①よしきさん・あすかさん@森のまきばオートキャンプ場
今回はカップルに絞ったサイトスナップをお届け。各カップルによってこだわりポイントが異なっていたり楽しみ方もさまざまな、個性あふれる4つのサイトを紹介します!よしきさん、あすかさんカップルは月2ペースでキャンプに出かけるほどのキャンプ大好きカップル。キャンプでは、写真を撮ったり、釣りをしたりと趣味を満喫!グルキャンにもよく行くようですが、二人だけのペースで自由にできるのが魅力とのこと。
サイトは、シックなテンティピによしきさんの好きな赤色を至るところに鏤めています。ギアはほとんどがビンテージもので、アメリカンな雰囲気に陽気な二人の雰囲気がマッチしていました。ここからは、こだわりのビンテージギアをいくつかご紹介!
コールマンの2バーナー「425B」は1950年代もの。60年以上も前のギアですが、今でも火力が強く、まだまだ現役!よしきさん曰く「古いものほど造りがしっかりしていて長持ちする」とのこと。一つひとつのギアへのこだわりを感じますね。
同じく1950年代もののクーラーボックスは、サーマスターというカリフォルニアのブランド。見た目以上に造りはしっかりとしており、アルミ製の蓋の出し入れは癖になる感覚。シンプルな見た目と鮮やかなグリーンが美しいですね。
まだまだビンテージギアがたくさん!コールマンの200Aはバースデーランタンとしても有名。こちらは1970年のもの。ブルーリッジチェアワークスのスツールに載ったジャグは、ビンテージジャグとして人気のあるナップモナーク。
ここには紹介しきれなかったビンテージギアが他にもたくさんあり、一つひとつのギアを眺めているだけでも飽きないサイトでした。
②さかえさん・みきさん@成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場
さかえさんとみきさんカップル(ご夫婦)は、3年前に初めて二人でキャンプに行ってからキャンプに夢中!ノルディスクが好きで、夏はファクシー、それ意外の季節はレイサとテントを使い分ける玄人っぷり。
レイサの室内は今回初チャレンジのお座敷スタイル。色のトーンを統一し、全体的にナチュラルに仕上げたテクニックはお見事!木漏れ日が差し込んだ昼間のテント内は、いつまでもいたくなるような心地良い空間でした。
その空間の中で異彩を放つテーブルの上に置かれたMacBookは、夜に二人で映画を観るために。二人だけの恒例の楽しみがあるのもカップルキャンプならではですよね。
サイトの中で一番注目したいのが、レイアウトテクニック。特にキッチン用品や彩り鮮やかな調味料のレイアウトは圧巻です!
これは、キャンプ用ではなく、家からそのまま持ってきて使っているものが多いとのこと。お二人のセンスの良さが随所に発揮されています。また、見せたくないものは麻をかけたり、小物入れに入れて隠すのも見習いたいテクニックの一つ。
レトロな雰囲気が可愛いストーブは、なんとナショナル製!同じくビンテージのコールマン275ランタンは、76年製。どちらもネットオークションで購入されたとのこと。
レイサのナチュラルカラーとセンスの良いギアにお二人の雰囲気がマッチし、穏やかな空気が流れるサイトでした。
③リョウタさん・アヤノさん@西湖自由キャンプ場
昨年からキャンプを始めたとは思えない、完成度の高いサイトを作っていたのが、リョウタさん・アヤノさんカップル。気付いたらキャンプにハマってしまったようで、今では日常生活でもキャンプのことを考えるのが楽しみになるまでのどハマりっぷり。開放的なタープの張り方が印象的です。
お二人こだわりの逸品が、昨年大ヒットしたアイロンクラフト社のITADAKI。サイトの隅に置いても圧倒的な存在感を醸し出すITADAKIを、スキレットやダッチオーブンでデコレート!渋さと可愛さが絶妙にマッチしています。
テーブルはキャプテンスタッグのテーブルに木目調のテーブルクロスを。青色がお好きだそうで、テーブルの柄から食器まで見事に青色で統一されており、爽やかなトーンがすっきりした印象を与えてくれました。
ランタンももちろん青色!コールマンのシーズンズランタンは2013年製。ルミエールランタンの後ろのオイルランタンは、小樽の硝子屋さんで購入したという掘り出し物。
好きなカラーで装飾したいというお二人の思いがたっぷり詰まったサイトは、ぼーっとして音楽を聴いたり焚火を眺めたりと、お二人らしく過ごす時間にぴったりな楽園になっていました。
④マーシーさん・ナツミさん@ふもとっぱら
1年前にキャンプを始めてから、毎月キャンプをするほどハマってしまったマーシーさん・ナツミさんカップル。ノルディスクのアルフェイムをベースに、落ち着いた色合いでまとめたナチュラル感溢れるサイトです。最近やっと自分たちのキャンプスタイルが見えてきたとのことで、マイペースにキャンプを楽しんでいるご様子でした。
二人のキャンプの中心には、いつもお酒が!この日もたくさんお酒が用意してあり、二人でゆっくり飲む時間が最高に楽しいとのこと。キャンプに行くとケンカが治まったりするのも、二人で楽しめるコミュニケーションツールがあるからこそ。
テーブルはコーナンで買った木材をもとに、マーシーさんが手作りした逸品。また、両サイドの鹿ベンチには布を被せて、こちらもオリジナル仕様に。自分たちで作ったものだからこそ、もっと大事にしたくなる温かさを感じます。
広々としたアスガルドの室内には、ラグを敷き詰めた温かな空間に。枕などに使っている丸太クッションが良いアクセントになっており、ほっこりした可愛らしさが。また、贅沢な空間使いがよりリラックスした雰囲気を演出します。
棚は木箱を重ねて、同系色の小物を整理。また、お酒好きだけあって自作のサングリアも!今回、数組のカップルを取材しましたが、自作のお酒を作っている方が多く、出かける前の準備からキャンプを楽しんでいるのが印象的でした。
カップルキャンプは新たなパートナーの姿を垣間見る機会にも
初心者の方だと、なかなかカップル2人でキャンプというのはハードルが高いかもしれません。でも、キャンプだからこそ見えるパートナーの姿は、一見の価値あり!という意見を今回よく聞きました(笑)。2017年はぜひ、カップル(もしくは夫婦)キャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。