“焚き火料理の達人”が教える3つのブッシュクラフト料理

CAMP HACK × ソトレシピ

ソトレシピ

この記事は、キャンプ料理専門のレシピサイト「ソトレシピ」で掲載されたレシピをCAMP HACKでもお届けする連携企画。

今回は“焚き火料理の達人”から教わる、自然の素材を使ったブッシュクラフトスタイルで作るキャンプ料理をご紹介します!

北欧風焚き火炙りソーセージ「マッカラ」

ソトレシピ ブッシュクラフト
自家製のマスタードソースでいただくのがフィンランド流。

道具

枝(必ず有毒成分のない枝を使う)
ナイフ

調理時間

30分

材料

(4人分)
ソーセージ・・・人数分
マッシュルーム・・・人数分
★ 卵黄・・・2個
★ オリーブ油・・・卵黄と同量
★ マスタード・・・卵黄と同量
★ レモン汁・・・1個分
★ ディル(できればフレッシュ)・・・適量
★ 塩こしょう・・・適量

作り方

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① ★を混ぜて作るソース材料のディル(ハーブ)は、茎も葉も細かくきざみ、レモンを絞ってよく混ぜ合わせます。
ソトレシピ ブッシュクラフト ソトレシピ ブッシュクラフト ソトレシピ ブッシュクラフト ソトレシピ ブッシュクラフト
② 70cm位の先端が二股になった有害でない適当な枝を用意し、先端をナイフで鋭利に削る。
ソトレシピ ブッシュクラフト
③ 枝の先端へソーセージやマッシュルームを刺す。ただし具材から枝が突き出さないようにする。
ソトレシピ ブッシュクラフト
④ 焚き火の熾火(おきび)へかざす感じで、少し気長に焦げ目がつくように炙る。
※赤い炎で直接炙ると煤(すす)が付いて味に影響が出たり、中が冷たいままの場合があるので注意する。
⑤ 焼きたてへマスタードソースをたっぷりつけ、熱々を頬張る。

撮影/見城了


シェフのひとこと

北欧フィンランドでは、焚き火をするとき必ず食べる焚き火ソーセージ。特性のマスタードソースは、たっぷりつけましょう!

シェフ/長野修平

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ラムシャンデリア焚き火ロースト

ソトレシピ ブッシュクラフト ラム肉をつなげて作る豪快焚き火料理。

道具

トライポッド
チェーン
ワイヤー
S字フック(鉄製)

調理時間

120分

材料

(8人分)
ラムラック・・・1500g(500g×3)
塩こしょう・・・適量
タイム・・・適量
ブドウ・・・お好みで
山椒の実・・・お好みで

作り方

① ラムラックのスジを取る。
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② 3つのラムラックを、端にある骨同士を上下2カ所ワイヤーで固定し、クラウン型にする。

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③ 塩こしょう、タイムを混ぜて、②の全体にすりこむ。

ソトレシピ ブッシュクラフト ④ 結んだワイヤーの上側3カ所にS字フックをそれぞれに引っ掛け、トライポッドから垂らしたチェーンに、反対側を引っ掛けてぶら下げる。
ソトレシピ ブッシュクラフト
ソトレシピ ブッシュクラフト ⑤ つなげたラムラックの内側に、木の枝を数本つっかえ棒になるように入れて広げる。そしてトライポッドの下に焚き火を起こし、1時間半ローストする。
ソトレシピ ブッシュクラフト
⑥ ラムラックを一度外し、上下をひっくり返してフックを掛け直す。もう一度チェーンに吊るし、さらに30分焚き火で炙る。
⑦ トライポッドから外し、20分ほど肉を寝かす。
⑧ ワイヤーを外し、骨の間からスライスする。最後にお好みで半分にカットしたブドウと山椒の実をのせて完成。

撮影/見城了


シェフのひとこと

⑤の焼き加減は、手で肉を押して弾力があるかで判断しましょう。また⑥の炙りは、ラムの真ん中に枝を入れて火を内側にもあてるようにしてください。

シェフ/長野修平

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豚肩ロースのウドの葉ロースト

ソトレシピ ブッシュクラフト
豚の大きな塊肉を香りのいい野草で包み焼きするダッチオーブン料理。

道具

ダッチオーブン

調理時間

60分

材料

(4人分)
豚肩ロース肉・・・500~2000g
塩こしょう・・・適量
ウドの葉・・・適量

作り方

① 豚肩ロース(今回は2kg)は事前に常温に戻しておく。
② ダッチオーブンの底へ2cmの厚みにウドの葉を敷き詰める。
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③ ②の上に塩と胡椒をたっぷりまぶした肉を置き、さらに側面の鍋肌と肉の間へもウドの葉を詰め込み、最後に上にも葉をのせる。
ソトレシピ ブッシュクラフト ソトレシピ ブッシュクラフト ④ 肉の上へ最初に載せる葉は、肉の旨味を吸って美味しく食べられる新芽の部分など柔らかめの葉を忍ばせておく。
ソトレシピ ブッシュクラフト
⑤ 下火が2割、上火が8割の火加減が目安。鍋外の側面も加熱されるように焚き火をコントロール。約50分間徐々に弱火になっていくのを見守りつつ、ロースト。
ソトレシピ ブッシュクラフト
⑥ 焦げた感じになる肉の上の葉を取り除き、中央へ串を刺して透き通った汁が出るようであれば火が通った目安。

⑦ 鍋から出し、好みの厚みに切り、柔らかく仕上がったウドの葉と一緒に食べる。

シェフのひとこと

ウドは新芽以外は食用向きではありませんが、強烈とも言える野草の香りで肉を特別な旨味へと変えるとともに、生葉で包むことで豚の味も凝縮されます。ウドの葉以外に笹の葉、朴葉(ほおば)、ふきの葉なども食用向きです。

シェフ/長野修平

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