手裏剣型!「ニンジャタープ」設営のバリエーションは30以上!
「ニンジャタープ(NINJATARP)」は2011年に誕生した日本発のブランド「パーゴワークス(Paagoworks)」が開発した1枚布タイプのソロタープ。しかしただのタープじゃありません。“ニンジャ”の名前通り変幻自在な張り方ができるタープなのです!設営バリエーションは30以上と言われていますが、アイデア次第でそのバリエーションはさらに増加。新たな発見をもたらしてくれるタープでもあります。今回はそんなニンジャタープの魅力に迫っていきましょう!
ニンジャタープが人気の理由!
入荷したら即完売してしまうほど人気のニンジャタープ。人気の理由は「張りやすい」「設営バリエーション豊富」「持ち運びやすい」の3点。それぞれの理由について紹介します。①設営簡単&すばやく張れる手裏剣型シルエット!
開発当初は変則六角形のシルエットだったそうですが、張りやすさを追求するために試作・テストを繰り返し、たどりついたのが「手裏剣型」。手裏剣型にすることによって、四隅をペグダウンしてからポールを立てるという通常のタープとは逆の設営が可能になり、雨風ありの天候状況でも簡単にすばやく設営できるようになっています。②変幻自在の設営バリエーション!
30以上という自由すぎる設営バリエーションが可能なニンジャタープ。その秘密は「ジョイントポイント」と「テンションスリーブ」にありました。ジョイントポイント
タープ本体の外周には21ヵ所のジョイントポイント(トグル)が付属しています。この機能のおかげでさまざまな位置から張り綱を張ってペグダウンすることができるんです。またジョイントポイント同士の連結やほかのタープとの連結も可能。ポールを通すこともできます。
上の写真はタープ生地を折り返してボトムにし、壁面とジョイントポイントで結合したところ。
テンションスリーブ
ニンジャタープの2辺にはスリーブがあり、その中にはテンションコード(紐)が通っています。四隅に付属するアジャスターでそのテンションコードを絞り込むことができ、タープ生地を自在に変形させることができるのです。
上写真はポールを内側にセットし、テンションスリーブを絞ってひさしに代わりにしたところ。
ポールの支点はセンターライン3ヵ所&ジョイントポイントで!
ちなみにポールの支点はタープ本体の中心と、そのセンターライン上に2ヶ所(生地の端よりも内側)の3ヵ所にベルクロが装備されています。それに加え21ヵ所のジョイントポイントも使えることで、設営バリエーションが多彩になります。
③軽量&コンパクトだから持ち運びしやすい!
約280×280cmのサイズながらも生地素材に薄手で軽量の30Dシルナイロンを採用しているので、重量は約500g(本体・張り綱・収納袋)。ペットボトル1本分に近いサイズなので、ザックに入れて持ち運びやすい大きさです。みんなのニンジャタープ活用術!
インスタグラムで見つけたニンジャタープユーザーの写真をご紹介!みなさんのさまざまなアイデア、参考にしてみましょう!
基本の張り方は、四隅に張り綱を付けペグダウンし、センターラインの端をポールで立ち上げるスクエアタープ形状。
ポールの支点を変えれば、ウイングタープの形状に変身。
出入り口部分を2本のポールで立ち上げ、幕帯は囲むようにペグダウン。開放感とプライバシーを両立!
カヤックのパドルをポール代わりに使うというアレンジ!ULキャンプにももってこいなのがニンジャタープの魅力でもあります。
ポールを中心に幕帯を囲むようにペグダウンした個室バージョン。
ニンジャタープ6変化!張り方を考えるだけでも楽しい!
テントのインナーにニンジャタープを被せた夏キャンプバージョン。涼しそう!
ほかのタープやテントにも自在に連結OK。斬新で美しいシルエットが完成!
アイデアを駆使してニンジャタープを使ってみよう!
設営の仕方はあなた次第。アイデア次第でバリエーションがどんどん増えていくニンジャタープがあれば、キャンプがますます楽しくなりそう!
ただこのニンジャタープ、あまりの人気のために入荷されてもたちまち即売……。手に入りにくいのが現状です。欲しい人はこまめにショップをチェックしましょう。またポールは付属していないのでご注意を!
Freely! NINJATARP!
張り方のアイデアは、あなた次第!