CAMP HACK×BE-PALはママキャンパーを応援!
CAMP HACKと老舗アウトドア雑誌『BE-PAL』がタッグを組んだ、第5弾! 全国のママキャンパーを応援するべく、お互い同じファミリーを取材し、月1回のペースで記事を配信していきます。
それぞれCAMP HACKらしい、BE-PALらしい記事で二度楽しめる内容になっていますので、BE-PALサイトもぜひチェックしてくださいね!
「道具の選び方」Part.1の記事はこちら
取材した二人のママキャンパーのうち、今回はこの方の道具の選び方を見ていきます!
ママキャンパー・飯田みどりさんみどりさんはキャンプ歴2年程ながらセンスが良いのは、ガールスカウトとカメラマン経験の賜物。リーズナブルでおしゃれ、そしてファミリーキャンプに欠かせない使い勝手の良さを見極められたアイテム選びは必見です!
ママキャンパーが厳選したアイテムを紹介!
アイテム選びはみどりさん主導!でも大物選びは?
小物などのアイテムはみどりさん担当。というのも、前述したようにガールスカウトの経験からキャンプ歴は浅くとも、必要なアイテムは理解されているんですね。最近では旦那さんも欲しいアイテムが出てきたそうですが、機能面で不安がありまだまだ落選傾向に……。
しかし、大物、例えば幕体となれば話は別。夫婦で意見を出し合い購入されるようですよ! 飯田夫妻が購入したのは『コールマン ウェザーマスター2ルームハウスSTD』。サイズはウェザーマスターの2ルームの中でも小さめですが、大人2人、子ども2人のファミリーであれば十分な大きさの幕体です。
2ルームにした理由は、テントとタープを別で買っても金額はほぼ変わらず、2ルームの方が設営時短であると判断したため。また、コールマンのアッパーモデルであるマスターシリーズ購入の決め手は長く使えて、安全な物。安価すぎる物だと、構造に不安があるのは当然。お金を絞るところは絞る、しっかりかけるところはかけるというメリハリがついた選び方は、Part.1の菅谷さんファミリーに通じるところがありますね!
安全第一が合言葉!なランタン選びのコツ
燃焼系のランタンだと雰囲気は出るものの、使用できる場所が限られるほか、何と言っても「子どもが触ってしまったらどうしよう」という不安が付きまといますよね。そのため飯田さん家族は、ランタンの使い分けをしています。LEDランタンは子どもが起きている間に点灯。寝ているときには燃焼系ランタンも点けるそうです。メインランタンは2つ。クラウドファンディングが産んだ 『ルーメナー』と、『コールマン バッテリーロックパックアウェイランタン ナチュラルウッド』です。
また、スマイルランタンを子どもに持たせたところ、夜トイレに行くのも親子一緒ではありますが、兄妹2人が怖がらずに行くことができるようになったんだとか。
ガーランドのように吊るせるデコレーションランタンを付ければ、おしゃれなサイトのできあがり! また、日が沈んでからほかのサイトと見分けがつきやすくなるため、迷子にならずにすむ効果もありそうですね。
DIY精神が光る、アイアンラックやデコレーション
ホームセンターで裁断してもらった天板に、メルカリで寸法を指定して作ってもらったというフレームをあわせたアイアンラックです。最下段は収納として、上段はキッチンとして使用しています。
またサイトを彩るガーランドもDIYなんだとか! こちらは100均で購入した生地で作成したことで、300円ほどに収まったとのこと。幕体のカラーに合わせるようなカラーリングが施されており、派手派手しくなく、サイトを自然に引き立てる役目を果たしています。浮きがちなガーランドですが、カラーリングを選ぶセンスは必見です!
調理器具は予算の”押し引き”がキモ
高価な調理器具であるストウブを鍋として使用しているみどりさん。今までのリーズナブルなアイテム選びとはちょっと違うのでは?と疑問に思いましたが、これもコスパを意識したセレクト。このストウブはキャンプだけでなく家でも使っているとのこと。いつでもどこでも使用し、かつ自分好みのアイテムであれば、大切に、そして長く使い続けられそうです。
おっ、よく見てみるとおしゃれなウッドディッシュを使っていますね。どちらでGETしたのか聞いてみると、リーズナブルにおしゃれなアイテムが手に入るナチュラルキッチンと3コインズだそう。
さらに、バーナーはカセットコンロで費用は抑えめ。主な調理は自宅で行い、キャンプ場ではグリルしたり温めるたりするだけにしたことで、キャンプではカセットコンロで事足りるんだとか!
費用を使うところと抑えるところをしっかり考え、予算内で賢く自分たちが買いたい物を買う、こういった”押し引き”は参考になります。
1品2役がキーワード。考えられたアイテム選びはマストバイ!?
物を持って行くということは、それだけスペースを取るということ。家族でキャンプに出かけるなら、少しでもアイテム数は減らしたいものです。
みどりさんは500円のリンゴ箱を、積載時は収納ボックスとして、キャンプ中はテーブルとして使用するテクを披露してくれました! また、アイアンラックの下に置いているかごは、サイトでは収納ボックス、洗い物がたまれば洗い物かごとして利用。洗い物かごは一度に大量の食器を無理なく運べるので重宝しているそうですよ。
ママキャンパーは参考になるアイディア満載!
Part.1の菅谷さん家族と共通するのは、ただ費用を抑えているのではないということ。自分たちがやりたいスタイルは何かをとらえ、それをもとに予算の中で自分たちがほしいと思うものをうまく購入する、これはママキャンパー必見なのではないでしょうか。BE-PALでも同じママキャンパーを取材し、ママキャンパーによるママキャンパーのための情報を配信していきます! CAMP HACKとはまた違った目線の記事なので、ぜひそちらもチェックしてくださいね!
BE-PALの第5回記事はこちら
取材協力/キャンピカ富士ぐりんぱ