アウトドアジャンルにも「資格」がある!
キャンプは、体験するほどスキルがどんどん身につくもの。でも自分の知識が正しいのかわからず、何かしら定義のようなものはあるのだろうか……と思ったことはありませんか?その証明ともなるのが、アウトドア系の認定資格です。
アウトドア系の資格を取得すると、こんな事ができる!
資格はいくつかあるのですが、主に「キャンプの基本を教えられる立場である」ということが認定されるもの。キャンプ場の紹介の中に「インストラクター常駐」という一文を見かけることもありますよね。その通りテントの建て方などをレクチャーするほか、アウトドア系のイベントを企画することもできます。
アウトドア好きが高じて「いつか理想のキャンプ場をつくりたい」と密かに想い描いている方もいるのでは?
そんな夢の実現への堅実な一歩にもなる資格取得、知名度の高いものにはどんな種類があるのでしょうか。
人気のアウトドア系資格はこの5つ!
1. 公認オートキャンプ指導者(インストラクター)
こちらは日本オートキャンプ協会(JAC)公認の資格。この資格があると、キャンプ場やアウトドアイベントの会場で体験教室などを開くことができます。「キャンプ場でのイベントやサービスをもっと充実させたい」など、運営側にも興味がある方におすすめの資格です。
この資格を得るには年に一度の「公認オートキャンプ指導者養成講習会」に参加し、試験をクリアすることが条件。講義内容はキャンプの基礎知識以外にも環境保全行動や安全管理、コミュニケーションワークなど幅広い題材になっています。
詳しくは日本オートキャンプ協会のサイトでチェック!
2. キャンプインストラクター
別団体である日本キャンプ協会にも公認の資格があります。「キャンプインストラクター」は、テントの張り方や炊事といった、キャンプの細かいルールを教えることが主な内容。キャンパーと直接触れ合って指導する立場になります。
資格を取得するには「キャンプインストラクター養成講習会」に参加し、認定試験に合格することが条件。
講習会は年に一度全国各地で開催され、期間は二泊三日。受講者本人がキャンププログラムを体験し、また危機管理についても学びます。
3. キャンプディレクター
キャンプインストラクターに合格した場合「キャンプディレクター」の資格取得にも挑戦できます。インストラクターと大きく違う点は、キャンプ場やツアーの運営にまつわる、実務的知識が必要になること。
対キャンパーへのサービスだけでなく、スタップの指導や育成といった役割も担うことができます。
ディレクターにはさらに1級と2級があり、1級は2級を保有している人のみが受講できる上級資格。
キャンプ場の経営や事業全体をマネジメントするような最高責任者に必要になり、キャンプを提供する立場としてより深い知識を要します。
詳しくは日本キャンプ協会のサイトでチェック!
4. バーベキューインストラクター
趣味も兼ねてもっと気軽にトライできる資格もあります。そのひとつが、バーベキューインストラクター!「スマートバーベキュー」をテーマに、日本のバーベキューを本場のアメリカンスタイルに近づけようというユニークな資格です。
基礎座学では、バーベキューに対する心がけや世界のバーベキュー事情、最新のバーベキュー技術までを学べます。
講習・実技・筆記試験をクリアすれば、晴れてバーベキューマスターに! こちらも初級~中級~上級とステップアップを目指せますよ。
詳しくは日本バーベキュー協会のサイトでチェック!
5. ブッシュクラフトアドバイザー・インストラクター
最後はブッシュクラフト系の資格。趣味としての知識が深まるだけでなく、災害時にも役立つという点で今後取得を目指す人も増えそうですね。アドバイザーは、サバイバルの知識やナイフの簡単な扱い方を教えるボランティア的指導ができる資格。一泊二日の講習を受けることで、取得できます。
一方インストラクターは最低限の器具で調理や火おこしをするなど、より本格的なブッシュクラフトをレクチャーするための資格。
アドバイザーの資格を取得した後、一泊二日×3回という計6日間の講習を受けることで取得できます。
詳しくはJAPAN BUSHCRAFT SCHOOLのサイトでチェック!
資格取得をきっかけに、もっとアウトドアと向き合おう
持っていれば念願の仕事に就けたり、話のネタとしても盛り上がりそうなアウトドア系の資格。自分の夢や理想のため、また趣味の延長としてでも挑戦してみてはいかがでしょうか?まずはクイズからチャレンジ!
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アウトドア系資格の取得に挑戦!