ソフトなBIGバケツが超使える
凝ったギアももちろん役に立ちますが、一方で汎用性の高い「とにかくデカい入れ物」があると、キャンプで本当に重宝するんです。でもかさばったり、水に弱かったりして、意外とちょうどいいのって見つからないものなんですよね……。
限りなく理想的なアイテム発見!
あれこれ探し、試したあげく、ついに最強のアイテムにたどり着きました! ハイタイドからリリースされている「タープバッグ」です。それではこの柔らかいバケツの無敵ぶりに迫ってみましょう!
「タープバッグ」ってどんなもの?
センス抜群の文具や雑貨で有名な「ハイタイド」。とても幅広いラインナップなのですが、なかでもキャンパーにうってつけなのがこの「タープバッグ」なんです。ポップなカラーが豊富で楽しい
発色の美しさ、バリエーションの豊富さはライバルの追随を許しません。サイズ違いでどんどん買い足していけばよりカラフルになります。用途に応じて色分けするのもアリでしょう。サイズいろいろ
大きさは3タイプ。ラウンドS(直径28.0 × 高さ36.0cm、16L)、ラウンドM(直径36.0 × 高さ45.0cm、35L)、ラウンドL(直径45.0 × 高さ48.0cm、70L)があります。さらにSサイズとほぼ同じ容量で、角型のスクエアタイプ(タテ38.5cm×ヨコ30cm×高さ23.2cm、16L)も存在します。それぞれのキャンプスタイルに応じて選べるのがいいですね。
たたんだら超コンパクトに
使わないときはすごく小さくなるのもタープバッグの大きな魅力。同じ「ただの入れ物」でも、スチールコンテナやウッドボックスだとこうはいきません。しかも非常に軽量ときています。
ふちを折り返せば自立する
ふちの部分を2度ほど折り曲げることで、口がしっかり開いた状態になり自立します。これをやるとやらないとでは大違い!そのままだとペラペラしてしまい、入れ口がふさがってモノが入れにくいのです。「折らずにそのまま使ってた」という人もいるかもしれませんが、これはタープバッグ使用時には必ず押さえておくべき重要テクです。
サイドの持ち手は必要十分
SサイズとMサイズは手を入れる穴が配置されていて、Lサイズの両サイドには小さなハンドルがついてます。あまり上についていないのは、折り曲げて使うのを想定しているから。常に持ち歩くものでもないので、大きなループ状のベルトは不要。これくらいさりげないほうがかえって邪魔にならなくていいのです。
PVC素材で水に強い
水に強いのもキャンパーにとってはかなりポイント高いです。防水シート素材を使っているのでサーファーの愛用者が多いのもうなずけます。キャンバス素材のトートバッグではこうはいきません。こんなふうに使おう!
それではハイタイド「タープバッグ」の特徴をつかんだところで、実際のキャンプシーンでの用途についてみていきましょう。ギアの運搬に
まず真っ先に思いつくのがギア等の運搬。アレコレ考えず何でも入れて運ぶことができます。もちろん泥汚れもなんのその。取っ手があるからクルマの積み下ろしも楽チンです。着替えをたっぷりと
ファミリーキャンプであれば人数ぶんの着替えが必要になります。これってかなりかさばりますよね。そんなときもタープバッグさえあれば心配無用。片っ端からバンバン入れてしまえばOKです。2つ持っているなら一方を汚れもの用にするのも手ですね。
サイトのゴミ箱に
ビニールの袋をかぶせればたちまちゴミ箱に早変わり。通常のゴミ箱は場所をとるものですが、これなら行き帰りは超コンパクトになります。多少汚れてもまったく問題なし。染み込まないのでサッとひと拭きでキレイになります。
水遊びグッズ入れに
暑い季節になれば、川や湖で遊ぶ機会も増えてくるでしょう。そんなときは防水性の高いタープバッグが真価を発揮してくれます。びしょびしょになったスイムウエアやゴーグル、ウォーターシューズなど、気兼ねなく放り込めるのもタープバッグならでは。
足湯に早変わり
帰りに立ち寄る足湯って最高に気持ちいいですよね。ラウンドLのタープバッグがあればキャンプ場にいながらにして足湯だって楽しめます。足を入れるのにちょうどいい絶妙なサイズ感なんです。沸かしたお湯を注いで足を入れるだけで気分は極楽。お風呂やシャワーがついてないキャンプ場でも足さえ洗えばサッパリ感が全然違います。
家の中でも活躍
もちろんキャンプ場だけでなく、家の中でも何かと重宝します。ランドリーバッグやブランケット入れなどとして使ってみてはどうでしょう。原色を基調としたポップなカラーリングなので、室内インテリアにおけるアクセント効果も期待できますよ。
お好みのバケツを選ぼう!
不向きなのは「積載」と「内容物の保護」
かなり有能なハイタイド「タープバッグ」ですが柔らかいのがウリなので、逆にスノーピークの「シェルフコンテナ」のようにきっちり積み重ねるのには向いていません。また内容物を保護するようにはできておらず、衝撃は直接伝わります。割れ物などを入れるのは不向きだといえるでしょう。
アイデア次第で使いみち広がる!
モノがいっぱい入り、小さく折りたためて、防水で、見た目もキレイ。しかも安い。これほどいいことずくめのバケツってなかなかないんじゃないでしょうか。ここで紹介した使い方以外にも、ぜひオリジナルの用途にトライしてみてくださいね!
ハード系ボックスも捨てがたい
作りのしっかりした「THOR(ソー)」のボックスは見た目も今っぽい。You should use conveniently the TARP-BAG by HIGHTIDE
ハイタイドのタープバッグはとっても便利!