冬に食べるスイーツは格別に美味しい!
こんにちは、料理家のカノウヒナタです。山やキャンプなど外で食べるごはんは、普段の何倍も美味しい。とはいえ、外は不便だし、キャンプ道具は重たくて、なかなか重い腰が上がらない……なんて方も多いのでは?
こちらの連載では、気軽に持ち運べて、料理をするのに欠かせない熱源「ワンバーナー」を使ったキャンプ料理を紹介していきたいと思います。
この時期ぴったりな海外のあったかスイーツ
まだまだキーンと冷たい空気の冬。寒い日に食べるあつあつのスイーツは、幸せな気持ちにしてくれますよね。とはいえ、寒い外での料理は億劫になりがちなので、とっても手軽にできるスイーツレシピのご紹介です。今回はベトナムスイーツのチェー。ココナッツミルクをベースにしたスイーツで、日本のぜんざいやお汁粉のようなものです。ココナッツの風味や甘さにほっこりします。
具材にさつまいもや生姜を使って身体の芯から温まるレシピ。やっぱり冬のキャンプは食べて温まるのが一番! あつあつスイーツで、寒い冬も結構好きだな……なんて思えそうです。
今回は厳しい環境でも使えるストーブで調理!
さて、レシピの前に熱源になるガスワンバーナーですが、寒い時期、火力やその安定性が悩みですよね。寒いのに、なかなか沸騰しない! となると料理をする気も無くなってしまうかも。ガソリンストーブは荷物が重くなったり、着火までの手間もあるし……。今回使用したSOTOのウインドマスターSOD-310にはマイクロレギュレーターが搭載されていて、厳しい環境下であっても安定した火力を得られるとあって、この時期大活躍です。五徳は4本のものを使用しているので少し大きめの鍋を乗せても安心ですよ。
では、レシピのご紹介です。
さつまいもと生姜のチェー(2〜3人分)
〈材料〉・タピオカ入りココナッツミルク(160g) 2個
・さつまいもの甘露煮(130g) 1袋
・生姜 1片
・ゆであずき(缶詰) 大さじ2
・白玉粉 40g
・水 35ml
タピオカは戻すのに時間がかかるので、気軽に作れる「タピオカ入りのココナッツミルク」を使います。スーパーやコンビニに置かれているので是非チェックしてみてくださいね。
実は簡単にできる白玉団子作り
まずは白玉団子をジップロックの中で作ります。白玉粉と水を入れて、全体の粉っぽさがなくなるまで手でよく揉みます。ジップロックの角を2cmほど切り取ります。
ぎゅっと絞って好みの大きさで団子を作ります。
沸騰させたお湯の中に団子を入れ、浮いてきたら取り出します。
具材を入れてひと煮立ち
タピオカ入りココナッツミルクをコッヘルに入れ、薄切りした生姜、さつまいもの甘露煮をいれて中火にかけます。全体を混ぜ、沸騰する直前で火を止めます。
器に白玉団子、あずきと一緒に盛り付けたら完成です!
とっても簡単! 甘くてココナッツの風味がほっこり。白玉だんごが小腹を満たしてくれて、ピリッとした生姜が効いてます。他にもバナナを入れたり、シナモンを入れたり。アレンジが色々できるチェーですが、コッヘル一つでできてしまうのも魅力的ですね!
ぜひあつあつスイーツをお試しください。
今回使用したバーナーはこちら
SOTO ウインドマスター SOD-310
■外形寸法:幅76×奥行100×高さ86mm(使用時・本体のみ)
幅40×奥行43×高さ75mm(収納時)
■重量:81g(本体のみ)
■発熱量:13.0kW(2,600kcal/h)
幅40×奥行43×高さ75mm(収納時)
■重量:81g(本体のみ)
■発熱量:13.0kW(2,600kcal/h)