食欲が下がる夏!何を食べたらいいのか・・・
暑い夏、食欲なくしていませんか? 人は食事からも水分補給をしているので、思っている以上に食べることは重要なんです。熱中症や夏バテを防ぐため、食べたくなる料理を作って夏を乗り越えましょう!
①【さっぱり派】夏が旬の食材を使ったレシピがおすすめ
なす、トマト、とうもろこし、きゅうり、ゴーヤ、すいか、パイナップルなどの夏が旬の食材には水分とカリウムが多く含まれています。体の余分な水分や熱を取ってくれるため夏バテ予防に最適!ビタミンも豊富で体の調子を整えてくれます。②【ホット派】唐辛子を使ったレシピがおすすめ
辛さの素、唐辛子には体の熱をあげ、発汗を促し、体温を下げてくれる効果があります。唐辛子に含まれるカプサイシンは、胃液の分泌をよくしてくれるため内臓が温まり食欲も増進します。食べ過ぎると胃腸に負担がかかってしまうこともあるので注意してください!さっぱりしていて涼!な夏の旬食材を使ったレシピ
辛いものが苦手でも大丈夫! さっぱりメニューで体を整えましょう。簡単にささっと作れるものが多いので、すでにちょっとだるいかもという人も頑張れるはず。冷たい食べ物は、暑い日でも口に運びやすいですね。
おつまみに!だしがけ冷奴
野菜を刻むところだけ頑張れば、あとは漬けるだけととっても簡単! 手早く1品が完成です。火を使わないので暑くないのも嬉しいレシピ。そのまま、ご飯にかけても美味しいですよ!
【材料】
豆腐(木綿):400g
練り辛子:小さじ1/4〜お好みの量
かつおぶし:適量
だし<なす:1本、きゅうり:1本、ピーマン:1個、オクラ:5本、みょうが:2個、しそ:5枚、しょうゆ:大さじ2、昆布茶:小さじ1、酒:小さじ1>
【作り方】
豆腐は4等分に切り、切ったお豆腐の横から切り込みを入れ、練り辛子を中にはさみます。
<だし>の材料をすべてボウルにいれ、かき混ぜ粘りをだしましょう! 最後に、豆腐にかけてかつおぶしをトッピングしたら完成です。
まるで屋台!きゅうりの1本漬け
簡単ですぐに作れるので、男の料理としてお父さんが披露するのも、子供と一緒に作るのもいいですね。醤油ベース、トムヤムペーストでつけてみたりと何種類か作ってみるのもオススメです。
【材料】
きゅうり:2本
塩・はちみつ:小さじ1
水:100cc
砂糖;大さじ1/2
酢・醤油:大さじ1
かつお:ひとつかみ
鷹の爪:1本
昆布:10cm
【作り方】
作り方はとっても簡単! 味がしみやすいようにきゅうりの皮をむき、ジップロックなどの袋に材料を全部入れそのまま寝かせます。味が染みこんだら、割り箸を差し込みましょう。屋台気分が味わえて楽しいきゅうりの1本漬けの完成です。
夏野菜ごろごろラタトゥイユの冷製パスタ
ラタトゥイユは多めに作って、まずは冷やして食べ、冷製パスタにし、最後はカレー粉を入れてスープにするなどアレンジしやすい料理。パンに乗っけて焼いてもよし! 暑い夏、連泊で調理回数を減らしたいときにもオススメです。
【材料】
トマト缶:1缶
にんにく:大きめ1個
玉ねぎ・パプリカ:1個ずつ
なす:2本
オリーブオイル:大さじ2
白ワイン:100cc
ローリエ:1枚
コンソメ顆粒:小さじ2、砂糖:大さじ2、塩:小さじ1
【作り方】
まずはラタトゥイユを作りましょう。パプリカ、玉ねぎは角切り。ナスは縦半分に切ってから、半月切りにし水にさらしアク抜きして下さい。
フライパンでみじん切りしたにんにくを熱し、香りが出たら玉ねぎを透明になるまで炒めます。ナス、パプリカ、砂糖、塩を加え炒め、さらにローリエと白ワインとトマト缶、コンソメを加え弱火で煮込みます。水分がある程度飛んだら、味を調えてラタトゥイユの完成です!
このまま保存容器に入れ、冷蔵庫で一晩寝かせると味がしっかりしみます。作り置きおかずとして冷蔵庫で3日は持ちます。キャンプに行く際には、先に作り置きしておくと暑い中料理をしなくてすますね!
サラっとおいしい!冷汁
冷や汁だけでも美味しいですが、ご飯にかけるとさらっと食べられます。薬味で後味もさっぱり!水分もしっかり摂れるメニューです。大葉とゴマの香りに食欲もそそられます。
【材料 ご飯2膳分】
味噌:おたま1ぐらい
だし汁(濃いめ):500cc
砂糖:ひとつまみ
醤油:小さじ1/2
絹ごし豆腐(小):1丁
キュウリ:1本
大葉:10枚
みょうが:2本
ゴマ:大さじ2
【作り方】
フライパンで味噌を少し焦げるぐらいまで焼きます。お鍋にだし汁、砂糖、醤油をいれ温め、沸騰直前に絹ごし豆腐を入れます。そこに味噌を溶き、火を止めて冷ましましょう。その間にキュウリをスライスし、大葉、みょうがを千切りに、ゴマと一緒に冷めたお鍋に入れましょう!
時短する場合は、だし汁の量を調節して氷をいれるといいですよ。冷たいごはんに冷汁をかけてズズっと食べて下さいね! 前日の余ったご飯の消費にも最適。ご飯をいちどザルに入れ、流水にさらしヌメリをとるとより本格的になりますよ。
暑い夏こそ辛くてホットに!体温を上げて落とす!
辛い料理で汗をかいてすっきり! スパイシーな香りも食欲をそそります。暑い国では辛い食べ物が多いですよね。やはり、それだけ暑さに効果ありということではないでしょうか。辛いもので胃を元気にして、普段の食欲を取り戻しましょう。
ピリ辛!チーズウインナー
ウインナーも簡単なひと手間で、夏の食欲をそそる料理に! あともう1品欲しいという時に、キャンプなどのアウトドア料理にいいですね。とろけるチーズにして、トースターやオーブンで焼いても美味しそうです。
【材料】
小岩井ぬるチーズ:適量
粗挽きウインナー:6本
トマト水煮(ざく切り):1/4カップ
にんにく(みじん切り):小さじ1/2
オリーブオイル:小さじ1/2
玉ねぎ:1/8個分
唐辛子:1本
砂糖:小さじ1
ケチャップ:大さじ1
塩・こしょう:少々
【作り方】
ウインナーの表面に細い切り込みを入れましょう! 味がしっかり沁みこみます。玉ねぎはみじん切り、唐辛子は輪切りにします。熱したフライパンにオリーブオイルとにんにくを炒め、香りが出たらみじん切りした玉ねぎを炒めます。そこにトマト缶と砂糖を加えひと煮立ち。
ウインナーと唐辛子をいれケチャップと塩・こしょうで味を整え、水気が飛んだら最後にチーズをかけ完成です。
ビールが進む!鶏ときゅうりのピリ辛炒め
この夏はきゅうりは生で食べるだけではなく、ぜひ炒めてみて! 料理の幅が広がります。ごま油の香りで食欲アップ、やめられない辛さで箸が止まらなくなるかもしれません。より辛いのをお好みの方は唐辛子を輪切りにして、具と一緒に食べるのが◎。
【材料】
鶏むね肉:1枚(200~250g程度)
きゅうり:2本
長ねぎ:1/2本
乾燥赤唐辛子:10本
ごま油:大さじ1
片栗粉:適量
タレ<しょうゆ:大さじ1、酢:大さじ1、砂糖:大さじ1/2、酒:大さじ1/2、オイスターソース:小さじ2、豆板醤:小さじ1、おろしにんにく:1片分、片栗粉:小さじ1/4>
【作り方】
鶏肉は、分量外の塩・こしょう・お酒で下ごしらえしておきましょう。きゅうりは縦4つに割り、2cm幅でカットします。タレの材料は全てボウルで混ぜ合わせておきましょう。
フライパンでごま油を熱し、輪切りした唐辛子を軽く炒め取り出します。そこに片栗粉をまぶした鶏肉を入れフライパンで炒めます。きゅうり、みじん切りした長ネギ、唐辛子を加え混ぜ、タレをかけとろみがでたら完成です。
夏野菜を使ったピリ辛マーボー豆腐
麻婆豆腐、簡単だけど栄養はあまりとれなさそうなイメージ。でも夏野菜を使えば、それもクリア!旬の食材で、普段とは一味違った麻婆豆腐、色味も綺麗で食卓が華やかにいなります。
【材料】
豚ひき肉:100g
プチトマト:10こ
ズッキーニ:1/2本
木綿豆腐:1/2丁
にんにく:ひとかけ
しょうが:ひとかけ
豆板醤:小さじ1/2
サラダ油:大さじ1
糸唐辛子(好みで):少々
(調味料)
砂糖:小さじ2
醤油:小さじ2
酒:大さじ1/2
鶏ガラスープの素:大さじ1/2
水:1/2カップ
(水溶き片栗粉)
片栗粉:小さじ1
水:小さじ2
【作り方】
まずは野菜をカットしましょう。トマトはざく切り、ズッキーニは1cm厚さのいちょう切り。にんにくとしょうがはみじん切りに。フライパンにサラダ油とみじん切りにしたにんにくとしょうがを入れ熱し豆板醤を入れ熱しましょう。香りがしてきたら豚ひき肉を加えてしっかり炒めます。そこにトマトとズッキーニを加えて、混ぜ合わせた調味料も加えます。調味料がひと煮たちしたら、ほぐした豆腐を加え3、4分煮こみ、片栗粉でとろみをつけたら完成です。
さっぱりもホットも、どちらも賢く夏の食卓に取り入れて!
辛い物が苦手でなければ、その日の気分などにも合わせてさっぱりもホットもどちらも組み合わせて夏バテ知らず!夏野菜には旬の野菜ならではの栄養があり、手にとりやすい価格が魅力的。また唐辛子などの辛いスパイスは、調味料として色々な料理に取り入れやすいので、日々の食卓に取り入れやすいところが魅力的です!
料理で暑さ対策できたら、次はコレを見直して!
ちょっとしたことで大違い! 暑い中でも楽しくキャンプができるように対策しよう。Eat Plain and Spicy!
さっぱり&ホットな食事を!