1kg以下の軽量コンパクトな焚き火台が続々登場
車を使わないキャンプスタイルでも焚き火がしたい!そんな願いを叶える軽量かつ収納サイズもコンパクトな焚き火台が増えてきました。
しかも形や特徴はメーカーごとに様々!今回はそんな各社の特徴が現れている5種の軽量コンパクトな焚き火台をご紹介します。
1. WANDERLUST「ピコグリル760」
薄さに特化した収納性
何といってもコンパクトに収納できるのがこのアイテムの特徴です。折りたたむとA3サイズのフラットな形状になるため、ほとんどかさばらないのでバックパックの背の隙間にもスッと収納可能。専用の収納袋は手提げ部もついており、持ち運びに便利です。収納袋のサイズは30×45cm。
コンパクトなのに大きめの薪も載せられる
収納は軽量かつコンパクトながら、組み立てると大きめの薪を載せるのに充分なサイズと安定感があります。この大きさで本体の重さは1kg以下というのだから軽量したい方には嬉しい限りのスペックです。
スチール製の火床は、プレートにカーブ状のテンションを加えた独自のデザインによって充分な耐荷重性能を発揮。このカーブによって生まれた空洞から空気が通り、焚き火の燃焼効果も定評があります。
五徳を使えば安定して調理もできる
専用五徳は2パターンの使用方法があります。写真のように五徳を並行に配置し付属のスピット(串)を用いれば、複数の鍋を同時に調理することができ、クロス型に配置すれば、中央に大型の鍋を置いての調理も可能です。
●重量:本体749g, 五徳174g, スピット94gx2, 専用袋207g
●サイズ:26x54x38cm
●素材:ステンレス鋼
ピコグリルシリーズには約半分のサイズのピコグリル398も販売されています。
(詳しくはこちら)
2. ドッペルギャンガー「ライダーズファイアクレードル」
焚火台の機能を備えたトライポッド
トライポッドでありながら、専用の耐熱網を取り付けることによって焚き火台としても使用可能となる優れもの。これ一台で焚き火も調理も両方楽しめます。ソロ用クッカーから大鍋まで対応できる頼もしい存在です。
手のひらに収まるコンパクトサイズ
最大高さ108cmとトライポッドとしては調理や焚き火に充分なサイズでありながら、収納は直径6×長さ29cmと、何と手のひらに収まってしまうコンパクトサイズ。重量も717gとコンパクトさを重視するキャンパーにはもってこいのアイテムです。
ドッペルギャンガー ライダーズファイアクレードル
¥ 5,001
●サイズ:68×D55×108cm
●収納サイズ:φ6×29cm
●重量:715g
●材質:ポール:アルミ、網:ステンレス
●耐荷重:フック部分:8kg、ステンレス網:3kg
専用の特殊耐熱網を取り付けることで焚き火台としても使用することが出来るトライポッド。トライポッドとしては充分なサイズでありながら、収納サイズは手のひらサイズのキャンプツーリング仕様です。
3. モノラル「ワイヤフレーム」
耐熱クロスを使用した焚き火台
火床に耐熱クロスを使用することで軽量化を実現し、焚き火台の概念を覆し多くのキャンパーを驚かせた焚き火台です。火床とアームが直接接していないため、ワイヤフレームが蓄熱することがほとんどなく、冷えるのを待つ必要がない上、クロスを取り外せば灰の処理も簡単で、撤収の手間がかかりません。
五徳アタッチメントで調理も存分に楽しめる
別売りの五徳アタッチメントを用いれば、コッヘルやアルミ製のダッチオーブンなどで安定して調理を楽しむことも出来ます。(五徳アタッチメントの耐荷重は最大3㎏となっていますので、鋳鉄製のダッチオーブンを使用する際はトライポッドが必要)
4. 笑’s「B-6君」
ポケットサイズの携行性
折りたたむと厚み18mmになる超うす型コンパクト設計の笑’s「B-6君」。ツーリングやハイキングにもお勧めできる500gのポケットサイズ焚き火台です。
抜群の耐久性
B-6君はデザイナーである笑一さんが自身の経験を活かし、こだわり抜いて創った逸品。素材は耐久性を考慮したものを採用し、焚火熱によるダメージを最小限にするため、溶接等の加工はせず、精巧な板金技術で造られている点も見逃せません。
5. ユニフレーム「ファイアスタンド2」
500gを切る軽量性
火床に特殊耐熱鋼メッシュを採用しているユニフレームのファイアスタンド2。巻いてたためるコンパクトな焚火台なので収納サイズは直径6cmというスリムな構造です。また、重量は490gと何と500gを切っており、ツーリングやバックパッキングにも余裕で携帯できます。
焚き火のみの目的には最適かつ最軽量
メッシュの網目は0.96mmで通気性が良く、薪が良く燃える上、火が落ちることはほとんどありません。今回ご紹介したアイテムの中で、最も軽量な焚き火台。ただし、構造上五徳を載せることが出来ないため、調理目的の使用には向いていません。
コンパクトな焚き火台を携えどこまでも出かけよう!
探してみると意外とある、高性能かつコンパクトな焚き火台。嵩張るからと携行を諦めていたバックパッカーの方は特に必見です。
コンパクトな焚き火台を携えて登山にツーリングに。ニーズにマッチした焚き火台で、寒い時期を暖かく乗り切りましょう!
Take a firepit anywhere With you!
焚き火台を携えどこまでも!