今まで「炭」信者だったキャンパーが「カセットコンロ」を使ってみたら、見事にハマったので報告します

アイキャッチ画像撮影:編集部

カセットコンロって、どうなの?

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キャンプもバーベキューも、肉を買ったら当たり前のように炭熾し! 炭火焼き特有の香ばしさは譲れないと、これまで炭至上主義を貫いてきました。

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ところが先日、カセットコンロがいかに便利かを目にする機会があり、正直心がザワつきました。「もしかして、炭にこだわりすぎて当然のようにあるメリットを通り過ぎてきたのかも……?」

そこで物は試しにと、実はコッソリ気になっていたカセットコンロを購入。さっそく使ってみました。

買ったのは、あのコンロ

せっかく買うなら、家はもちろんキャンプでも使えるものをということで、選んだのはキャンパーから絶大な人気を誇るあのコンロ!


買ったのは「イワタニ カセットフー マーベラスⅡ」

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購入したのは「イワタニ カセットフー マーベラスⅡ」。アウトドアを始めて4年、ようやくカセットコンロを買いました。

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ボディカラーはシャンパンゴールド。落ち着いたトーンでカーキっぽくもあり、ミリタリーギアとの相性も良さそうです。

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トップカバーは差し込み式で簡単に着脱できるので、鉄板をみんなで囲むバーベキュースタイルも可能。

たこ焼きプレートなどの専用アクセサリーを載せるために使う、アダプターも付いています。

マーベラスを使ってみた

まずは家で

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カセットボンベをセットして、さっそく着火。予想以上に火力が強く、厚さ1㎝のミスジは火力「弱」でも約2分で焼けました。

気になっていた味は、申し分ないおいしさ! あまり肉を食べないはずの子供に、一枚丸々食べられてしまいました……。

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さっそくの手軽さとおいしさに勢いづき、アヒージョにもトライ。

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油ハネを防ぐフタもつけられて便利な、鋳鉄製プレートを使いました。イオンオリジナルブランドのものです。

カセットコンロが無かったので一度サーブすると冷めたままだったアヒージョも、これからはアツアツをキープできる! マーベラスのおかげです。

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テーブルに置いても場所を取らないサイズ感に、おもてなしの食卓にも浮かないおしゃれなデザイン。

何より「家の中でバーベキューしてるみたい!」とはしゃぐ子供たち……。「強がってないで、もっと早く買えばよかった」という正直な気持ちが湧き上がってきました。

庭でも使ってみることに

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この使い勝手をキャンプに活かさない理由がないのはすでにわかったようなものですが、庭でも試してみることに。



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鉄板は、マーベラスに使える専用プレートもありますが、手持ちの焚き火台「ファイアグリル」でも使えるようにユニフレームのエンボス鉄板をチョイス。

コンロに対し大きめのサイズですが、載せてみるとカセットボンベを入れる容器カバーとの間はしっかり空いています。

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トップカバーを外しても炎口がしっかりとした風防に守られているおかげで、風に負けることなく火力はバッチリ。

ちなみにツマミ「中」でも、この火力。肉は置くと同時に焼ける素早さで、いろいろな食材をサクサク焼くことができました。

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厚みのある鉄板効果もあるのでしょうが、やはり炭と遜色なくおいしいお肉を味わえました。本当に手早く焼けるので、子供が「焼き待ち」中に席を立ってしまうこともなく、肉も野菜もいつもより食べられたようです。

臭いも煙も少なく庭先でも気兼ねなく使えたので、庭バーベキューの頻度も増えそうです!

※純正オプション以外の鉄板を使う場合は、ガス缶に当たらないサイズの鉄板を選び、輻射熱に注意しましょう。

【今さらながら】炭との比較で見るガスコンロのメリット

着火までの時間

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炭の場合、焚き火台をセットして着火まで約十数分といったところでしょうか。天気や炭の状態によってはもっとかかる場合もあり、最初は付き合っていた子供も飽き始めたり……。

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カセットコンロなら、ボンベを装着してツマミをひねるだけ。ものの10秒で着火できます。

片付け

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炭は燃え尽きていなければ消火させて、さらに炭の片付け。汚れた網やグリルを洗う必要があるのに対し……

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カセットコンロはガスを取り外し、汚れをふき取るだけと超手軽! 子供が小さく準備や片付けに時間をかけられないファミリー層には、特におすすめです。

火加減の調整

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火力調整ができない炭火の場合、霧吹きで火を弱めたり、食材を置く場所を工夫する必要があります。

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カセットコンロなら、ツマミで自由自在。火加減の調節がしやすいので、料理に慣れていなくても比較的失敗がありません。

手軽さに加え、あれほど固執していた炭焼きと遜色ない焼き上がり……実際使ってみて、マーベラスが多くのキャンパーが愛される理由がわかりました!
ITEM
イワタニ カセットフー マーベラスⅡ
●収納時サイズ:幅380×奥行329×高さ110mm
●サイズ:幅380×奥行329×高さ324mm
●重量:約2.8kg
●材質:本体・トップカバー/鋼板(粉体塗装)、トッププレート/鋼板(耐熱塗装)、五徳/ステンレス、バーナー/鋼板(ニッケルメッキ加工、ステンレス)、栓・ツマミ/耐熱ABS樹脂
●最大発熱量:3.5kW (3,000kcal/h)
●連続燃焼時間:約70分

最後まで高火力を維持するために、ガスカートリッジ内の圧力を高める工夫と、危険圧に達したときの安全装置の実装があるので、快適に、そして安全に使えそうです。
屋内外のどちらでも使えるのは、災害に備えるという意味でもポイントが高いと思います。

こうなってくると、俄然気になるカセットコンロ。イワタニから新しく登場した、この二品も使ってみたい!
ITEM
イワタニ テーブルトップBBQグリル フラットツイン・グリル
バーベキューグリルとツーバーナーの1台2役。荷物も少なくキャンプもバーベキューもこれ1台でOK。

●サイズ:幅627×奥行439×高さ409mm
●収納時サイズ:幅627×奥行419×高150㎜
●重量:約7.7kg
●材質:本体/鋼板、水皿]/ホーロー用鋼板、ごとく/ホーロー用鋼板、バーナー/ 鋼板 (ステンレス)、点火つまみ/ ABS樹脂、グリルプレート/ADC (フッ素塗装)
●最大発熱量:3.3kW×2 (2,800kcal/h×2)
●連続燃焼時間:約70分

ITEM
イワタニ カセットフー タフまる
●サイズ:幅341×奥行283×高さ129mm
●重量:約2.4kg
●耐荷重:20kg
●材質:本体/鋼板、トッププレート/ホーロー用鋼板、ごとく/ホーロー用鋼板、バーナー/鋼板 (ステンレス)、点火つまみ/ABS樹脂、収納ケース/PE
●最大発熱量:3.3kW (2,800kcal/h)
●連続燃焼時間:約75分



結論!カセットコンロは超便利

撮影:編集部
炭とコンロは別物という意識もあって当然で、炭にももちろんメリットはあります。ですが、固定観念や自分の中にあるハードルを下げれば、もっと快適にキャンプが楽しめるのでは……? カセットコンロひとつを通して、そんな気づきも得られました。

でも、きっと炭も使う

ゆっくりと時間をかけて、炭焼きバーベキューを味わうのもアウトドアの醍醐味。その豊富な種類と、上手に炭を扱うコツを知ろう!

“Marvelous” Is So Marvelous!

「マーベラス」は素晴らしい!

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