎を生み出してくれます。
強風時でも炎が消えない理由は、このすり鉢状のバーナーヘッドと全炎口型火口。炎口数はMUKAストーブが100であったのに比べ、300に増量!この圧倒的な数により、安定感のある火足の短い炎が確保できるのだそうです。
燃料面での特筆ポイントは、ノズル交換不要でガソリン(自動車用レギュラーガソリンとホワイトガソリン)とOD缶(アウトドア用ガス缶)の両方が使えること。OD缶は逆さにすることで液体ガスをダイレクトに送り込むことができるため寒さに強く、寒冷地での使用に適しています。冬のアウトドアにおいて、これはかなり頼もしいですね。
SOTO史上初の焚火台がお目見え!「エアスタ」
なんとこの秋、SOTOから焚火台が発売されます!燃料を使用しない燃焼器具がSOTOにラインナップされるというだけでも驚きですが、一台で2サイズに切り替えできるという画期的な仕組みにも注目。共通の脚部分にM・L2種類のウイング(別売り)を着脱でき、使用シーンや人数に合わせてサイズを変えることができるんです。
焚き火の際に手こずりがちな着火ですが、新富士バーナーの技術にかかればお手の物!独自の「エアアシストスタートシステム」採用で、これは中央に配置された筒に横風を取り込んでダイレクトに送り込み、焚き付け用の小枝にスムーズに着火できるという仕組み。実に効率的です!
着火させた小枝に筒の下からさらに空気を送り込むことで、火種が消えず太い薪に火をうつすことができます。この筒の上部はキャップで閉じることもできるので、もちろん炭の使用も可能です。
アウトドアがもっと楽しくなる!”時短調理ボックス”「エミール」
「焼く」・「煮る」・「蒸す」・「揚げる」に続く、ダッチオーブン第五の調理法「寝かす」に着目して開発されたのが、保温ケース「エミール」。加熱時間は短く、保温することで旨みをじっくり凝縮させるという、ダッチオーブンのメリットを後押しするアイテムです。
この「エミール」にダッチオーブンを入れておくだけで食材に火が通るため、火の番は不要!誰か一人がキッチンにへばりつき…ということなく、みんなで楽しめる時間が持てるのは嬉しいですね。何より無駄な火力をかけないので旨みを逃さず、肉も野菜もおいしく仕上がりもふっくら!火力調整が難しいローストビーフや角煮も表面を焼いて調味料を入れ、あとは放置しておけば出来上がりです。
発泡ポリプロピレン製のクッカーは保温はもちろん保冷効果もあり、保冷材や氷を使用して冷たいデザート作りもできます。キャンプでそうめんもできたりと、アウトドアでいろいろな使い方ができそうですね!内蓋には温度計がついているので温度管理もしやすく、リフターなどの道具を収納することもできます。
ステンレスダッチオーブンの8・10インチに対応。今回展示されていたものは試作品なのでカラーは未定ですが、きっとキャンプ場に映えるカラーになることでしょう。
親子で燻製体験ができるキット「モクモグ」
シブい玄人向け商品のイメージが強いSOTOですが、「おかもち香房」などスモーカーでのほどよい”抜け感”も見逃せない魅力。来春その燻製系アイテムに、ウキウキしてしまう楽しいキットがラインナップ!その名も「モクモグ」。ログハウス型の見た目が最高にかわいらしいですよね!
子供への”食育”の大切さが注目される流れで、アウトドアシーンでは”火育”という言葉もきかれるようになりました。この燻製キットを通して、食には欠かせない火の存在を親子で改めて認識することができそうです。
セット内容は、本体と金網・ウッドアルミ皿・スモークウッド・お絵かきシール。組み立てたりシールを貼ったり絵を描けば、工作気分も楽しめそう。屋根の上の煙突からモクモクと出てくる煙に、子供も大人もワクワクしちゃいそうですね!
一見ハードルが高そうな燻製も意外と簡単にできるんだ!という意識改革にもなりそうな、このキット。使用状況にもよりますが、基本的には5~6回は使えるというお得感もポイント高し。アウトドア好きなファミリーへのプレゼントや、子供の夏の自由研究にもピッタリですね!
キャンパルジャパン
キャンパー憧れの”オガワ”でおなじみのキャンパルジャパンからは、来春もその人気を不動のものにすること間違いなしの新製品が登場予定!より使い勝手良くバージョンアップされた既存製品をはじめ、目からウロコな空間取りがされたアイテムまで、要注目です!人気の「ツインピルツフォーク」のT/Cバージョンが登場!
美しい張り姿で圧倒的な存在感を放つ大型シェルター「ツインピルツフォーク」。既存品の素材はポリエステルのみでしたが、これに北欧系コットン幕が持つ独特の質感が欲しい・・・というユーザーの声に応えて、ポリエステル+コットン混合のT/C素材が登場。コットンが合わさったことで、目づまり効果による防水性と、結露を防ぐ通気性もアップしたそうです。
変形タイプの内幕で快適空間を確保!「ホズ」
ライトウェイトモデルの新型テント「ホズ」が登場。2人用でシェルターとしても使えるほか、特筆すべきはこのフォルム。独特の形をしていることに、気づきましたか?スペイン語で鎌を意味する「Hoz」という名の通り、農具の鎌のような形になっています。
この特殊な形状により大型の前後室が確保でき、テント内空間が効率的に使用できるというわけです。ラゲッジスペースにもなり、雨天時にも便利そうですね!
ドーム型とワンポール型のいいとこどり!「トレス」
ドームなの?ワンポールなの?という目を引くフォルムのテント「トレス」。センターポールに側面ポールを追加したことで△シルエットの中間部にゆとりが生まれ、広い居住空間がとれるという画期的製品です。建てやすさと居住性を両立させつつ、キャンパルジャパンならではの高級感も損なわれていないデザインも秀逸!
三方向の出入り口と大型メッシュ装備で、開放感たっぷり。中に入ると、同等サイズのワンポールテントに比べかなり広々とした空間に驚くこと必至!頂上部はメッシュ生地で、通気性もバッチリです。
ニューギアでテンションを上げちゃおう!
より使いやすく快適に過ごせるよう、アウトドア用品は日々進化し続けています。来シーズンは思い切ってギアを新調して、新しい気持ちでアウトドアを楽しんでみませんか?
※記事で紹介しているアウトドア・キャンプ用品は2016年秋以降に発売予定のものです。予告なく仕様変更や発売延期・中止になることもございます。あらかじめご了承ください。