安価だけど使える、コスパ最強なキャンプギアが知りたい!
秋キャンプ真っ只中の昨今、みなさんは最近どんなギアを新調しましたか? アウトドアショップはもちろん、身近な生活雑貨屋やオンラインショップにも、キャンプで使えそうなアイテムがたくさん並んでいます。そこで再び、キャンプを楽しむ外遊び好きの人たちに、コスパ最強の「買ってよかったお手頃ギア」をリサーチしてみました。もちろん今回も3,000円以下というロープライス設定です。
どれも即戦力として使えるものばかりなのでチェックしてみてください!
「ミニマムだけど機能的なアイテムが好き!」
GOAL ZERO専用の「扉開人のランタンシェード」
成山さんが最近入手したお気に入りのアイテムは、ガレージブランド「扉開人(トカイビト)」で定番のランタンシェード。ゴールゼロのLEDランタン専用モデルで、温かみのあるレザー素材にタッセルがアクセントになっています。今夏にオンラインショップのdoorman_storeで見つけて一目惚れしました。ローカルブランドのアイテムなので、人と被らないのもいいけど、実用性も高いんですよ。広範囲を照らしてくれるゴールゼロにこのシェードをセットすることで、スポットライト的な使い方も可能に。手元がとても明るくなるから快適です。
カラビナで吊るしてテントサイトで使っていると、周りのキャンパーさんたちから「それはどこのシェードですか?」って声を掛けていただくことが多いです。それでギアの話しをしたり、キャンプ場を共有し合ったり、いろいろと情報交換できる機会もすごく増えました!
小物の収納に大活躍する「Hightideのタープポーチ(L)」
先日ジャーナル スタンダードのオンランショップで購入したという、ハイタイドのタープポーチ。完全防水ではありませんが、撥水性に優れたPVC素材と止水ファスナーが小雨程度の水なら防いでくれます。日常で使う生活雑貨からスマホまで、いろんなアイテムを収納しています。なかでも、タオルや歯ブラシ、ハンドソープをまとめて収納できるのでとても便利。このまま洗面所に持っていけますから。今ならマスクを入れてもいいかもしれません。
自立する形状や大きなハトメ、目立つ黄色いラベルなどのディテールもキャンプ向き。ハトメにカラビナを通してタープから吊るしておくと探す手間が省けますよ。いろんなサイズがあるけど、このLサイズが個人的には1番使いやすいかなと思います。
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ファミリーキャンプに欠かせない「mont-bellのマイクロタオル」
どうしての荷物が増えるファミリーキャンプで重宝しているというのが、モンベルのマイロタオル。抜群の吸水拡散性を持つマイクロファイバーを使用しているため速乾性も抜群です。必ずフェイスサイズとハンドサイズの2種類を用意していくとか。意外とかさばるタオル類も、これを手に入れてからグーンと軽量化できました。ハンドタオルはパンツのベルトループにもスナップで留めて垂らしても邪魔にならないサイズ感。手を洗った後、すぐに水を拭き取ることができとても便利です。
もちろん吸収力も充分だし、 何度洗濯しても機能性が落ちないから手軽で安心。キャンプ以外でもプールや川など、クルマまでの距離が少しある外遊びの現場でも大活躍しています。荷物持ちが仕事の父親にとって心強い味方になりますよ!!(笑)
mont-bellのマイクロタオル(フェイス)の詳細はこちら
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「なるべく簡素化されたシンプルなギアを収集中」
話題のコラボ!「NATAL DESIGN ×SomAbitoのソマシェラカップ」
シンプルなギアの王道といえば、ご存知シェラカップ。こちらはガレージブランド「ソマビト」のオリジナルとなる「ソマシエラカップ」ですが、ネイタルデザインのロゴがレザー刻印されたコラボモデルになります。シェラカップは使い方に多様性があるので、いくつあっても欲しくなります。だけど定番だけに、キャンプでは誰のカップか分からなくなることも。だからこんな感じでロゴが入っているモデルが重宝します。もちろんブランド自体もお気に入り。
キャンプだけでなく日常でも愛用しています。シンプルなアイテムだから、手入れがラクなのもいいですね。今年の冬はワンバーナーのシェラカップ料理のレパートーリーを増やしたいと思っているので、只今自宅で特訓中です(笑)。
NATAL DESIGN ×SomAbitoのソマシェラカップの詳細はこちら
豊富なカラバリも魅力な「naheのトラベルパッキングバッグ」
キャンプはもちろん、旅行でも大活躍してくれるトラベル用衣類ケースです。こちらは前面がメッシュになっているため通気性も抜群。3つのサイズがあり、セットで購入することも可能です。しかもカラバリも豊富に揃い、全6色展開。3サイズのセットで2000円くらいだから、かなりリーズナブル。それでいてデザインもシンプルだし、軽くてかさばらないのも魅力です。もちろんサイズ毎にウエアを仕分けられるのも便利。メッシュだから中が見えるのも使いやすいですね。
1番小さいサイズのモデルは、ソックスやハンドタオルなどを収納していますが、汚れたり濡れても気軽に洗えるのもいいですね。だから旅行ではシャンプーや石鹸をまとめて入れることも。これはカーキですが、他のカラーも購入して、いろいろとパッキングをしたいです。
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(M)W32.0 ×H13.0 × D22.0 (cm)
(L)W40.0 ×H13.0 × D30.0 (cm)
素材 :ポリエステル
子どもの椅子にも最適な「THE PARK SHOPのパークレンジャーステップ」
アウトドアパパでもあるNISHIOさんは、子どもの椅子にも最適な小型スツールをセレクト。公園をテーマにしたライフスタイルブランド「ザ・パークショップ」からリリースされるモデルで、落ち着いたデザインに仕上げられています。子ども用に購入したけど、対荷重が150kgとかなりタフ。おかげで大人も余裕で座れるし、クーラーボックスを置くこともできます。しかもサイズ的に、テント内でサイドテーブルとして使うのにも丁度いいので、いろいろと重宝しています。
もちろん簡単に折り畳めるし、コンパクトになるから持ち運びも便利。実は同じデザインで、これよりも少し高さがあるスツールや、一回り大きいサイズのテーブルもあるんですよ。セットで揃えて車に常備しておくて重宝すると思います。
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「キャンプで美味しいカレーを食べるためのギア」
大きなスプーンがカレー向き!「モチヅキのカトラリーセット」
金属加工の街、新潟の燕三条にあるブランド「モチヅキ」のカトラリーセットです。大きなスプーンとフォーク、ナイフと箸が用意されていますが、スプーンとフォークとナイフは一体化できるため、かさばらずに持ち運べます。まず、これだけ揃って500円くらいというコスパの高さが魅力。それとアウトドアのカトラリーはサイズが小さかったりするけど、これは家庭用とほぼ同じサイズだから使いやすいんですよ。特にスプーンはカレーを食べるときに重宝しています。
カトラリー類はいろいろ試してみたけど、結局これに落ち着きましたね。コンパクトに収納できるから普段の生活でもバッグに常備しているし、安いから自分用以外にも数セットを用意しました(もちろんカレー用)。
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キッチングローブにもなる「スウェーデン軍のミトン」
昨年、神保町のガラクタ市で3,000円ほどで購入したという、スウェーデン軍のミトン。こうしたミリタリーアイテムやヴィンテージの小物も、どんどん取り入れていくのが角川さんのキャンプスタイル。ネットだけでなくフリマや蚤の市もチェックしているとか。シャンブレー生地がお気に入りだけど、日常で使うよりもキャンプに持っていくことが多いですね。装着していても人差し指が抜ける穴が空いているのが機能的なんですよ。そのため、キッチングローブや鍋つかみとして活躍しています。
ヴィンテージでも切れ味抜群な「Victorinoxのハサミ」
「ビクトリノックス」といえば、マルチツールでお馴染みのスイスの老舗ブランド。実はハサミも豊富なモデルを揃えていますが、こちらはレアなヴィンテージの逸品。ミトンと同じく、神保町のガラクタ市で3,000円ほどで購入したそうです。ちゃんと「ビクトリノックス」のロゴも刻印されているし、今まで見たことがないバネ式がおもしろいと思って入手しました。キャンプではキッチンツールとして、食材や調味料(主にカレー系)の袋を開ける時に使用しています。
ヴィンテージならではのバネ式だけど切れ味もいいし、切るときの感触も独自なんですよ。だから人に貸したときに驚かれたりするのもおもしろいですね。それもキャンプに持ってく理由のひとつです(笑)。
キャンプで使えるお手頃ギアは、あらゆるところで探せる!
今回、3人が紹介してくれたアイテムは、どれも普通のアウトドアショップでは手に入りにくいものばかりでした。それでもキャンプでは大活躍しているらしいので、やはりコスパに優れたお手頃ギアは、あらゆるところで探せそうです。もちろん、それを見つけ出すのもセンスのひとつ。マニアックなブランドを掘るのもいいけど、ホームセンターや100円ショップあたりも狙い目かも?