【酒肴界スター級ギア!?】熱燗・おでん・炙り、が一気にできる「炙二郎」でみんな幸せになった話

アイキャッチ画像撮影:筆者

家族4人、それぞれ食べたいメニューがバラバラ問題発生。

撮影:筆者
晩秋のとある週末。屋上BBQできるのもそろそろ年内最後……、というワケで、出張中の主人をよそに、非情にも残る家族4人で屋上BBQを決行することに。

ですが、なにせ兄妹の年齢差も大きく個性派揃いの筆者ファミリー。なかなか食べたいメニューが一致せず……。

撮影:筆者
①枠:「熱燗&網焼き」で晩秋の情緒に浸りたい筆者
②枠:「焼き鳥&ビール」を神と崇める大学2年長男
③枠:リクエストはエニウェイ「おでん」高校1年次男
④枠:中間テスト前に「ステーキ」でモチベUPを狙う中学1年長女

2020ラスト屋上BBQ主導権争奪杯にて、デッドヒートを繰り広げる4馬……。 そのとき、馬場に一筋の光が……!!

熱燗におでん、炙りも焼きもコレ1台!ハイランダーの「炙二郎」でみんなハッピー!

撮影:筆者
前説(?)が長くなりましたが、その一筋の光明がこちら! ハイセンス&ハイコスパギアが人気の「ハイランダー」から、この秋発売された「炙二郎(あぶりじろう)」

こちら実は、東大阪の豊田工業との共同企画により誕生した、ハイランダーこだわりの超高級コンロ。とあるルートからお借りできることになったので、早速屋上BBQで使ってみましたよ!

パーツや構造はこんな感じ

撮影:筆者
炭の熱で湯煎調理のできる「ゆで一郎」を挟み、炭火で炙り調理ができる「炙り処」が左右に2つ。つまり、炙り処が2つで「炙二郎」というワケなんです!

「ゆで一郎」には直接炭火が当たらず、両サイドの炭火の熱で沸騰しない程度に水が温まる構造に。

撮影:筆者
パーツを全てバラすとこんな感じ。炙二郎部分の蓋を裏返せば、串焼き用パーツに早変わり。ゆで一郎の熱燗用穴あき蓋も外せるので、おでんなどさまざまなメニューの保温に使えます。

「ゆで一郎」「炙二郎」の場所は自由に組み替えOK!

撮影:筆者
炙二郎とゆで一郎の配置は自由に変えられます。配置変更や蓋の着脱の際、各パーツがきつすぎずゆるすぎない絶妙なサイズ感。

1つ1つ手作りというこだわりが、ピタリと美しくはめ込める緻密さに現れています。

側面には火力調整のための吸気口も

撮影:筆者
耐久性が高く美しいオールステンレスボディの両側面には、火力調整のための吸気口もしっかり装備。弱火の炭火で安定させて焼きたいときは、吸気口のない真ん中に炙二郎を配置すると◎。

キャンプへの携行にも便利な収納バッグ付き!

撮影:筆者
撮影:筆者
さすがに横50×高さ15×奥行き17cmという収納サイズは決してコンパクトではありませんが、長さ調節できるショルダーバックルのついた収納バッグも付属しているのは嬉しいポイント。

網や鉄板など、一緒に収納しておきたい小物ギアが収納できるポケット付きなのは便利です。
ITEM
ハイランダー 炙二郎
●サイズ:約W490×H128×D158mm(本体)、約W12.8×H12.8cm(炙二郎)、直径約10cm(ゆで一郎)
●収納サイズ:約W500×H150×D170mm
●重量:約4.1kg
●素材:ステンレス(本体)、オックスフォード(収納袋)
●付属品:収納袋

ワガママ一家の願望を満たすべく、早速「炙二郎」で4種のメニューにトライ!

撮影:筆者
それではいよいよ、炙二郎を実戦投入。ワガママ一家4人の願望をくまなく満たすべく、4種のメニューにトライしてみましたよ。

まずは「炙二郎」に炭火をセット

撮影:筆者
まずは両サイドの炙二郎に炭火をセット。内側の空間は約13×13×7cm(筆者実測)。ホームセンター「D2」オリジナル製品「着火剤のいらないバーベキュー炭」1個が、直径13cm×高さ4.5cmでシンデレラフィット。

撮影:筆者
ロゴスの「エコココロゴス・ラウンドストーブ2」も直径13cm×高さ3.5cmでほぼ同サイズでオススメです。吸気口からの空気の通りもよく、着火後も順調に燃焼。
ITEM
ロゴス エコココロゴス・ラウンドストーブ2
●総重量:(約)800g
●内容量:2pcs
●サイズ:(約)13×3.5cm×2pcs
●素材:ヤシガラ

続いて「ゆで一郎」で筆者熱望の熱燗&網焼きの準備を

撮影:筆者
炭火がセットできたら、今度はゆで一郎で熱燗の準備。水でも熱燗にちょうど良い温度まで上がりますが、早く飲みたいせっかちな筆者は、今回は熱湯を投入。

撮影:筆者
そして右サイドの炙二郎では網焼きの準備を。網は付属していませんが、市販の15×15cmの網がピッタリ。

撮影:筆者
今回は、地元千葉特産「ホンビノス貝」をゴロンと網焼きしちゃいます! 
ITEM
和ごころ懐石 焼き網(角型) 15×15cm
●サイズ(幅×奥行×高さ):150×150×47mm
●重量:46g
●材質:鉄(亜鉛めっき)

炙二郎串焼きパーツで長男待望の焼き鳥もスタート

撮影:筆者
左サイドの炙二郎は蓋を裏返して焼き鳥をスタート! 今まで網で焼いた経験しかなく、串焼き用のパーツに感動する長男。

撮影:筆者
「焼き鳥」「熱燗」「網焼き」3品同時進行の図。なんか、もう幸せすぎて……当初の熾烈なメニュー争いの意味が、ちょっとよく分からなくなってしまう光景です。

撮影:筆者
待望の焼き鳥に、迷うことなくかぶりつく長男。「いやコレ、ワンチャンありでしょ〜!!」と今時の大学生らしく焼き鳥を堪能。

炙二郎でホンビノス貝の網焼きを肴に熱燗をグイッと……!

撮影:筆者
そしてついに来ました! パッカーン!! 大振りのハマグリに似た感じの身で、味も香りもハマグリより濃厚なホンビノス貝。

撮影:筆者
旨味たっぷりのおつゆと一緒にいただきましたよ。もちろん熱燗も一緒にググイッと。ゆで一郎が程よい温度をキープしてくれるので、熱燗はほったらかしで楽チン。


お次はゆで一郎で次男切望のホカホカおでんを

撮影:筆者
飲兵衛2人がガソリンを入れたところで、食べ盛りの次男が切望するおでんにチェンジ! ゆで一郎の蓋を外して熱々のおでんを投入。

撮影:筆者
普段、屋上BBQでは却下されがちなおでんに、すぐさま飛びつくかと思いきや……素早くインスタへ投稿するところはやはり高校生。おかわりしたおでんも最後まで熱々で大満足の表情でした。

最後は炙二郎+鉄板で長女の野望、ミスジステーキ!

撮影:筆者
左サイドの炙二郎の蓋を表に戻し、最後はいよいよ長女の野望、鉄板焼きステーキの準備を。鉄板も付属していないので、15×15cmサイズのものを用意。

撮影:筆者
せっかくのステーキをおいしく焼き上げるべく、今回は極厚4.5mmの「New遊火パン スクエア鉄板」をチョイス。4辺とも縁が少し上がっているので、肉汁や油が周囲にこぼれることなくスムーズ。

撮影:筆者
鉄板が上からの空気を遮断する心配も無用でした。吸気口を最大に開けばタフな火力が持続。ご覧ください! この程よくミディアムレアな焼け具合。中間テストを目前に控えた長女も、バッチリスタミナ補給! 
ITEM
【New遊火パン】極厚t4.5mmスクエア鉄板
●サイズ:150×150mm
●重さ:733g
●セット内容:クッキング鉄板・リバーシブル2wayハンドル

オマケで、こんなメニューも試してみました!

ホットワイン&チーズフォンデュ&ベーコン巻きトマト

撮影:筆者
別の日に、今度は趣向を変えてホットワイン&チーズフォンデュにトライ! ゆで一郎の蓋の穴には、口径約12cm×底径約7.5cm×高さ約3.5cm(筆者実測)のセリアのシェラカップがジャストフィット。

左の炙二郎では、ベーコン巻きトマトとウィンナーを鉄板調理。右の炙二郎ではチーズを加熱。

撮影:筆者
極厚鉄板でジューシーに焼けたウィンナーを、熱々トロトロのチーズへダンク。おいしいとおいしいの競演に、もう、言語中枢がやられてしまいそうに……。炙二郎、恐るべし……!

おしるこ&おもち網焼き

撮影:筆者
寒い時期の定番スイーツ、おしるこ&おもちにもチャレンジ。我が家の子どもたちは、1人で5〜6個ペロリと食べるおもち好き。追加のおもちが焼けるタイミングで、おしるこを温め直す手間が要らないのは実に効率的。

撮影:筆者
13×13×7cm=1,183mlと、4人で食べるには十分なおしるこが温められるゆで一郎。おもちも両サイドの炙二郎で一度に効率よく焼けるので、おかわりの待ち時間もミニマムに。

ワガママ家族もまあるく収まる「炙二郎」でしっぽりと

撮影:筆者
……とこんなワケで、大人げない筆者が筆頭にのワガママ家族も、炙二郎にかかれば借りてきた猫のように大人しく。今年最後の屋上BBQが、見事にまあるく収まったのでした。

あらゆるメニューにマルチにフィット、まだまだ無限のポテンシャルを秘めた炙二郎で、幸せBBQを堪能してみませんか?

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