ノルウェー発の薪ストーブ「G-STOVE」
スタイリッシュでコンパクト性に優れたノルウェー発の薪ストーブ「G-STOVE HEAT VIEW」。ステンレス製で錆に強く、1,000℃まで耐える事のできるポータブル薪ストーブの一種です。
「G-STOVE」という名前はなんとなく知っているけど細かいことは知らない、という人も多いのでは? 今回はこのストーブの魅力についてご説明します。他のストーブから乗り換える人も多いほど、近年注目を浴びているギアなんですよ。
こんな口コミが。ポータブル薪ストーブとしてはNO.1かも?
薪ストーブはなかなか完璧な物は無いのかもしれません。
軽い、丈夫、錆びない、安定感が良い、窓ガラスが突いている、熱量が高い等すべてを満たしている物があればおそらく10万越えに・・・・。(中略)
その中でも、本製品は優れていると思います。
ガンガン薪を焚べて燃やすと煙突も真っ赤になりかなりの高温になります。煙突は、若干の煤こそありましたが煤の塊やタールの付着など皆無でした。
「G-Stove Heat View」は、ポータブル薪ストーブとしてはNO.1だと思います。(出典:Amazon)
薪ストーブに手こずりたくない人にこそオススメしたい一台。それでは、気になるその魅力と購入前に知っておきたい注意点などご紹介します。
「G-STOVE」の魅力ポイント
重厚感あるステンレス製のデザインが美しい
まずなによりもカッコイイ! 重厚感あるステンレス製のデザインが美しく、存在感も抜群。パワフルながらもコンパクトなのでテント内でも邪魔になりません。
煙突がすべて本体内部に納まる!
煙突は全部で6本あり、全て本体内部に納めて収納する事が可能。さらに煙突蓋と灰落とし用スクレーパーも入るため、かなりコンパクトに持ち運ぶ事ができます。網の上に薪をくべるシステムで燃焼効率バツグン
火格子が2枚付いており、1枚おくだけでストーブ内により多くの空気を入れる事ができます。もう1枚おく事でピザやトーストなどを楽しむ使い方ができます。炎が見える耐熱ガラス
これがある事で雰囲気もグッと上がり、炎の明るさで身も心も暖まりますよね。調理中も焼き具合などが見えるので、窓はあった方が断然便利です。ただ、そのせいで価格は上がってしまいますが……。
肝心の性能は?暖かいの?
魅力が十分に伝わったところで、肝心の性能や暖かさについて、ユーザーさんの口コミを参考にご紹介します。
雑に着火させて広葉樹を入れても轟々と燃えます。
ダンパーと扉の吸気を調整して燃え方と温度を微調整できるので薪の節約も可能。吸排気をフルオープンにして薪をマックスにいれると煙突まで真っ赤になります。
そのぐらい燃やすと外が5度以下でもテント内は半袖でokなぐらいに。(出典:Amazon)
これは良い!簡単に火がつき、火力は申し分無し。効率が良い分薪の消費が早く、こまめに補充が必要なのが面倒で星4つ。コンパクトに収まり、軽量な設計は十分満足できるもの、冬のキャンプには必須アイテムです。(出典:Amazon)
火つけは薪二本並べて間に梱包用の藁半紙をまるめ、上に焚き付けをばらまいただけだったが、一発で火が付いた。火つけに関しては非常に楽だった。
薪もいつもは二本づつ投入しているが、今回は一本づつにしてみたが、火勢がが弱まる気配もなく火力は十分なままだった。(広葉樹の薪、一本30分毎追加)
吸排気を絞り気味にすれば薪一本で30分以上持つので非常に経済的。(出典:Amazon)
なるほど、火付けは充分過ぎるほどいいみたいですね。小型のポータブル薪ストーブですが、パワーについてはまったく問題なさそうです。
では次に、購入する前に知っておきたい注意点や気になることについてまとめました。
【購入前にチェック】注意点・気になること
熱対策をしっかりしてテントへのダメージを減らそう
燃焼率が良い分、火の粉が舞い、実際にテントに穴を開けてしまったという実例もあります。テントにコットン生地を被せたり、煙突に耐熱材を巻いて温度を抑えるなど、熱対策をしっかり考える事が大事です。そのまま入る薪の長さは40cm程度まで
本体に入る薪の長さは約40cm。サイズアップしたXLモデルについては約50cmです。太さなども考えながら焚べると良いでしょう。煙突が「焼き付き」を起こしてしまって、煙突が外れにくいことも
ステンレス製のため焼き付けを起こしてしまい、なかなか煙突が外れにくいこともあります。そんな時は「焼き付き防止潤滑剤」を少量結合部分に塗るだけで、超簡単に煙突同士が外れるようになりますよ。今使っているテントの高さを考えて、延長する煙突を追加しよう
本体セット以外にも煙突部分のみオプション販売しているので、自身の愛用テントに合わせて長さを調整しましょう。煙突を「横引き」する場合
テントになるべく穴を開けたくない方や幕内のレイアウトを自由にしたい方に人気なのが「横引き」です。その場合専用のL字型煙突が必要になるのでご注意下さい。また燃焼効率の問題により、横引きする際は必ず、「横」より「縦」の煙突の方が長く設定する必要があります。地面へのダメージ
一点注意必要なのは、標準セットに付属の脚が短く(約10cmくらい)また本体が高温になるため、地面が草地の場合は草の保護が必要。
日本では発売されていないようですが、私は延長脚(約30cm)をノルウエー本社から直接購入し対策しました。
大変優れた薪ストーブと思います。(出典:Amazon)
地面を守る対策も必要になってきます。オンラインでは専用の防火マットが販売されているので、同時購入がオススメです。
脚はペグで固定しておくと安心
軽量コンパクトなのは時に転倒しやすいという不安な要素にも。もし突風やちょっとした衝突でも倒れてしまう可能性は充分にありえます。安全確保のためにも、脚部分をペグで固定しておくほうが安心して使えます。G-STOVEのオプションなど、ラインナップ
オプションも充実しているのが魅力のG-STOVE。特に「ウォーターヒーター」などは薪ストーブを使いながらお湯を効率的に沸かしてくれるので、とても便利ですよ。G-STOVE利用者の特権のようなアイテムです。【G-Stove 本体】
暖をとる以外にも調理や保温など様々な活躍を見せてくれる薪ストーブ。手に入れたら冬キャンプのマストアイテムにきっとなってくれるはず。気になるのは価格と自分のテントに合うかどうかですね。【G-Stove 専用 スパークアレスター】
煙突の最先端部に装着する事で、火花の飛散を軽減します。【G-Stove 専用 ウォーターヒーター】
本体の上にのせれば3Lものお湯が沸かせるウォーターヒーター。下部の蛇口がポイントをひねるだけでお湯を出せるというところがポイントです!【G-Stove 専用 テントプロテクター】
二重煙突構造により、煙突熱からテントを守ります。【G-Stove 専用 防火マット】
耐熱温度500℃のマットを下に敷けば、火を扱うアウトドアシーンでも安心安全です。サイズアップした「G-STOVE HEAT VIEW XL」もあります
従来の「G-STOVE HEAT VIEW」をサイズアップしたモデル。本体を10cm長く設計し、長い薪も入れやすくなっています。本体付属の煙突も従来のものに比べ長い設計となっています。重量:本体8.4kg、付属品:2.9kg
素材:ステンレススチール、耐熱ガラス
冬キャンプの救世主「G-STOVE」
デザインと機能性を兼ね揃えた冬キャンプの救世主「G-STOVE」。暖を取る以外にも焼いたり煮たり炎に癒されたり、心も身体も暖かく満たしてくれる一台です。
初心者からベテランまで、多くの方を魅了する薪ストーブ、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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