コッテリBBQ続きでゲンナリしたら……「蒸す」という選択肢で“うまヘルシー”！

BBQばかりのキャンプ料理……もたれませんか？

バーベキューで焼くステーキも豪快でおいしいですが、こればかり続くともたれてしまう……という方もいるのでは？

そこでキャンプで作るヘルシーメニューとしてぜひ試していただきたいのが「蒸し料理」。せいろをはじめ、蒸し器となる調理器具があれば誰でも簡単に作れるんです！

キャンプに「蒸し料理」がおすすめのワケ

ここで、いかに蒸し料理がキャンプにふさわしいのか、ざっとまとめてみました。

・油を使わない、もしくは脂を落とす調理法なので「ヘルシー」
・蒸し器さえあれば簡単にできて「お手軽」
・蒸すことで引き出される食材の「うまみ」を味わえる

ひとくちに蒸し料理と言っても、作り方はさまざま。せいろを使った飲茶系から、肉料理をヘルシーにする保温調理まで、キャンプにおすすめの「蒸し料理レシピ」をご紹介します！

キャンプで作りたい、さっぱり蒸し料理

①肉汁ジュワ～な「小龍包」

家にせいろがあれば、ぜひキャンプでも活用を。小龍包に肉まん、野菜などを少しずつ蒸して、キャンプで飲茶パーティーもできちゃいます。

②もっちもちの幸せ「おこわ」

せいろがあるなら、もち米を使ったおこわもおすすめです。栗やしいたけなど旬の食材を加えて、季節感も楽しみたいですね。

③蒸し料理の大定番「しゅうまい」

蒸し料理は、せいろに限らず底網とフタがある調理器具で簡単に作れます。

ソロキャンパーはじめ愛用者も多いメスティンでもできますよ。ふっくらと蒸しあがったしゅうまいは最高においしそう！

④ツウっぽくふるまえる「あさりの酒蒸し」

フタをして蒸し焼きにすれば、スキレットでもOK。砂抜きしたあさりにお酒を加えて、貝が開くまで蒸すだけなので、簡単です。

⑤気分はアスリート「蒸し鶏」

肉メニューこそ蒸し料理でヘルシーにアレンジ！　モモよりも脂の少ないムネ肉を使った蒸し鶏なら、いっそう低カロリーです。

沸騰したお湯の中に皮を取り除いたムネ肉と生姜を入れて、冷めるまで待ちます。これは少量の水分で蒸す方法ではなく、ダッチオーブンの保温機能で「蒸す」調理法。

直接火にかけるわけではないのでお肉は固くならず、ふっくら仕上がりますよ。

⑥子どもも大喜びな「塩豚の蒸し焼き」

脂の多い豚バラをヘルシーにしてくれるのが、蒸し豚。フライドガーリックや青じそ・キムチなど、いろいろな風味を楽しみたいですね。

表面を軽く焼き入れて余分な脂を落とします。お酒と水を加えて、弱火で25分程蒸し焼きにすれば出来上がり！

⑦うまみ凝縮の「野菜蒸し」

食材そのものの甘みを味わえる野菜の蒸し焼きも、ぜひお試しを。キャベツはキャンプ料理らしく、ざっくり大きめに切っちゃいましょう。

塩やクミンシードを振って、少量の水で蒸すだけ。生野菜やバーベキューとは全然違うジュワ～ッと染み出すおいしさに、驚くはず！

⑧お魚好きには「アクアパッツァ」

アクアパッツァもおすすめです。切り身や小ぶりの魚であれば、白ワインと野菜の水分だけでふっくらと蒸し上がりますよ。

「キャンプで蒸し料理」におすすめの調理鍋

雰囲気も盛り上がりそうなせいろやおなじみメスティン、さらにもうダッチオーブンを持っているなら買い足さなくても蒸し料理が作れますよ。

蒸しといえばコレ「せいろ」

小籠包やしゅうまいといった料理ならやっぱりこれがないと！　という人も多いでしょう。キャンプに持参してふるまえば、大いに盛り上がること請け合いです。

さらにアウトドアマン永遠のベーシックをご紹介します。

キャンパー定番の「メスティン」で蒸す

だいたいの料理はこなせる夢の調理器具「メスティン」。ご多分に漏れず、トレイさえあれば蒸し料理にもばっちり対応できます。限られた調理器具をうまいこと使いまわすのもまたキャンプの醍醐味ですね。

蒸し料理は「ダッチオーブン」でもできる

鍋底に水を少量入れて底網を敷けば、ダッチオーブンも蒸し器になります。熱伝導でじんわり保温してくれるダッチオーブンは、野菜や肉まんなどふっくらおいしくなりますよ。

キャンプでヘルシーな蒸し料理を味わおう

こってりとした焼肉やステーキばかりではなく、肉や野菜そのもののおいしさを堪能できるキャンプ料理こそ、実はとっても贅沢なのではないでしょうか。

女性や子どもも喜ぶ蒸し料理で、自然の恵みをヘルシーにいただきましょう！

燻製も楽しい＆おいしい

マンネリキャンプ飯からの脱却に、燻製もおすすめ。CAMP HACK読者が選んだ「燻製にしたい食材ランキング」を参考に、レッツチャレンジ！

Enjoy Steamed Dish At Camp!

キャンプで蒸し料理、おすすめ！