【朗報】あの幻の“ヘッドキャップ”がついに量産化!
手や口を拭いたり、ギアについてしまった汚れを落としたりと、何かと出番の多いウェットティッシュ。キャンプでも必需品ですよね。でも、そのまま置いておくとどうしても生活感が漂って気になる……。そんなときの救世主となったのが、ハーフトラックプロダクツ×バリスティクスの「ウェットティッシュカバー」。これを実装するだけでだいぶカッコよく仕上がるのですが、さらに専用のヘッドキャップをセットすると、とにかく“ミルジュアリー※”な装いになるんです……!
しかしこのヘッドキャップ、これまで欲しくてもなかなか手に入りにくい状況でしたが、ついに量産化するとの一報が!
今回、CAMPHACK編集部で現物をいち早くお借りできたので、特長や着用方法、実装例など詳しくご紹介していきます。注意点と気になる発売日についてもまとめているので、ぜひ最後までお目通しを!
アリ・ナシでカッコよさの差は歴然です
このヘッドキャップを開発したのは、プロダクトデザイナーとして活動するかたわらガレージブランド「H&O(エイチ&オー)」を運営しているakatonboさん。自身も「ウェットティッシュカバー」の愛用者で、どうしても隠しきれなかったフタ部分をどうにかしたいとの想いからヘッドキャップをデザインし製作。当初は自分のために作ったそうですが、SNSにアップしたところ「売ってほしい」という声がたくさん寄せられ、少量ずつ受注して販売されていました。
しかし、本業のかたわら個人で行うには手間のかかる作業だったため、欲しくてもなかなか手に入らないという幻のヘッドキャップになっていましたが、今回バリスティクス協力のもと量産化できるようになったとのこと……!
カラーは、コヨーテ、オリーブドラブ、ブラックの3色展開。とにかくこのヘッドキャップのアリ・ナシでカッコよさが全然違うので、いろいろなシーンを想定して置いてみることにしました。まずは劇的なビフォーアフターをご覧あれ。
キャンプ編
まずはキャンプシーンでセットしてみました。使用したのは、オリーブドラブ色のヘッドキャップ×マルチカム色のカバーです。そのまま置いているだけだと、やはりぬぐい切れない生活感。カバー装着でだいぶカッコよくなりましたが、さらにヘッドキャップをプラスするとその差は歴然……!
なかでもウッドアイテムとの相性抜群。またこれは言わずもがなですが、ミリタリー系アイテムで統一しているキャンプサイトとも相思相愛レベルでしょう。
自宅の飾り棚編
続いて、自宅の飾り棚にセット。使用したのは、先ほど同様オリーブドラブ色のヘッドキャップ×マルチカム色のカバー。すっぴん状態だと「いかにも!」な感じですが、ヘッドキャップ&カバーを実装することで周りのインテリアやグリーンと調和してくれました。
デスク編
そしてデスク周り。仕事に集中するためにも、PC機器周辺は統一感を出したいですよね。今度はブラック色のヘッドキャップ×マルチカムブラック色のカバーを装着。カバーのポケットにはペンやハサミなど使用頻度の高い文具をイン。まさかこれがウェットティッシュだなんて誰も思わないでしょう。
クルマ編
最後はクルマの中に置いてみました。使用したのは、コヨーテ色のヘッドキャップ×ダックハンター色のカバーです。言うまでもありませんが、断然スタイリッシュな装いに。筆者の場合、大体この手のウェットティッシュは座席裏のポケットに無理やり入れているのですが、これなら目のつくところに置きたい!
ヘッドキャップの装着方法は?
このヘッドキャップ、ただ単にエリエール本体の上に被せているわけじゃあないんです。最初手に取ったとき、「どうやって装着するんだろう?」「一体どこからウェットティッシュが出てくるの?」と不思議に思ったので、装着方法をご紹介します。思わず「なるほど~」と唸ってしまうギミックになっていますよ!
①エリエールのキャップを取り外し、ベロを切り取る
まず、エリエールの白いキャップを取り外します。このとき、出し入れ口のベロ部分も取っておきます。②出し入れ口のシリコンパーツも取り外す
続いて、出し入れ口のシリコンパーツを取り外します。上から押し出すと簡単に外れました。③ヘッドキャップを開ける
ハンドルを掴んで、ヘッドキャップを開けておきます。(※開け方には注意点があるので、後ほど詳しく紹介します④ヘッドキャップの口にシリコンパーツを移植する
先ほど取り外したシリコンパーツを移植します。裏側からグッと押してはめ込みます。
⑤ エリエールのキャップをはめ込む
そして、エリエールの白いキャップをヘッドキャップにはめ込みます。ジャストフィットなので、少し力を入れてグッと押し込みます。⑥中身を引き出し、ヘッドキャップを締める
中身を引き出してシリコンパーツに挿し込み、ヘッドキャップを締めれば完成です!
ここだけ注意して
ハンドルを持ち上げるとヘッドキャップがオープンするギミックになっていますが、このとき持ち上げる方向に注意が必要です。パッと見だと分かりにくいですが、穴が開いている側(〇で囲ってある側)のみ持ち上がる仕様になっています。誤って反対側(根元のジョイント)を持ち上げてしまうとハンドルが千切れてしまう可能性があるので、この点だけご注意を。
それにしても精巧なデザイン……! カッコよすぎ。
エリエール以外にも使えるの?
ヘッドキャップに関しては、「原則として、中に入るウェットティッシュはエリエールブランドの筒型形状のものに限られます」とオフィシャルサイトに注意書きがなされています。ですが、物は試しということで、家にあった他メーカーの筒状ウェットティッシュにも装着してみました。エリエールより少し小さめの筒型です。
結論から言うと、エリエールの直径より小さいものであれば、装着できなくはありません。ただし、当然ながらフィット感は得られないので、中身を引き出す際にキャップが浮いてしまいました。
その都度キャップを押さえながらであれば引き出すことはできましたが、繰り返し使っているとやっぱり面倒かな……。
ちなみに、フィット感の差はこのような感じ。左が他社、右がエリエールです。
エリエールはまさにジャストフィットで、少し力を加えないと外れないくらい一寸の隙間もありません。本当に見ていて気持ちいいほど、ピタッと吸い付くようにハマります。
他社製は、見ての通りユルいです。隙間に何かをかませれば使いやすくなるかもしれませんが、あくまでエリエールに装着することを前提に作られているので、他のウェットティッシュに使用する場合は自己責任で!
気になる発売日は……?
生活感漂うウェットティッシュをいとも簡単にミルジュアリーなルックスに着せ替えてくれるヘッドキャップ&カバー。販売元のバリスティクスに問い合わせたところ、現段階では6月頃に発売予定とのこと。詳しい日程は決まり次第オフィシャルサイトで公表されるそうなので、気になった方はこまめにチェックを。発売が待ち遠しいッ……!
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