車中泊の寝具について考える
寒い季節は車中泊キャンプを楽しむ方もたくさんいますが、車で眠るときの寝具はみなさん何を使っているのでしょうか?キャンプと同様に寝袋を使う、または車中泊だけの贅沢とも言えるお布団を使う・・・・・・。基本は個人の好みに拠るところですが、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのか、チェックしてみましょう。
こんな方におすすめの記事です
・本格的に車中泊を始めようと検討中の方・車中泊したいけど車での寝心地が気になる方
・子供と一緒に車中泊をしたい方
車中泊の寝具、あなたは布団派?寝袋派?
車中泊ならではの贅沢「布団」
車中泊なら、キャンプへは持って行けない布団で寝ることもできます。厚みがある分場所を取りますが、どんな環境でも寝心地が最優先! という方は布団が◎。【メリット】
・寝心地が良い
・いつもの布団という安心感がある
【デメリット】
・かさばるため都度たたむのが大変
・保温効果がないため、+αの防寒アイテムが必要
収納性で選ぶなら「寝袋」
キャンプでもおなじみの、寝袋。コンパクトに収納できる点は車中泊でも大いに役立ちますが、その薄さゆえに就寝時に背中が痛かったりと、寝心地面が気になります。【メリット】
・場所を取らない
・密閉性があるので暖かい
【デメリット】
・夏用寝袋の場合は冬の車中泊では寒い
・布団に比べると薄い分寝心地がイマイチ
それぞれのメリット・デメリットは容易に想像がつきますが、どちらにしても「車中泊で使うこと」を前提にした場合、どのような布団・寝袋が適しているのかを掘り下げてみましょう。
車中泊でこそ使いたい!おすすめの布団・寝袋
ハイエースなどの大型車であっても、なるべく寝具にスペースを取られずゆったりと旅したいですよね。そこで注目したいのが、「薄くても暖かい」小ワザのきいた寝具。布団なら、保温効果のある生地素材や組み合わせ方で、限られたスペースで賢く暖を取れるものがおすすめです。
毛布・布団
暖かい。寒い日には外気温マイナス5度以下になりますが問題ありません。メンテナンスを考えると洗えるのはとても便利。前は羽根布団を使用していましたが重さも感じません。
出典: Amazon
薄手でも保温性の高い、マイクロファイバー掛け布団。丸洗いできるものも多く、羽毛布団より扱いやすい点も車中泊に向いています。
●材質:ポリエステル
とにかく肌触りはいいし、保温性が高く、あったかいです。オススメです。買って損はしませんよ。
出典: Amazon
敷毛布+掛毛布の二枚合わせも、かなり暖かい! 嵩張る羽毛布団を一枚持って行くより、気温によって調節もできるので効率的です。
寝袋を使うなら、車中泊に行く季節によっても適したタイプは変わります。
封筒型寝袋
●分離時サイズ:幅72×奥行190cm×2pcs
●収納時サイズ:幅46×奥行22×高さ39cm
●重量:3kg
●使用最低温度の目安:2℃
車中泊用に。ロゴスの寝袋凄く可愛いです。連結のジッパーが付いているので、用途にわけて使えるのが良いです。
出典: Amazon
ジッパーで連結・分離ができる封筒型は、暑い時は足が出せたり布団に近い感覚で使えます。子供と一緒に寝る時は、あらかじめミニバンサイズに設計されたワイドタイプを選ぶと良いでしょう。
●収納時サイズ:φ34×56cm
●重量:約3,600g
●最低使用温度:5度
ちょっと高いので、購入を躊躇いましたが、結果としては満足です。生地の品質に問題はなく、肌触りも良好です。
なにより連結できるのが素晴らしいです。我が家は比較的小柄な大人2人と子供2人ですが、子供が3歳と6歳のうちは二つをつなげて4人で寝ていました。
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中綿にしっかりとしたダウンが入っていて寝袋でありながら布団に近い、その名も「オフトン」。収納性と寝心地どちらも欲しいという方におすすめです!
マミー型寝袋
●収納時サイズ : φ16×35cm
●生地 : 表/ナイロン100%・裏/ナイロン100%
●羽毛量 : 450g(90/10 800フィルパワ−)
●参考使用温度 : -6℃
残雪期で使用したが暖かくて問題なし。夏場は暑いかもしれないので夏用に別のが欲しい。
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●重量:548g
●リミット温度:0℃
●コンフォート温度:5℃
コンパクトになる上に暖かい。-2℃のテント泊でも快適でした。
シュラフの中に入る祭にそこそこの厚着をしましたが、普通に上下スエットくらいでも平気そうです。
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暖房がついていないとかなり寒い、真冬の車内。それでも車中泊にチャレンジするなら、寝具は首元まですっぽりと覆えるマミー型を使いましょう。
冬の車中泊なら、保温性・寝心地ともに化繊よりダウンシュラフが理想的です。
車中泊のために環境を整えることも大事
窓からの冷気を遮断
冬の車中泊では、寝具以外でも寒さを凌ぐ工夫が必要です。まず、複数の窓からやってくる冷気を遮断するために、サンシェードを設置。汎用的なタイプもありますが、隙間無くフィットさせるには車種ごとの商品を選ぶのがおすすめです。
車中泊出来ました。外からはほとんど見えず安心して過ごせました。光も遮られ助かりました。吸盤の設置に多少手こずりましたが。取付け中にシェード枠から吸盤が外れてしまって。シェード取り付けは明るいうちにやればもっとスムーズに出来たと思います。
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底冷え対策
底冷え対策には、テントと同じく銀マットが活躍します。シート+マット+銀マット+寝具と重ねて、冷気をシャットアウト!災害時の備えにもなるエマージェンシーシートや、確実に暖まれる電気毛布を使っている方もいるようです。
●重量: 約325g
●材質:プラスティックフィルム・アルミニウム・ポリエチレン繊維・プラスティックフィルムの4構造
秋冬キャンプに便利。シュラフの下と上に1枚ずつ敷いて秋冬キャンプを楽しんでいます。厚すぎず、薄すぎず。とても重宝しております。
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●重量:0.76kg
●材質:ポリエステル100%
●消費電力:75W
電気を切っても暖かい。ふわもこでとても暖かいです。洗濯も出来るので汗をかいても安心です。
身長180cmの主人でも大きさが十分あります。
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万が一に備えたい「ポータブル電源」
夜はエンジンを切って寝ることになるので、当然車の電力は使えません。寒さが予想以上に厳しい場合に備えて電気毛布やヒーターを使えるよう、ポータブル電源があると安心です。●大きさ:約200 x 145 x 165(mm)
●容量:434Wh
●DC出力:12V / 10A
●AC出力:110V / 1.09A
●USB出力:5V / 6A(各ポート最大2.4A)
先日キャンプに行き、ドローンのバッテリー3本とスマホ3台、さらにMacbookAirも充電しても60%以上残ってました。
屋外や非常時の電源として安心感抜群です!
出典: Amazon
車中泊でも快眠!
運転をしながらの車中泊は、しっかり睡眠を取ることが重要。この冬車中泊に挑戦する方は、自分に合った寝具を選び、限られたスペースでもできるだけ快適に眠る工夫をして出かけてくださいね!いつでもどこでも快眠が一番
車中泊はもちろん、キャンプでもよく眠れないと楽しさ半減。グッスリ眠るために確認しておきたい「10の快眠のコツ」をチェック!Sleep Well In A Car!
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