「コンビニ食材」でどこまで美味しくできる?すき焼きからポテサラまで4品試してみた

CAMP HACK × ソトレシピ


この記事は、アウトドア料理専門のレシピサイト「ソトレシピ」で掲載されたレシピをCAMP HACKでもお届けする連携企画。

今回は、コンビニに置いてある食材を使っていろんな料理に挑戦! すき焼きからポテサラまで、いったいどこまで美味しく仕上がるのか、結果にご期待ください。

メスティンで塩鮭ご飯に挑戦

まず、セブンイレブンで購入した「天然紅鮭の塩焼」をご紹介します。こちらは電子レンジで温めるタイプ。

注意書きに「魚の骨にご注意ください」とあるように、しっかりと紅鮭です。こちらをご飯と一緒にメスティンで炊いてしまおうと思います。
まずはお米を吸水。1合は食べきれないと判断し、少なめにしています。
15分ほど吸水させたら、さきほどの紅鮭を入れます。なんとメスティンのサイズにピッタリ! シンデレラフィットマニアにはたまりません。
こちらはお手軽カット野菜の「刻み白ねぎ」です。

スーパーで買う長ネギって、袋から飛び出したり、キャンプのために買ってもけっこう余りがち。これがコンビニでも手に入るのはありがたい。
ねぎを散らして、ついでに料理酒を入れます。もちろん料理酒なんてないので、日本酒を少々。
メスティンのふたをして、火にかけます。ちなみに、塩鮭ごはんはソトレシピシェフのSachiさんが本で紹介していたレシピを参考にしています。
Sachiさんのレシピをチェック! 10分ほど経過すると湯気が吹き出してきました。ご飯が少なめなので、吹きこぼれまではいかなそう。Sachiさんのレシピによれば、17〜20分ほど加熱するようです。
17分ほどで火を止め、グローブなどをしてメスティンを逆さにし、布に包んで10分ほど蒸らします。
フタを開けたら、見事な塩鮭ご飯の完成です。味のほうもばっちり! 塩味がきいていて、ご飯との相性もバッチリ。骨があるとの注意書きもありましたが、大きな骨でとりやすかったです。

インスタントの味噌汁とともに、キャンプでごく日本的な朝食を楽しむことができました。コンビニで入手できる紅鮭。これは研究しがいがありますね。メスティンとの相性も最高でした。

じゃがりこマッシュのバリエを楽しむ

シェルパ斉藤さん著書で見た「じゃがりこマッシュ」に衝撃を受けたことをよく覚えています。スナック菓子のじゃがりこにお湯を入れるだけでマッシュポテトになるなんて! まさに目からウロコでした。

もちろん、じゃがりこはコンビニでも入手可能。ここでは、同じくコンビニで入手可能な食材を加えて、じゃがりこマッシュのアレンジを楽しみたいと思います。
購入したのは、じゃりことマヨネーズとコンビーフ! 胡椒は調味料BOXに常備していたものを使います。コンビーフはどこのコンビニでもだいたい入手できますよね。じゃがりこはチーズ味にしてみました。
まず、じゃがりこにお湯を注ぎます。じゃがりこが半分浸らないくらいお湯を入れます。お湯が少なめのほうが、じゃがりこの固さを残せて食感を楽しめる気がします。
ここでマヨネーズを加えます。よりマイルドな仕上がりになるかと予測。こちらはお好みです。
コンビーフの缶を開けたら。下側を残した状態で包丁でさいの目的に切っておきます。こちらのほうが、投入後に潰すのが楽です。

こちらのテクニックはソトレシピシェフの風森さんに教わりました。分量を考慮して、コンビーフを2/3ほど入れて混ぜます。
風森さんのレシピをチェック! 最後に胡椒を振ってできあがりです。じゃがりこのチーズ味とコンビーフがベストマッチ。とっても美味しい!

個人的な好みの味ってこともありますが、控えめに言っても、居酒屋のお通しとして出てきても嬉しいメニューに仕上がりました。

じゃがりこマッシュでポテサラ風に

今度は、じゃがりこにマヨネーズ、ゆで卵を加えて、卵入りのポテトサラダ風にします。じゃがりこもサラダ味にしてみました。
じゃがりこにお湯を半量入れ、じゃがりこを潰していきます。ある程度潰してマッシュ状になったらゆで卵も投入。一緒に潰していきます。
最後はコンビーフ同様、胡椒を振ってできあがりです。卵の食感も加わり、絶妙なポテサラ感!

ハムとかきゅうりとかを加えてもいいかもしれませんね。じゃがりこマッシュ、偉大です。とにかく失敗がないところがいいですね。

コンビニ食材ですき焼き

エバラが販売する、入れれば簡単に牛丼の味に仕上がる「プチっとどんぶり」。こちらのポーションの余りを使って何かできないかと考えたのが「すき焼き」です。
牛丼の甘じょっぱい味が、すき焼きに近づけられるのではないかと考えた次第です。
しかし、コンビニですき焼き用の牛肉は見つけられず。精一杯、牛肉に近いもの……で、たどり着いたのが「パッパービーフ」でした。

“ビーフ”がついてるし、これはイケるのでは……。早速作ってみます。
プチっとどんぶりにお世話になります。すき焼きと言えば豆腐。豆腐はコンビニでも売っていますね。
早速ペッパービーフを焼いていきます。テフロン加工されたフライパンであれば、油を使わずに焼けます。

本来であればまずは牛脂を炒めるところですが、いきなりのペッパービーフからのスタート。ご存知のとおり、胡椒の香りが際立っていきます。怪しい雲行きです。
火を通さなくても食べられるペッパービーフですから、火入れもそこそこにさいの目に切った豆腐を投入します。

見た感じだけやや近づいたでしょうか。香りは胡椒です……。プチっとどんぶりも投入します。
ここで再度ねぎの登場。お手軽カット野菜の「刻み白ねぎ」です。
一応、完成です。しかし、当初からの胡椒の強さはおさえきれず……。豆腐すらもペッパービーフの味にもっていかれています。

食べられないほどヒドイわけではありませんが、やはりちゃんとした牛肉、そして牛脂から焼き上げたいところでした。

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