人気アウトドアショップに聞く!今の売れ筋ベスト5【Nicetime Mountain Gallery編】

アイキャッチ・記事中画像提供:Nicetime Mountain Gallery

アウトドアショップで特に売れているアイテムって?


決して安くはないキャンプギア。「買って失敗した~(泣)」は、できれば避けたいですよね。そこでCAMP HACK編集部が、アウトドアショップに聞き取り調査。「正直、これ売れています」な、売れ筋トップ5を教えていただきました。

これからの買い物でハズさないためにも、ひとつ参考にしてみて損はありませんよ!

今回は、アウトドアショップ『Nicetime Mountain Gallery』の売れ筋商品をヒアリング


今回、ショップで売れている商品ベスト5をご紹介いただくのは、東京都渋谷区の幡ヶ谷にある『Nicetime Mountain Gallery』(以下、『Nicetime』)。

出典:Instagram by @nicetime.mountain
まるで高級アパレルショップのような内観の『Nicetime』には、機能美と実用性を兼ね備えたアイテムが勢ぞろい。洗練されたそれらをアート作品のように展示する、独特の販売形式も魅力のアウトドアセレクトショップです。


またアウトドアで飲むコーヒーの愉しみを提案する『Nicetime』では、バーナーやドリッパー・ミル・そしてコーヒー豆の販売も行っています。さらに店内にはエスプレッソマシーンを設置。厳選されたアウトドアギアを選びながら、本格的なコーヒーを味わうこともできるんです。

お話を伺ったのはショップマネージャーの石井さん

湖畔や川沿いにある穴場のサイトで仲間と焚き火を囲み、ハンモックでのんびり過ごすキャンプが好きですね。でも野山のなかではアクティブに動くのが好きで、スピードハイクやトレイルランニングなども趣味で楽しんでいます。

自転車キャンプでは離島巡りにも挑戦してみたいですね。

のんびりと過ごすゆる〜いキャンプから軽量で高機能なギアが求められる山でのアクティビティまで、ご自身も幅広くアウトドアを満喫されている石井さん。そんな石井さんをはじめとするスタッフが選ぶ製品は、どれもフィールドプレーヤーとしての審美眼からこだわりぬかれたアイテムばかり。

気になる『Nicetime』の売れ筋アイテムベスト5、さっそく紹介していただきましょう。


『Nicetime』の売れ筋アイテムトップ5

第5位:Nicetime「コーヒーミルハンドルホルダー」

出典:Nicetime

第5位は、『Nicetime』オリジナルのコーヒーミルのハンドルホルダーです。コーヒーミルを持ち運ぶ際、ミル本体とハンドルが別々なのが不便だなと感じていたので、ショップオリジナルでレザー製のハンドルホルダーを製作しました。

アウトドアでも「挽きたてのコーヒーを飲みたい」という方が増えたことも、人気の理由のひとつと感じています。イタリアンレザー製でカラーは4色展開。どれもアウトドアシーンになじむ落ち着いた色味で、その中でも皆さんどれにするか楽しみながら選んで行かれますよ。

POLEXやromoのステンレス製コーヒーミルなど、アウトドアに持ち出しやすいコンパクトなミルにピッタリ合うように作られた『Nicetime』オリジナルアイテム。ハンドルを外してレザーホルダーに挟み込むことで紛失の心配がなくなり、収納もスマートに。アウトドアに連れ出す回数も多くなりそうですね。

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第4位:AKIHIRO WOOD WORKS「Jincup」「Jincup Urushi」

見事な削り出しが美しく、持つと驚くほど手に馴染むオールハンドメイドで作られるウッドカップです。丁寧に作られていることが一目でわかる手彫りの跡は、思わずニギニギしてしまうこと間違いなし!

天然素材を手作業で加工しているので、木目や木肌の質感・木の色味などは様々。一期一会の出会いを楽しめます。ひとつ購入したあとに気に入られて家族分を購入されたり、ペアで選んでいただくことも多いアイテムです。

鹿児島県を拠点に親子3人で木工所を営む「AKIHIRO WOOD WORKS」のカップが第4位。M(140cc)・L(180cc)・LL(280cc)の3サイズ展開です。食品衛生法をクリアした樹脂コーティングが施されているので、コーヒーやスープを飲むカップとしてアウトドアでも安心して使えます。

ぬくもりのあるアイテムで、アウトドア好きな方へのプレゼントにも良さそうですね。

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第3位:sosogu_(ソソグ)「sosogu_シリーズ」

第3位は、アウトドアケトルが抱える問題をまさかのシンプルアイディアで解決してくれた、sosogu_シリーズ。まるでドリップポットのように細くお湯を落とすことができる、コーヒー好きにはたまらない画期的な逸品です。

使うと思わずニヤッとしてしまう発明品で、キャンパーやハイカーなど幅広いアウトドアジャンルを愉しむ方に購入されています。お気に入りのコーヒー豆やミルも一緒に、いつもセットで用意しておくのがオススメです!

第3位に登場したのは、他のアウトドアショップでも人気の高いsosogu_シリーズ。アウトドア各社から発売されているケトルの注ぎ口に装着すると、コーヒー専用のポットのようにお湯を細くドリップできる便利アイテムです。

「アウトドア用のケトルは持っているけど、自宅用のポットを持っていなかった」という方も、あるととても便利ですよ。

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第2位:CAYL(ケイル)「MARI Roll Top with Bottle Pouch Nicetime Exclusive」

ULハイキング界の注目ガレージブランド「CAYL(ケイル)」に惹かれ、Nicetimeが別注でオーダーした軽量バックパックです。男女問わず人気のカラーなのですが、こちらのX-Pac生地が廃盤になってしまい……。

再生産の目処が立っていないので、気になる方はお早めにお問い合わせください!

ロールトップタイプの弱点のひとつに荷物へのアクセスのしにくさがありますが、このザックは上下どちらからでも開閉できるフロントジッパーがその問題を解消。ガバッと大きく開いて出し入れしやすく、何がどこにあるかも一目瞭然です。

フィールドでストレスなく使えるこの工夫が、多くの方に選ばれる大きな理由ではないでしょうか。

注目のガレージブランドCAYLのデイパックが2位に登場。機能性とデザインのバランスが見事な30Lのバックパックで、トレイルランニングやハイキングはもちろんタウンユースまでカバーしてくれる一品です。

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第1位:Nicetime × sanzoku mountain「ORTEGAシリーズ」

いま一番の人気アイテムと言えるのが、Nicetimeがsanzoku mountainに別注した焚き火台のセット「ORTEGA」シリーズ。ニューメキシコ州チマヨの伝統工芸品でもある織物の柄をモチーフにデザインされた、プリミティブな幾何学模様が特徴です。

揺らめく炎によって模様が美しく浮かび上がり、焚き火を囲むひと時をより一段と豊かな時間にしてくれます。

2019年のリリース以来、入荷前に予約で完売してしまうこともしばしばありました。円盤型の「mouncol」と筒状の「mouncos」という二つの焚き火台にテーブルの「derutas」、この3点セットで愛用いただいているお客様も多い大人気シリーズです。

栄光の第一位に輝いたのは、緻密で美しいデザインが人気のsanzoku mountain「ORTEGAシリーズ」の別注モデル。3アイテムから成るシリーズですが、もちろん単体での購入も可能です。キャンプサイトの雰囲気を一気に格上げしてくれるアイテムは、依然人気のようですね。

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Nicetimeの売れ筋ベスト5には、コーヒーをより深く愉しむアイテムをはじめ、デザインに優れた商品多くラインナップされていましたね。

さて、ここまでは「今」売れているアイテムをご紹介いただきましたが、常に一歩先を行くのがセレクトショップ。次は、これから流行るであろう商品についても伺いました。

これからクル!?『Nicetimeが推す3アイテム

その1:TRIPATH PRODUCTS 「MOKUME TABLE」

まずは「TRIPATH PRODUCTS」の新作テーブル。北海道に本社を置く金属加工会社が展開する、アイアン系ブランドの商品です。レーザー加工により美しい木目が刻印された天板がスライド・サイドハングし、中段の天板にはバーナーを置いて調理も可能。

置きたいギアによって高さの組み合わせなどを好みにカスタマイズできるという、優れものです。すべて平面パーツでできているので、収納時は厚さなんと3.5cm。コンパクトで車載にも優しい設計です。

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その2:MSR 「ウィンドバーナー パーソナルストーブシステム」

次に紹介したいのが、満を持してようやく日本で発売されたMSRのガスバーナー。最大の特徴は、超効率で燃焼するラジエントバーナー機構。バーナー部が露出しない構造のため実質的に風の影響を受けず、バーナーの熱をロスなくポットに伝えられます。

ポットの底には効率良く熱を受けるヒートエクスチェンジャーがあり、驚くほど早くお湯を沸かせます。気候条件に左右されることなく高パフォーマンスを発揮するため、燃費も安定。どれくらいガス缶を持っていくか計画を立てやすいのが助かります。

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その3:ZEROGRAM 「El Chalten Pro Japan Edition/2020 シリーズ」

最後は、UL志向のキャンパーに人気のZEROGRAMの新作テント。フライとインナー・フットプリントが一体型構造になった、革新的な軽量ダブルウォールテントです。とにかく設営が簡単なのと、インナーテントに使用されたモノフィラメントによる結露の少なさで、日本の環境にもぴったり。

2020年モデルは内部空間がさらに広くなり、耐候性がより強化されています。日本限定カラーのレッドのほか鮮やかなブルーもラインナップされ、発売前から注目を集めています。

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『Nicetime Mountain Gallery』にはまだまだ注目アイテムが盛りだくさん!

出典:Instagram by @nitime.mountain
『Nicetime』のランキングと今後の注目アイテムは、見た目と機能性その両方が高いレベルで両立されたアイテムばかりでしたね。お店では各ブランドのポップアップショップや、写真展が開催されることもあるのだとか。

実用的なアウトドアギアをアーティスティックに楽しめる『Nicetime』。今後の取り扱い商品も要注目です!

Nicetime Mountain Gallery

住所:東京都渋谷区幡ヶ谷3-55-2
※来店には事前予約が必要となります。

公式サイトはこちら

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