電源いらずでお洒落で便利!アウトドアシーンでも大活躍なウッドスピーカーをDIY

CAMP HACK × DIYer(s)

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この記事は、ライフスタイルメディア「DIYer(s)」で掲載されたDIY方法をCAMP HACKでもお届けする連携企画です。

今回は、電源いらずでキャンプやBBQなどでも活躍するウッドスピーカーの作り方をご紹介します!

キャンプでスピーカーを使いたいけど電源が…

電源不要なウッドスピーカーは配線がなく見た目もすっきり、木製なのでキャンプサイトでもお洒落に溶け込みます。また、コンパクトで持ち運びも便利!

ということで、差込口にiPhoneを入れるだけで使えるウッドスピーカーをDIYしてみました。

材料

・ラワンランバー15mm 225mm×135mm(表面)
・ラワンランバー18mm 225mm×135mm(裏面)
・ラワンベニヤ9mm 225mm×135mm(中面)

材料となる木材は上記のものを使っていますが、あくまで一例です。もっと木目を生かしたいなら針葉樹合板、表面の表情が豊かなOSB合板など自分好みで選んでください。

道具

・ボンド
・ウェス
・鉛筆
・差し金
・ジグソー
・サンダー
・ホールソー

作り方

STEP.01 くり抜く面をマーキング

表面にホールソーで穴を開けるために円の中心となる部分にマーキングします。今回は横から6cm、縦から7.25cmを中心としています。

STEP.02 ホールソーで穴を開ける

マーキングが終わったら、穴開けです。今回は卓上ボール盤という電動工具を使用し、60Φmmのホールソー(切削工具)を装着して穴を開けていきます。
ホールソーはインパクトドリルドライバーに装着しても使えるのですが、卓上ボール盤だと安定感が高くサクサクと作業を進めることができます。

STEP.03 中面のカット箇所をマーキング

続いて中面を先ほどのくり抜いた表面の中心と合うようにマーキング、そしてiPhoneの差込口、音が抜ける導線もマーキングします。

この時、実際にiPhoneを置いてサイズを確認しながら作業を進めましょう。また、円のサイズを表面よりも大きい65Φmmにすることで板を貼り合わせた時に内側の構造が見えない仕様になります。


STEP.04 中面をカット

マーキングした箇所をホールソーでくり抜き、残りをジグソーでカットしていきます。ズレないように慎重に作業を進めていきましょう。
カット後の姿がコチラ。この中面の構造がウッドスピーカーの肝となります。貼り付けた後だと修正がきかないので、iPhoneがちゃんと収まるか確認するのも忘れずに。

STEP.05 各パーツをサンディング

くり抜きとカットが終わった表面と中面、そして裏面のパーツをサンダーで形を整えます。角はそのまま残すもよし、サンディングで面取りするもよし、自分好みに仕上げていきましょう。
サンディング後の姿がコチラ。写真では伝わりにくいですが、サラサラな肌触りになります。また、サンディングした方が塗料やワックスの乗りがよくなるので、この工程を加えることをおすすめします。

STEP.06 ボンドで接着

いよいよ組み立ての工程です。各パーツにボンドを塗り、固定させていきます。この時、ボンドを塗りすぎるとパーツから漏れてしまうので注意しましょう。

また、ヘラを使って薄く伸ばしておくと漏れにくいです。
漏れたボンドは拭き取り、しっかりと固定させます。
ひとまず完成。表面の穴を中面よりも小さくしたことで内部の構造が見えづらくシュッとした印象に仕上がりました。

そして、ここからはアレンジの工程に入ります。

STEP.07 ワックスで味付け

無垢のままでもなんら使用には問題ないですが、せっかくなので木材をビンテージ調に仕上げるワックスで味付けていきます。
木目に沿って、ワックスを塗り込んでいきます。 側面もウェス(布の切れ端)を使って塗り込みます。全体を塗り終わったら、新しいウェスを使って拭き取りをします。この作業を丁寧にすることで、色ムラやベトつきのないきれいな表面に仕上がります。

【番外編】焼印でオリジナリティーアップ!

以前開催したワークショップで人気だった焼印の工程もせっかくということでトライ。なかなか焼印を持っているという人もいないかもしれませんが、お持ちの方はオリジナリティがでるのでおすすめです!
オリジナルの焼印を加えたことでデザイン性も加わりました。ただ、ここだけの話、サンディングして焼印部分を削っては、再度焼印を押すこと数回……。

最終的にスタンプで“D.I.Y.”の文字を追加して完成としました。この試行錯誤もまさにDIYの楽しさと言える部分ではないでしょうか。

世界に一つだけのウッドスピーカーが完成!

以上、ウッドスピーカーの作り方をレクチャーしてきました。本体の形もベーシックなのでちょっと違う形を作ってみたい、せっかくならアレンジでもっと遊びたいなど、想像が膨らんだ方はぜひ自分のやり方でトライしてみてください!

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