アイキャッチ画像出典 : Coleman
快適度や安全度がアップするテント設営時の小ネタ
マニュアル通りにテントを設営したのに突風でテントが倒れてしまった、雨が降ってきてテント内に水が浸水してきたなど、キャンプ初心者ならばそんな体験にヒヤッとしてしまいますよね。けれど設営時のちょっとしたコツで、安全度をアップさせられます!
こちらではキャンプ初心者のみなさんに、テント設営時に役に立つ小ネタを紹介していきます。
1.テントの出入り口は風下に設置しよう!
テントが飛ばされるとポールや生地が破損するほか、人や車などにぶつかることもあり大変危険!出典 : カインズホーム
テントのメイン出入り口をどの方向に向けるか、サイトの広さにもよりますが、メイン出入り口が風下にくるように設営するのがおすすめです。
理由は風によるテント倒壊や破損を防ぐため。テントの苦手なもののひとつが風。メインの出入り口を風上にするとテント内に風が入り込み、強風時は飛んでいってしまう危険があります。
2.グラウンドシートはテントからはみ出さないように!
グラウンドシートはテントの下に敷き、地面からの湿気や汚れを防いでくれるアイテム
出典 : ロゴス
出典 : ヒマラヤ
テントの底に敷くグラウンドシートはテントより小さいのものを使い、テントの底面からはみ出さないように注意しましょう。はみ出していると雨が降ったときにグラウンドシートが雨水の受け皿になり、テント底面に雨水がつたってテント内浸水のもとになってしまいます。
3.ペグダウンする時は地面に近いところから
出典 : カインズホームテントを地面に固定(ペグダウン)する時は、地面に近いところからペグを打ち込んでいきます。張り綱が付いている上の方からペグダウンすると、テントがゆがんだりポールに無理な負荷がかかりテント破損の原因になってしまいます。
1ヵ所をペグダウンしたら次にその対角線上をペグダウンして、テントのシワを伸ばすようにするとキレイに張れますよ!
4.強風時はダブルペグで強度アップ!
出典 :ろっぴのスロ~なアウトドア
強風時や地面が柔らかくペグの刺さりが悪いときは、ペグを2本使ってテント固定の強度をアップさせる「ダブルペグ」が有効です。写真のように2本打ち込むことでペグ1本にかかる力が分散され、強度がアップします。このほかにも2本のペグを×状にクロスして打ち込む方法もあります。
5.キャノピーの風対策にはポールに張り綱をひと巻き
出典 : キャンプへGO!
出典 : おそとでねたろう
キャノピーの張り出しも風の影響を受けやすい部分。風にあおられてキャノピーポールから張り綱がすっぽ抜けるなんてことがよくあります。
そんな時は張り綱をキャノピーポールにくるっとひと巻きしてからペグダウン。こうすることで下方向にテンションがかかり、張り綱にすっぽ抜け防止&耐風性も高くなります。ヘキサタープなど1枚布タープでよく使われるテクですが、キャノピー張り出しにも効果ありですよ!
6.パネルを巻き上げるときは“内巻き”に!
出典 : 大空の下でファミリーキャンプ
パネルを巻き上げる際に内向きに巻くのは、雨水が溜まるのを防ぐため。外向きに巻き上げると雨水の受け皿になってしまうのでご注意を。内向きにすれば巻上げを解除したときに、溜まった雨水がざーっと流れるのを防止できます。
7.ジッパーを閉める時は指を当てる
出典 : HILLEBERG
テントのドアや窓を閉めるとき、テント生地がジッパーに噛んじゃった、なんてことありませんか?それを防ぐにはジッパーに指を当てながら閉めるのがコツ。これをするだけで生地の噛み込むことが少なくなり、テント生地やジッパーの長持ちにもつながりますよ!
ちょっとしたコツで楽しいキャンプを!
テント設営の7つのTIPSを紹介しました。ちょっとしたコツですが、実践すればキャンプサイトでの快適さや安全度が上がります。まだまだコツはありますが今回は実践しやすい7つだけ。楽しいキャンプの時間を過ごすためにも次回のキャンプでぜひ挑戦してみてくださいね。小さなコツがテントの長持ちに繋がります
まだまだテクニックはたくさん! ひとつずつ実践して身体で覚えましょう!Tent set up tips!
テント設営のコツをつかもう!