CAMP HACK × LANTERN
この記事は、LANTERNで掲載された記事の一部をCAMP HACKでもお届けする連携企画です。今回はコールマンのオールシーズン対応モデル「4Sドームノトス/300」を実際に設営した様子をお届けします。
LANTERN編集部が使ってみた!
コールマンのハイグレードレーベル、ウェザーマスター。大型2ルームテントのコクーンⅡや個性的なスタイルのトレスもかっこいいですが、今回は4Sドームノトス/300を実際にLANTERN編集部が設営してみました。
コールマンのドーム型テントには珍しい、吊り下げ式のインナーテント。T/C素材を用いたり、サークルベンチレーションがテント内の換気量を自在に調整。4シーズンを快適に過ごせるハイパフォーマンスドームテントの実力は?
ウェザーマスター 4Sドームノトス/300 製品詳細
【サイズ】インナーサイズ:約 300x300x190(h) cm
収納時サイズ:約 φ26×80cm
重量:約 14.5kg
【素材】
フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、テフロンはっ水、カラーPU防水)
インナー/TC、68Dポリエステルタフタ(はっ水加工)
フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、PVC)
ポール/アルミ合金(φ16㎜、φ14.5㎜)
【耐水圧】
約 3,000㎜(フロア:約 10,000mm)
【付属品】
付属品:ペグ、ロープ、収納ケース、ペグハンマー
定員:4~5人用
希望小売価格 85,000円(税別)
それでは設営してみましょう!
重量は約14.5kg。肩に掛けたサイズ感はこのくらい。男性ならば余裕です。
中身は、フライシート、インナーテント、アルミ合金のメインポールが2本、アルミ合金のフロントポール、リアポールが各1本。あとはペグ、ロープ、ペグハンマーが付属します。
まずは、フライシートを広げます。
4本のポールを繋ぎセットします。全体がシルバーのメインポールが2本。先端が赤いフロントポールと真ん中が水色のリアポールが各1本です。
まずはメインポール2本をスリーブに通します。この時、ポールは引っ張らずに必ず押し入れること。引っ張るとポールとポールを繋ぐテンションコードが伸びたり切れたりする原因になります。
片方のポールの先端を、フライシートのコーナーにあるエンドグリップに入れ、反対のポール先端を持ちスリーブの中にポールを押し込みながらフライシートを立ち上げて、コーナーにあるエンドグリップに差し込みます。
フロントポールをスリーブに通します。赤いポールと赤いスリーブの入り口で分かりやすくなっています。
通したらエンドピンを差し込みます。この時もエンドピンを差し込むフライシートに赤いゴム製の輪がついているので分かりやすいです。
今度はリアポールです。水色のスリーブに同じく水色のリアポールを通します。
通したらエンドピンを差し込みます。この時もエンドピンを差し込むフライシートに青いゴム製の輪がついているので分かりやすいです。
フライシートに付いているフックを引っかけて固定。ポールが交差している点は面ファスナーで固定します。
風上から対角線上にペグダウンを行います。
ストラップ状のストームガードをポールに巻きガイドロープを付けてペグダウンしていきます。これでテントの安定性がさらに高まります。
ガイドロープを6カ所ペグダウンすればフライシートは完成です。
インナーテントは、トグルとフライシートのリングをくっつけていきます。
あとはフックをフライシートに掛けるだけ。とても簡単です。
設営完成です。インナーテントはポリコットン素材で通気性が良く蒸し暑い季節や寒い季節に結露しにくく最適ですね。
その他機能紹介
テント上部にはベンチレーション用の窓。大きく開いて空気の流れをしっかり作ってくれます。
インナーテントにはファスナーが付いていて開閉が可能です。
前面の左右2ヶ所にもベンチレーション用の小窓があります。
フライシートの両サイドには、アンダーベンチレーションの換気量を調整できる仕組みが。これがサークルベンチレーションシステム。写真のようにペグダウンして固定したり、巻き上げたりして風の入り込む量を調整できます。
内側から見るとこんな感じです。
インナーテントはメッシュ窓の開閉が可能です。
インナーテントにはランタンフック。
小物入れもあります。
編集部まとめ
この日の気温は、日中が30℃と蒸し暑かったのですが、サークルベンチレーションとポリコットン製のインナーテントのお陰でテント内がいつまでも蒸し暑いということがなく、日が暮れると快適な室温になりました。お陰で寝つきも良く快適な朝を迎えることができました。コールマンのドーム型テントでは珍しい、吊り下げ式インナーテントを採用している4Sドームノトスですが、使い勝手は◎。フライシートだけならシェルターとしても使えますし、インナーテントも300cm×300cmのフロアサイズは余裕の広さで、大人数のファミリーキャンプにも対応できます。
2ルームはちょっと大きいなというファミリーや、2人で広々贅沢キャンプを楽しみたい方に、ちょうどいいサイズと機能のテントだと思います。
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